グッチオ・グッチがイタリアで創業した老舗ブランドグッチは、今や世界中のファッショニスタやハイブランド愛好家たちから愛されるファッションブランドとなっていますが、もともとは馬具製造の会社でした。
グッチがもともと馬具を作っていたということが分かる名残がシェリーラインで、この起源は馬具の腹帯と言われています。
ウェブライン、リボンライン、ウェビングなど、様々な呼び方のあるシェリーラインは、3本のストライプのことで、両端を同じ色で挟んだツートーンとなっています。
イタリアの国旗を彷彿とさせる緑と赤のシェリーラインが、もっともグッチらしいカラーで、よく見られるカラーリングですが、今回お買い取りしたグッチの長財布に用いられているシェリーラインは、定番中の定番である緑と赤のツートーンです。
両端は落ち着いた深い緑色で、真ん中に高級感溢れる品のある赤色が通っています。
長財布の素材はPVC(Poly Vinyl Cloride)加工が施されており、ポリ塩化ビニル樹脂でコーティングされているため、防水性に長けており、雨の日でも傷む心配なく持ち運べるのが嬉しいポイントとなっています。
PVC加工の製品は防水面だけでなく、非常に物持ちが良く、オールドグッチの製品である本品の状態もとても良いです。これから先も長く使えますし、扱いやすく使い勝手が良いため、日常使いに最適です。
財布の柄はグッチの頭文字である「G」のロゴをあしたった定番のモノグラムで、品のあるお洒落なデザインとなっています。
シェリーラインが良いアクセントとなっており、カジュアルさも演出してくれているので、休日のお出かけなどのお供にピッタリですし、もちろんグッチのハイブランド感も湛えている上品な財布ですのでビジネスシーンやフォーマルな場面でも恥ずかしくない財布です。
女性でも男性でも持ちやすい財布ですので、プレゼントにもおすすめです。
普段シンプルな財布を使っているという方には、ちょっとした遊び心も感じられる本品を贈ってみるのも良いかもしれません。
カインドベアでは、グッチをはじめとするハイブランドの財布を多く扱っております。
サイズ感や素材感、デザイン、ブランドの種類など、豊富な品揃えですので、プレゼント探しや自分が使うためなどに探しにきてください。
また、買い取りも積極的におこなっておりますので、使っていない状態の良いハイブランドの財布やファッション小物がある方は、ぜひお持ちください。心よりお待ち申し上げております。
今回は、人間国宝の職人さんが手掛けた素晴らしいコーヒーカップとソーサーのセットをお買い取りいたしました。
江戸時代から現代まで脈々と引き継がれてきた有田焼陶芸家一族の当主、酒井田柿右衛門の13代目が手掛けた柿右衛門窯のコーヒーカップとソーサーで、6つのセットが揃った非常に良い状態でお買い取りさせていただきました。
13代目の酒井田柿右衛門は人間国宝に認定されており、骨董品としても美術品としても、非常に価値の高い作品です。
酒井田柿右衛門様式の特徴のひとつに、花鳥図などの絵柄を乳白色の陶器にたっぷりと余白をとって描く、いわゆる「余白の美」を生かした様式があります。この様式に用いられる乳白色の白磁の事を「濁手(にごしで)」と言い、佐賀の方言で「米の研ぎ汁」を意味しており、一般的な白磁が少し青みがかっているのに対し温かさを感じさせる乳白色なのが特徴です。この濁手は18世紀に一度途絶えてしまったのですが、13代の酒井田柿右衛門の手により復活しました。このような功績により人間国宝に認定された13代目が有田焼の伝統と文化、そして発信にいかに貢献したかという事が分かります。
今回お買い取りのコーヒーカップとソーサーは、柿右衛門様式の「余白の美」を感じさせるようなデザインで、白いカップとソーサーに絶妙なバランスで描かれた柿の絵が、陶器そのものの美しさを邪魔せずに彩を添えています。
落ち着いた藍色の枝葉と、少し暗めの濃い朱色で描かれた柿が、大人の落ち着きを演出しています。
柿といえば秋口を彷彿とさせます。少し肌寒くなってきて秋の風が衣替えを思い起こさせるようになり、徐々に陽が短くなり夜のとばりがおりるのが早くなってきたと感じる頃、湯気がゆらめくホットコーヒーを片手に本のひとつも読みたくなるものです。
涼し気なグラスに氷の音を聞きながら飲む夏のアイスコーヒーから、コーヒーカップに丁寧に煎れたホットコーヒーに変わる秋という季節に、このカップとソーサーの組み合わせは最適なのではないでしょうか。
6つセットなので、お客様がいらした時にも使う事ができますし、カップの作者である酒井田柿右衛門を話題のひとつに持ち出しても良いでしょう。
カインドベアでは、今回お買い取りの商品のような骨董品や高級食器、茶器などの買い取りも積極的におこなっております。
時が経つほどに価値が上がるものも沢山ございますので、もしも「これは」というものがあれば、ぜひ当店までお持ちください。
シャネルの代表的な素材に、キャビアスキンというものがあります。
キャビアとは、言わずと知れた世界三大珍味、「トリュフとフォアグラとキャビア」のキャビアのことを指しています。
キャビアはチョウザメの卵で、「黒い宝石」と称される高級食材です。
シャネルのキャビアスキンを、チョウザメの皮なのではと勘違いする人も稀にいるようですが、キャビアスキンで用いられているのは牛革です。
黒く艶やかな革に押し当てられる独特の型押し模様がキャビアのように見えることからキャビアスキンという名称が生まれました。
遠目で見るとシンプルな無地の黒い革素材に見えるのですが、近づくとザラザラと立体感のある素材であることが分かります。小さなキャビアの粒が集まっているように艶やかに輝くそのスキンは、シャネルの高級感を演出しています。
今回は、そんなキャビアスキンの高級感溢れるショルダーバッグをお買い取りいたしました。シャネルを代表するキャビアスキンに、マトラッセという加工が施されています。
マトラッセもシャネルを代表とする加工で、キルト生地のように膨らみをもたせる加工で、エレガントな雰囲気とフェミニンな柔らかさを感じさせます。
全体的にシックなブラックで統一されていますが、シャネルのロゴマークやチェーンの部分にはゴールドがあしらわれているため、地味にならず煌びやかでノーブルな印象を与えます。このゴールドカラーがアクセントとなり、パーティーシーンなど、華やかな場にもピッタリのハンドバッグです。
華やかではありますが、派手すぎないため、カチッとしたビジネスシーンでも使えます。
パンツスタイルでもスカートスタイルでも合わせやすく、様々なファッションと共に楽しめます。
お子さんの入学式や卒業式などのセレモニーに、フォーマルウェアと合わせるととても上品な装いとなります。ワンピースなど、服そのものをガチガチのブランドで固めるとセレブ感が全身から出てしまいますが、バッグなどのファッション小物としてブランドものを身に着ければ、華美にならずにさりげなく上級のお洒落をアピールできます。
マチがついていて小物をたっぷり収納できるのも便利で、とても使い勝手の良いバッグです。
若い方からママ世代、そしてシニア世代も使いやすく、季節も選ばないため長く楽しめるところも嬉しいポイントです。プレゼントにもおすすめのシャネルのバッグ、一度お手に取ってみてください。
今回お買い取りした商品は、ブルガリのレディースウォッチです。
人気のアンフィティアトロで、シックで落ち着いたデザインが魅力です。
アンフィティアトロとは、イタリアはトスカーナ州ルッカにある広場の名前で、ローマ時代の古代円形闘技場の面影を現代に伝えています。
ブルガリのアンフィティアトロシリーズは、この古代円形闘技場から着想を得て生み出されたシリーズで、非常にシンプルでありながら、どこかアンティークな雰囲気を醸し出し、人類が積み上げてきた歴史の重さと深さをギュッと凝縮したような、厳かさすらかんじさせるような品格の高さを感じられるデザインが魅力です。
メンズもレディースも出ていますが、今回お持ちいただいた時計はレディースのクォーツ時計ですので、女性向けの時計です。
ゴールドとブラックの落ち着いたコントラストが大人っぽく、女性のエレガントさを際立たせ、ファッションのワンポイントとなります。
シックなデザインのため、ビジネスシーンでスーツやフォーマルな装いと合わせれば知的で仕事のできる女性の雰囲気を演出してくれます。プライベートでカジュアルな装いと合わせれば、全体のファッションをキュッと引き締めてくれて手首からハイセンスな上品さを醸し出すことができます。
手首は視界に入るため、常にブルガリというハイブランドの時計を視界に入れることにより、自然と背筋が伸びて所作が美しくなるような、そんな効果も期待できます。
キャリアウーマンにも、子育て中の主婦にも、趣味を楽しむシニアにも、そしてこれから社会に飛び立つ若者にも、身に着けていただきたい逸品です。
プレゼントにも最適ですので、大切な方へ贈ってみてはいかがでしょうか。
カインドベアでは、ブルガリだけでなく、世界中のハイブランドの時計やアクセサリー、財布、バッグなどのファッション小物を数多く取り扱っております。
ご自身用に、プレゼント用に、お好みのものをお選びいただけますので、ぜひ一度本物をお手に取ってご覧ください。
また、ハイブランド商品の買い取りも積極的におこなっております。
ブルガリだけでなく、グッチやプラダ、シャネルなどのハイブランドのファッション小物や、年代物のお酒、古美術品、アンティーク雑貨など、ご自宅に眠っている逸品がある方は、査定に出してみてはいかがでしょうか。確かな審美眼を持ったスタッフが納得のお値段をおつけいたします。
ルイヴィトンのモンスリシリーズは、世代を超えて愛されるルイヴィトンの最高傑作です。
モンスリとはリュックサックタイプのバッグで、袋の上部は結んで絞りその上から蓋をしてバックルで留める独特のデザインです。外側にファスナー付きのポケットがついているため、スマートフォンやカメラ、ちょっとした小銭入れなど、すぐに取り出したい小物を収納するのに便利です。
結んで絞るタイプの口は、大きな荷物を入れる際には絞らずにバックルで留めるだけで良いので、様々なサイズのものが収納できるように設計されています。
モンスリシリーズには様々なサイズや柄が展開されていて、今回お買い取りした商品は一番人気の大き目なサイズで、ルイヴィトンのロゴがあしらわれたモノグラム柄のものです。
幅31cm×高さ39cm×マチ13cmの大きさでたっぷり収納できます。
一般的なリュックサックサイズですので、A4サイズのテキストや楽譜なども余裕で収納できます。会議や習い事や研修などにも持って行ける使い勝手の良いリュックです。
リュックサックの良いところは、両手が空くことと、両肩で荷物を支えられるため重さが分散されることです。重い荷物や嵩張る荷物を持ち運ぶのに適していて、両手が空くため非常に利便性が高いのが特徴です。
しかし、リュックサックというと、どうしても子どもっぽいイメージや、ラフなイメージがつきものです。便利なバッグだけれど、カジュアルな印象になってしまうリュックサックのイメージを払拭したのが、ルイヴィトンのモンスリシリーズです。
ルイヴィトンのエレガントな高級感漂うハンドバッグやショルダーバッグをそのまま背中に背負えるようにデザインされ、その上でリュックサックの良いところも失わず、たっぷり収納でき、持ち運びにもとても便利です。
安っぽくないリュックサックであり、スポーティーでもなく、それでありながら小さくて使いづらいということもなく、あらゆるシーンで重宝します。
毎日の出勤でオフィスに持っていくこともできますし、休日のカジュアルデートのお供にもピッタリです。小さなお子さんがいて両手をフリーにしておきたいけれど、お洒落も楽しみたいというママさんたちにもおすすめです。
使っている素材はハイブランドならではの一流のものですので、上部で長く使い続けられるのもおすすめポイントです。
使い勝手が良く、持っていても使えずに困るということがないため、プレゼントとしてもおすすめの逸品です。
ルイヴィトンのシックなトートバッグをお買い取りいたしましたので、ご紹介します。
ルイヴィトンといえば、ブランドロゴマークをふんだんにあしらったブラウンのモノグラム柄のアイテムのイメージが強いですが、こちらのトートバッグはシックなブラックです。
ノワールブラックという深い黒色の生地の素材は高級レザーで、男女問わず持てるシンプルなデザインとノーブルな素材感が魅力です。
サイズは幅28cm×高さ27cmで正方形のような形が個性的です。
B5サイズのノートはすっぽり入りますし、A4サイズのファイルなども、少しだけ飛び出してしまいますが横幅には余裕があるのでストンと入ります。
マチが7cmあり、スッキリと収納できます。
小さめなハンドバッグだと大き目な荷物が入らない、という悩みを解決してくれるバッグで、特にノートや資料などを持ち運ぶのに便利です。
ビジネスシーンや習い事、研修など、ノート類を使うようなシーンで活躍します。
黒一色のデザインで、一見するとルイヴィトンのバッグだということがすぐには分からないため、ブランドを前面に押し出さずさりげないお洒落を取り入れたい時におすすめです。
素材は一級品ですので、ルイヴィトンであることがすぐに分からなくてもハイブランドの「良いもの」だということは一目瞭然です。
ルイヴィトン定番のモノグラムやダミエ(格子柄)のデザインは柄物ですので、ファッションに柄物がある場合にはケンカしてしまうこともありますが、このトートバッグは無地の黒なので、柄物のファッションにも合わせやすく、ファッションの色合いも選びません。
明るく淡い色合いのファッションであれば差し色としてアクセントに使うことができますし、ダーク系の大人っぽいファッションであればファッションのカラーに馴染みバランスの取れたコーディネートが完成します。
パリッとしたスタイリッシュでアーバンな印象のバッグなので、フェミニンなスカートスタイルよりも、クールなパンツスタイルの方に合わせたいバッグです。
男性のサブバッグとしても非常に使い勝手が良いので、男女共に、プレゼントとして贈っても良い逸品です。
カインドベアでは、ルイヴィトンを始めとするハイブランドバッグやファッション小物の買い取りを積極的におこなっています。
いただきものだけれど使わずに眠っている、旅行先で買ってみたものの大事にしすぎて結局使わずにいる、など、ご自宅に眠っているブランド商品がある方は、是非一度当店へお持ちください。
ブルガリの大人気ジュエリーシリーズ「パレンテシ」は、1980年代に生み出されたモジュール式ジュエリーです。
モジュール式とは、スチール、パール、ストーン、ヘマタイトなどの様々な素材をひとつの要素(モジュール)として手作業で仕上げていくもので、この要素の組み合わせは無限大です。
21世紀を目前に、ビジネス界に飛躍的なスピードで女性たちが進出する中で、一日中身に着けられる日常使い用のジュエリーの需要が高まると予想したブルガリは、モダンでスタイリッシュな女性たちのライフスタイルに合わせたモジュール式ジュエリーを考案しました。
個性的でありながら、シンプルでビジネスシーンでもプライベートでも身に着けられる汎用性の高いモジュール式ジュエリー。ブルガリ発のモジュール式ジュエリーが「パレンテシ」だったのです。
「パレンテシ」とは、イタリア語で「括弧、間」という意味です。これは、ローマの通りで使われている「トラバーチン」という石畳の接合部分にインスパイアされたものです。石畳が永遠に続いていく様子から、遥か昔から脈々と続くローマの歴史と、次世代への永遠と続いていく女性たちの美しさを表現するかのように、「パレンテシ」のコレクションは瞬く間に世界中の女性を虜にしました。
実用的でありながら、モダンで個性的な美しさも感じられる「パレンテシ」の幾何学模様は、宝石の台座として部分的に用いられたり、ネックレスやブレスレットに連続してふんだんに用いられたり、様々なアレンジで私たちを楽しませてくれます。
今回は、この「パレンテシ」の模様がワンポイントで象徴的にあしらわれたお洒落なバングルブレスレットをお買い取りいたしました。
バンド部分は「トゥボガス」というモチーフで、これもブルガリを象徴する代表的なモチーフのひとつです。丸みのあるしなやかな輪郭が特徴で、女性の華奢な手首によく馴染みます。
「トゥボガス」とは、イタリア語で「ガスチューブ」を表す言葉で、滑らかな質感がとても美しく、ブルガリの中でも人気のモチーフです。
ブルガリを代表する「パレンテシ」と「トゥボガス」の2つの要素を併せ持ったバングルブレスレットは、ワンランク上のお洒落を楽しみたい女性にピッタリです。
クールでシックな装いなので、ビジネスシーンにも最適ですし、プライベートのカジュアルなファッションにエレガントな要素を取り込みたい時にもおすすめです。
切手コレクターの方にとって、とても興奮するような希少な切手をお買い取りいたしましたので、早速ご紹介して参ります。
今回お買い取りした切手は、中華人民共和国開国記念切手で、中国開国一周年を記念して発行されたもので、毛沢東がデザインされています。
毛沢東は「中国建国の父」と称されて、中国では大人気の歴史的に有名な政治家です。
中華人民共和国の建国、開国に尽力し、農民たちに利点のある共産主義の政策をおこなったことで当時の農民たちから絶大な支持を受けました。
今もなお、中国人の中では英雄として讃えられている毛沢東ですが、彼の政治は非常に独裁的で、文化対革命では多くの文化人が処刑されました。
そんな毛沢東がデザインされた切手は数多く、そのうちのひとつが、今回お買い取りした開国一周年記念切手です。
赤いインクで毛沢東のイラストが描かれており、その背後には大きな中国の国旗がはためいています。全体的に赤色を用いて描かれている切手で、中国国旗の星の黄色が目を引くデザインとなっています。
毛沢東のデザインの切手が5種類、それから、中国の国旗のみのデザインの切手が5枚、10枚セットとなっています。同じデザインの切手も全て値段が異なるため、10枚全てが異なる切手のセットです。
文化大革命の後、中国では様々な変化が起こりましたが、そのうちのひとつの政策で収集目的での切手の購入が禁止され、多くの切手が破棄されました。
そのため、文化大革命前の切手は非常に希少で、コレクターたちにとって喉から手が出るほど価値のあるものです。
切手コレクターの方にとっては、今回のお買い取りはまさに大チャンスです。
また、中国の歴史が好きな方、毛沢東が好きな方にもおすすめです。
歴史の先生が貴重な資料として活用することもできます。博物館を個人経営している方にとってもコレクションに加えたいレアアイテムです。
カインドベアでは、記念切手や限定切手など、プレミア価値のつく切手の買い取りを積極的におこなっています。
今回は中国の記念切手でしたが、毛沢東がデザインされている貴重な切手は中国の富裕層の方にも人気なため、高値がつきやすいです。
もちろん日本国内の記念切手や昔の切手も、貴重なものであれば高い価値がつきます。
もしご自宅に古い切手が眠っていたら、一度当店にお持ちください。
カインドベアの目利きスタッフが丁寧に査定いたします。
ドイツの老舗文具メーカー、筆記具ブランドであるペリカン。
万年筆愛好家の方や、高級ボールペンやアンティーク文房具のお好きな方は耳にしたことがあるブランド名なのではないでしょうか。
ペリカン社の歴史は非常に古く、創業した当時の日本はまだ江戸時代でした。
ペリカン社の始まりは1838年、ドイツ人の化学者カール・ホルネマンによって絵の具とインクの生産を始めたことだと記録されています。万年筆のイメージが強いペリカン社ですが、万年筆がこの世に生み出される40年も前からメーカーそのものが誕生していたのです。
その後の後継者であるギュンター・ワグナーは、とても由緒ある家柄の出身で、彼の家紋がペリカンだったことから、ペリカンのマークを掲げて「ペリカン社」を名乗るようになります。今なお受け継がれているペリカンの親子をモチーフとしたメーカーロゴは、実はギュンター・ワグナーの家紋から取ったものなのです。
1929年ごろから、ペリカン社は本格的に万年筆の製造に力を入れるようになります。
万年筆そのものは1884年に発明されましたが、インクを専門に扱ってきたペリカン社が万年筆の製造に参入したことにより、非常に書き心地の良い画期的な万年筆を生み出すことに成功するのです。
ペリカン社の万年筆は、その品質の高さからヨーロッパ中の文豪たちから愛用されるようになります。「ベニスに死す」のトマス・マンや、「西部戦線異状なし」のレマルクも、ペリカン社の万年筆を好んで使っていました。
ペリカン社の万年筆は、独自の吸入システムと、高品質のインクフェーダー(インクの通り道)で、インク漏れを防ぎ、スムーズでストレスの無い書き心地を実現しました。
ボールペンの台頭により、世界的に万年筆の需要が下火となりましたが、それでもボールペンには出せない味わい深く温かみのある文字と、独特の書き心地から、今もなお多くの万年筆愛好家が世界中に数多く存在しています。
普段はなかなか触れる機会の無い万年筆ですが、どこか知的でカッコいいイメージを持っていて密かに憧れているという方も少なくないのではないでしょうか。
ご年配の方の中には、今も日常的に万年筆を使っているという方もいらっしゃることでしょう。
高級感のある文房具は男性への贈り物として重宝します。
バッグやアクセサリーなど、プレゼント商品の多い女性に比べて、男性へのプレゼントは女性の頭を悩ませがちですが、文房具は誰もが使うものですし、性別や年代を超えて、質の良いものを贈れば喜ばれます。
ペリカン社が手掛けたギュンター・ワグナーの万年筆は、大切な人に贈ればきっと喜んでもらえるような、そんな一級品の万年筆です。
世界の中でも最高品質のパールのアクセサリーを手掛けて発信し続けているミキモト。
パールと言えば誰もが思い浮かべるミキモトブランドは、世界で初めてアコヤ真珠の養殖に成功し、完璧な美しさの真珠を作り上げることを実現しました。
そんなミキモトのパールネックレスをお持ちいただいたのですが、これが非常に希少性の高いベビーパールを用いたものでしたので、早速ご紹介いたします。
ベビーパールとは、5mm、6mm程度までの大きさのアコヤ真珠のことを指す言葉です。
通常のパールの大きさは7mm、8mm程度で、それよりも1まわり以上小さな粒の真珠であるベビーパールは、三重県の伊勢湾でのみ生産されている希少なもので、非常に価値あるレアものになります。
ジュエリーの世界では小さいものの方が価値が下がり、大きいサイズになればなるほど価値が上がり値段も高騰します。
しかし、真珠に関しては大粒になればなるほど、という法則は通用しないのです。
真珠は天然のものですから、小さいサイズのものを作り出すのにも高い技術が必要になります。大粒の真珠も、小粒の真珠も、作りやすいサイズから外れると一気に生産の難易度が上がるのです。
また、ベビーパールはその小ささから、加工するのが難しく、細かい作業をおこなうためには熟練の技術と並々ならぬ集中力が必要とされることから、職人泣かせのパールとも言われています。
しかし、生産も加工も大変なベビーパールですが、小粒だからこそ醸し出される品のある美しさは一級のもので、身に着ければエレガントで女性らしい柔らかさが感じられます。
今回お持ちいただいたベビーパールのネックレスは、ベビーパールが6つ、花のように円形に繋げられており、その間に小さなダイヤモンドがあしらわれています。
パールとダイヤモンドを組み合わせたアクセサリーは非常に人気で、パールだけだと大人しくなってしまう印象をダイヤモンドが華やかに煌めかせます。
ドレスにもスーツにもよく合う絶妙な華やかさと上品さをもっているネックレスですので、ひとつ持っていると非常に便利です。
特別な日にはもちろん、日常の中でも少し華やかな気分を身に纏いたい時に気軽に身に着けられるので、日々を彩る大切なパートナーとなってくれるでしょう。
若々しいフレッシュな新社会人や新成人にも、落ち着いた壮年の方にも、人生を積み重ねてきたシニアの方にも、よく似合う一級品のネックレスですので、プレゼントにも最適です。
人間国宝、加藤卓男氏は、代々続く陶芸家の一族に生まれました。
古代ペルシア陶器の独創的な造形や斬新な色合いに魅力を感じて、西アジアで長年に渡り発掘研究に従事し、滅び去った幻の名陶「ラスター彩」の復元を成功させました。
その後も、青釉、三彩、ペルシア色絵など、シルクロードの異民族の文化と日本の文化を融合させ、斬新な陶芸活動を進めました。
そんな加藤卓男氏は、宮内庁正倉院から正倉院三彩の復元制作を委嘱されます。正倉院といえば、そう、シルクロードです。シルクロードを渡り、海を越え日本へやってきた数々の伝来品が保管されていた正倉院の三彩の復元に、加藤氏は9年もの歳月を費やし研究し、ついに復元に成功します。そして、その功績から平成7年に重要無形文化財保持者、つまり人間国宝に認定されました。
「ラスター彩陶」や「三彩の道」、「やきもののシルクロード」や「ラスター彩遊記・砂漠が誘う」など、数多くの著書も残しており、シルクロードと日本の陶芸の架け橋となった人物でもあります。
そんな加藤卓男氏が復元した正倉院の三彩を用いた渦巻文の花瓶は、鮮やかな緑と黄色が目を引き、花瓶というよりも、それだけで芸術品として完成しているような堂々たる出で立ちです。
もちろん、花を入れても美しく、花の魅力を決してそこなわないように作られています。
シンプルな曲線美と華美にならない装飾、そしてまるで茎や葉を連想させるような緑と黄色の色合いは、どんな花を入れてもその花の美しさを際立たせ、豪華に魅せるような役を果たします。
花が無ければ無いで、花瓶だけで十分魅力的な陶器であり、床の間や玄関口などに置いておけば、思わず見入ってしまうような骨董品です。
「渦巻文」という名の通り、渦巻き状の模様が入っており、これが五月蠅くないのに個性的という絶妙なバランスで見る者の目を楽しませてくれます。
和室との相性はもちろん良いですが、洋室に置いておいても全く違和感なく馴染みます。
インパクトがありながら、邪魔な印象を与えずにどんな部屋にもスッと馴染む不思議な花瓶を、ぜひお部屋においてみてはいかがでしょうか。
おもてなしの席にもピッタリで、この花瓶を置くだけで味気ない部屋も一気に個性と華やかさが演出できます。
季節の花を活ければ、ますます楽しみが増える、そんな魅力的な花瓶です。
フランスの高級ファッションブランド、エルメスがプロデュースした普段使いにピッタリのトートバッグシリーズ、ボラボラ。
キャンバス素材とカラフルなカラーが楽しいシリーズです。
バッグなどによく使われるキャンバス素材、どのような素材かご存じですか?
キャンバス素材は、和名では「帆布」と言います。帆布バッグという言葉もよく目にしますね。
キャンバスという言葉を聞くと、絵をイメージする方も多いのではないでしょうか。
「真っ白なキャンバスに大きな絵を描こう」など、詩や歌詞にも使われそうな言葉で、馴染みがあります。
バッグによく用いられるキャンバス素材のキャンバスは、絵のキャンバスと同じものを指します。もともと、キャンバスとは、油絵を描く画布の名称で、厚手の粗布のことです。
主に亜麻糸や綿糸を平織りにした生地で、耐水性に優れ、濡れると水を通しにくくなる上手な素材です。そのため、バッグだけでなくエプロンにも使われることが多く、郵便袋にもこのキャンバス素材が用いられています。
そんなバッグにピッタリのキャンバス素材を使った、エルメスのトートバッグ、ボラボラは、キャンバス生地本来のアイボリー色をそのまま生かして、差し色としてカラフルなハンドルをつけた人気シリーズです。
スタンダードなサイズのPMと、大きめなGMの2種類のサイズがあり、今回カインドベアがお買い取りしたボラボラトートバッグはPMで、カラーはアイボリーとパープルのツートーンです。
PMのサイズは横幅35cm×高さ26cm×マチ18cmで、マチがかなり広いのが特徴です。
A4サイズのファイルや書類、またテキストや資料などもすっぽりと入ります。
ビジネスには勿論、大学の通学時や研修や習い事などのレッスンにもピッタリです。
カジュアルなデザインですが、シンプルなためオフィスや客先など、フォーマルなシーンに持って行っても問題無く、荷物の量が多い時や大きな荷物を持って行かなければならない時にはサブバッグとしても使えます。
例えば、結婚式に招かれた時にクラークに預けるバッグとして、着替えや化粧品、その他の荷物を全てまとめて収納し、披露宴会場にはミニバッグを持ち込むという際にも活用できます。
ピクニックやお子様連れのお出かけなどで、荷物が増えがちになるようなシーンでも、たっぷり収納できるトートバッグは大活躍します。
気軽に普段使いできるデザインですが、素材が良いため物持ちが良く、長く使い続けられるのも嬉しいポイントです。
子どもの頃、やたらと「カギ」に憧れたことはありませんか?
家のカギや車のカギなどは大人たちは決して子どもに渡しませんし、もちろん普段から持たせてくれるなんてことはありません。
また、よくアニメや映画、ドラマなどを見ていると、特にファンタジーものでは「ヒミツのカギを手に入れてナゾを解く」や「宝箱に隠された秘宝を手に入れるためにカギを探し出す」など、何かと「カギ」を手にするシーンが多く、特別なものを手に入れるためにはカギが必要だと刷り込まれます。
複雑な形をした鍵穴にピッタリとはまる形をしたカギのデザインは、精巧で美しく、カギのフォルムそのものに憧れを抱く子も多いのではないでしょうか。
そんな子どものころのカギへの憧れの心をくすぐるような、可愛らしいデザインのネックレスをティファニーがリリースしました。
今回お引き取りしたティファニーのアクセサリーは、ハートキーのネックレスです。
小さなダイヤモンドがぎっしりと並べられたハートのカギは、乙女心も子ども心もくすぐる可愛らしいデザインです。
まるで何か大切なものを守っているかのような美しいキー。
実はティファニーはたくさんのキーデザインのアクセサリーを世に送り出しています。
「ティファニーキー」という言葉があるくらいで、ティファニーは「光り輝く未来の扉を開ける、魔法の鍵。幸福な人生、自立心、自信、そして力強さを象徴する、ティファニーキー」と謳っています。
未来の扉を開ける魔法の鍵。
なんてファンタジーでロマンティックなテーマなのでしょうか。
そこに「幸福な人生、自立心、自信、力強さ」という言葉が続くのが、ただのおとぎ話と異なるところです。
幸せな未来は自分自身で切り拓いていくためのもの。このキーで開けることのできる鍵穴は実は自分自身の心にある。そう語りかけているようです。
自身の中に鍵穴を秘めて、首元にティファニーキーを下げて、いつの日か自身の鍵穴にキーを差し込み未来への扉を大きく広げる日が来ると信じて、力強く生きている女性に捧げたい逸品です。
これから何かに挑戦する女性や、新しい未来を歩んでいく女性にプレゼントするのも良いですし、ご自身が何か新しい一歩を踏み出す時に勇気を感じられるように購入されるのも良いでしょう。
茶道には様々な道具が使われます。そして、その道具は作法に則って正しく使われなければなりません。茶室には、茶道で使われる道具を置くための棚、茶棚が置かれます。
炉用の茶棚、紹鴎棚(じょうおうだな)は「紹鴎袋棚」とも呼ばれており、天板の下に扉付きの地袋があるシンプルな造りとなっています。
天板には硯箱や一輪挿し、それから香炉などを飾り客人たちを魅せます。
扉付きの地袋の右側には水指を、そして左側には点前後の柄杓と蓋を置きます。
伝統を重んじる茶道においては、骨董品である古い茶棚は大変貴重なもので、ぜひ茶室に置きたいと考える茶道家や茶道愛好家の方は多いです。
本格的な茶室に相応しい素晴らしい茶棚で、茶道の神髄である「わびさび」や「余白の美」を決して邪魔することなく引き立ててくれます。
この「わびさび」の文化は日本特有のものです。
西欧では昔から派手で豪華な装飾や調度品が良いものとされてきました。対して、日本では華美になりすぎず、余白の美を楽しむのが上流階級のたしなみでした。
今回お持ちいただいた紹鴎棚にも、派手な装飾や彫刻は一切なく、非常にシンプルな装いです。このシンプルさこそが、余計なものを排除した質素な茶室によく合い、部屋の調和を乱さずに空間に馴染みます。
茶道、華道、書道、など、日本には古くから伝統を重んじる芸術の文化が脈々と受け継がれてきました。現代の日本人にはあまり馴染みはありませんが、昨今外国人観光客が急増する日本では、改めてこれらの伝統芸術が注目されています。
これらの伝統芸術は外国人にも大変人気で、観光地には茶室が設けられ、茶道体験ができる施設が多数あります。
外国人観光客に、日本の伝統を正しく知ってもらうためにも、これらの茶室には簡易的な備品ではなく、由緒正しい一級品を揃えるのが良いでしょう。
茶道の道具はもちろん、その道具を置く棚も良いものである必要があります。
そこでおすすめしたいのが、この紹鴎棚です。
茶室によく馴染む紹鴎棚は、茶道の素晴らしさをより一層感じられる空間を演出してくれることでしょう。
カインドベアでは、このように茶道で使うような道具や、茶棚なども積極的に買い取りをおこなっています。
古いものであっても、高い価値がつくものが多いため、ご自宅に古い茶道具などが眠っているという方は、是非一度当店にお持ちください。
フェンディは、イタリアのファッションブランドです。
あまり馴染みがない方もいらっしゃるかもしれませんが、あのルイ・ヴィトンとプラダと共同でLVMHグループを立ち上げた、実は世界的には名の知れた高級ブランドです。
もともとは、毛皮製品を取り扱っていたブランドで、フェンディといえば毛皮というイメージを持っている人も少なくありません。
現在は、毛皮アイテムはもちろん、革製品やアクセサリー、香水、バッグ、財布や腕時計などのファッション小物、そして家具までもプロデュースしています。
スタイリッシュなデザインが人気で、「とにかくかっこいい」や「綺麗で高級感あります」など、口コミ評価も高く、根強いファンを獲得しています。
ブランドロゴはフェンディ(Fendi)の頭文字「F」で、このロゴを上下反転させたものと組み合わせて敷き詰めた「ズッカ柄(Zucca)」がフェンディを代表するデザインです。
ズッカとはイタリア語でカボチャを意味するのですが、カボチャとズッカ柄の関連性は明らかにされていません。
このズッカ柄がフェンディファンの間では人気で、さりげないブランド感が魅力だとされています。もともとは毛皮のコートの裏地に使われていたものですが、今はバッグや財布、アクセサリーなど、あらゆるアイテムに柄として、あるいはワンポイントとしてあしらわれています。
今回お買い取りしたバングルブレスレットは、モノトーンの色合いがスタイリッシュなアクセサリーです。
ブラックのバングルにホワイトのフェンディロゴが映え、さらにシルバーの「FENDI」というブランド名が刻まれたバックルがワンポイントとなっています。
大ぶりなバングルブレスレットなので、つけるとかなりの存在感を放ちます。
スポーティーな場にピッタリのアイテムです。
カジュアルな装いと合わせると、ちょうど良い具合でファッション全体を締めてくれます。チープでラフな装いになりがちなスポーツスタイルにこそ、このバングルブレスレットを合わせて、ワンランク上のファッションを楽しみたいところです。
モノトーンの配色と、デザインのシンプルさから、男女問わず身に着けられるアクセサリーですので、お洒落な男性の方にもおすすめです。
カインドベアではハイブランドのアクセサリーやバッグなど、ファッション小物を積極的にお買い取りしています。
これってハイブランドなの?というものも、一度お持ちください。プロの鑑定眼をもったスタッフが丁寧に査定いたします。
片岡球子は「落選の神様」と呼ばれていた、遅咲きの女流日本画家です。
球子が画家を志望することに反対した両親から勘当され、その上、日本美術展覧会(旧「帝展」)に何度も落選し、長きに渡り不遇の時代を過ごしました。
球子の作風は、型破りな構造と大胆な色使いが特徴で、その構造は遠近法などを無視した写実的ではないもので、ピカソのキュビズムとまではいかないものの、球子が着目した被写体に焦点が当てられ強調された構造が印象的です。
それは、言うなれば子どもの絵のようなもので、球子の絵を知らない人が見れば小学校の低学年ぐらいの子どもが描いた絵だと思うかもしれません。
色使いも、繊細とは言い難い大胆なもので、原色をふんだんに用いて、ベタ塗りのように塗っているため、濃淡がそれほど無いのが特徴です。
この色使いも、まさに子どもの絵そのもののようで、構造、色使い、そろって10歳に満たない子どもが描いたような印象を受けます。
この画風はずっと日本美術界で受け入れられず「ゲテモノ」とまで酷評されることがありました。しかし、小林古径は「あなたの絵はゲテモノに違いないが、ゲテモノと本物は紙一重だ。あなたの絵を絶対に変えてはならない」と励まし、球子はその言葉と自分自身を信じて独特な画風を貫きました。
球子はたくさんの作品を残しましたが、代表作のひとつに「富士山」シリーズがあります。
富士山シリーズは高く評価されており、青い富士山の絵も多数ありますが、印象的なのは赤い富士山を描いたものです。
赤富士は浮世絵などでもよく取り上げられるモチーフですが、球子の赤富士は真っ赤に塗られた富士山と、鮮やかな青空のコントラストが目を引きます。
今回お持ち込みいただいた作品はリトグラフの赤富士です。
リトグラフとは、版画のひとつで、木を彫って刷る木版画とは異なり、石板や金属板に油性インクを引きつける部分と油性インクを弾く部分を科学的に処理して造り出し、印刷するタイプのものです。
雪を被った真っ赤な富士山が里を見守るようにそびえ立ち、白い雲が漂う青空がのどかで平和な山里の様子を感じさせます。
ふもとには大きな湖が広がり、森や、小さな集落も描かれています。
清々しい印象の作品で、殺風景な部屋も一気に華やかにしてくれるような存在感を放っています。
カインドベアでは絵画作品も多く取り扱っております。
ぜひご相談ください。
世界のトップブランド、カルティエのお洒落なレディースウォッチ「デリス・ドゥ・カルティエ」シリーズより、ホワイトのレザーブレスとゴールドのケースが上品なW8100009をお買い取りいたしました。
「デリス・ドゥ・カルティエ」は2011年に発表されたカルティエのレディースウォッチシリーズです。「デリス・ドゥ・カルティエ」という名前は2006年に発表されたカルティエの香水の名前を受け継いだもので、「デリス」はフランス語で「歓喜」という意味です。
つまり、「カルティエの喜び」という名を持っているのです。
香水の「デリス・ドゥ・カルティエ」は、可愛らしい瓶のデザインが女性心をくすぐり、その香りもチェリーを中心としてピンク・ペッパーのスパイシーな香りが個性的で、ありきたりではない魅力ある女性を演出するパワーを持っています。
そんな香水から名前をとったウォッチは、香水の可愛らしさと女性らしさを受け継いだような、お菓子の包みをイメージして作られた特徴的なケースに入れられて販売されました。
ブレスからラグ、そしてケースにかけて、キャンディの包み紙をモチーフとしてデザインされた曲線がなんとも可愛らしく、品のある女性らしさを演出してくれます。
この「キャンディの包み紙」のようなデザインは、手首を細く魅せる効果もあります。
斜めに流れている曲線が手首をほっそりと見せて、華奢な印象を与えてくれます。ブレスは細めのレザー素材で、カジュアルなシーンでもフォーマルなシーンでも、どちらでも身に着けられます。クォーツ式で使い勝手も良く、ここぞという特別な時だけでなく普段使いにも適しています。
文字盤には小さな「カルティエ」の文字があしらわれていますが、ケースの裏面にもカルティエのロゴが刻まれており、ハイブランドらしい気品をたたえています。
日常の中にハイブランドを取り入れることにより、背筋がピンと伸びて、所作も自然と美しくなり、ワンランク上の女性になれるような気分にさせてくれる、そんなレディースウォッチです。
男性から女性へのプレゼントとしてもおすすめです。
アクセサリーだと重いと思われるのでは・・・何を買ったら良いか分からない・・・という時にも、飽きの来ないデザインで、可愛い系が好きな女性にも綺麗系が好きな女性にも、そしてスタイリッシュでカッコいい系が好きな女性にも、幅広く好かれる逸品です。
また、カインドベアではハイブランドのウォッチを積極的にお買い取りしております。
ご自宅で使っていないハイブランドウォッチがあるという方は、ぜひ当店にお持ちください。
フランス、パリを拠点として世界中に展開しているファッションブランド「セリーヌ」のマカダム柄の2WAYバッグをお買い取りいたしました。
セリーヌのアイコンパターンとして知られている「マカダム」とは直訳すると「砕石」という意味になり、石が等間隔に敷き詰められた道路をイメージしてデザインされたパターンです。
楕円のような模様が敷き詰められているデザインは、ヨーロッパの石畳のようで、馬車が通っていた中世のヨーロッパの情景を彷彿とさせます。
とても品のあるアイコンパターンで、所々に控えめにさりげなく「CELINE」のブランド名があしらわれています。柄に溶け込むようにさりげないので、仰々しくなく、ブランド感を押し出しすぎずに、ビジネスシーンでもプライベートでも気兼ねなく持ち歩けます。
セリーヌのマカダム柄には、濃い色合いのブラウンと、明るい色合いのベージュがありますが、今回お買い取りしたバッグはベージュのもので、女性らしい柔らかく上品な印象です。
横37cm×高さ28cmの丁度良いサイズ感で、仕事に行くときもプライベートで日帰りのお出かけに行くときも使えます。マチが15cmもあるのでたっぷり収納できるのが嬉しいポイントです。
とても品のあるデザインなので、ちょっとしたパーティーやコンサートなどにもピッタリです。
着脱可能なストラップがついており、ショルダーバッグのように肩にかけて持つこともできますし、外せばハンドル部分を持ってハンドバッグのように使うこともできます。
用途やシーンに合わせて使い分けられる便利な2WAYバッグなのです。
ファスナーが2つついていて、2面仕様のため、小物を整理して収納できます。
また、内ポケットもついているので、定期券や携帯電話など、すぐに取り出したいものを入れるのに便利です。
実用性も兼ね備えたお洒落なバッグは、年齢問わず幅広い世代の女性に持っていただけます。大学の卒業祝い兼就職祝いや、母の日、誕生日、クリスマスなど、記念日やお祝いのプレゼントにも最適です。
年配の方には色が明るすぎるかも・・・と思われた方、落ち着いたトーンのファッションを着がちなシニア世代には、明るめトーンのバッグを合わせることで華やかで若々しくなります。洋服に明るい色を取り入れるのに抵抗がある方でも、バッグならば気軽に身に着けられますので、ご年配の方にもぜひ持っていただきたい逸品です。
古き良き時代を感じられるオープンリールテープをお買い取りいたしました。
ビートルズの名曲「Let it be(レットイットビー)」が収録されています。
1950年代にヒットし、各メーカーがこぞって手掛けたオープンリールテープは、当時のアナログオーディオ機器に革命をもたらしました。
カセットテープの前進のようなもので、レコードから進化した当時の最新のオーディオ機器、オープンリールテープは、ちょうどビートルズがデビューし、そして全盛期を迎えるころになる60年代に広く出回るようになりました。
生演奏をそのまま録音し、その音をかなりの高精度で再現できるオープンリールテープは、すぐ近くでビートルズが演奏してくれているような気分を味わえます。
ところで、現代の世の中で出回っているCDの音源は何度も何度も精巧な編集を重ねて造られているとご存じですか?
プレーヤーが演奏した音源を素材として、組み合わせて編集していきます。
例えば歌手が少しでも音程を外した場合、その部分だけ録り直してミスした箇所に埋め込みます。
伴奏と歌い手の音量バランスも、伴奏は伴奏で別録り、そこに歌を重ねることで絶妙なバランスを作り上げます。また、雑音は一切入らないように徹底され、ギターの弦がこすれる音や、ピアニストの爪が当たる音、歌い手の息の音などは全てカットされ、ノイズキャンセルされます。
こういった編集作業を経て、いわゆるCD音源が完成します。
ライブをそのまま録音したCDの音質が、シングルやアルバムのCDと比べて若干雑なように感じるのは、ライブの様子を録音した音源をそのままCD化するのと、徹底して雑音を排除しミスもカバーしバランスを作り上げたCDとの違いによるものなのです。
オープンリールテープの全盛期には、まだそこまでの編集技術が進化していなかったため、まるでライブの録音音源のような音質と雰囲気を感じられます。
精密機械のように洗練されすぎた音源ではなく、少々荒っぽくてもビートルズの息遣いまでがリアルに聞こえてくるかのような音源からは、リアルなビートルズ、本物のビートルズを感じられます。
音質が古い印象を受けますが、それが逆に良い味を出していて、お気に入りのお酒やコーヒーと一緒に楽しみたいレトロな雰囲気を感じられます。
ビートルズが活躍した時代の、彼らの音楽をダイレクトに感じられる逸品です。
「紫綬褒章」という言葉を耳にしたことはありますか?
フィギュアスケーターの羽生結弦選手が受章したというニュースが記憶に新しいのですが、よくスポーツ選手や芸能人、あるいは科学者や学者、芸術家、作家などに贈られる章のことです。毎年ニュースで「今年の紫綬褒章は誰々が受章しました」と報道され、オリンピックで活躍した選手や、ノーベル賞を受賞した科学者などが受章者として名を連ねます。
オリンピックを連覇した吉田沙保里選手は紫綬褒章を何度も受賞しています。正確には二度目以降は「飾版」とされます。
他にも、建築家の隈研吾さんや、漫画家の水木しげるさん、歌手の石川さゆりさんなど、数々の著名人が受章しています。オール阪神・巨人さんも受章し話題となりました。
実は、褒章は紫綬褒章だけではなく、他にもいくつか種類があります。
紅綬褒章:自らの危難を顧みずに人命を救った人
緑綬褒章:長年にわたるボランティア活動で顕著な実績をおさめた人
黄綬褒章:農業、商業、工業等の分野において模範となるような事績や技術をもつ人
紫綬褒章:科学、学術、芸術、スポーツ分野において優れた業績をあげた人
藍綬褒章:会社経営や各種団体の活動を通じて産業の振興や社会福祉の増進に貢献した人、または、公共事業に尽力した人
紺綬褒章:公益のために私財を寄付した人
色により内容が異なり、優劣はありません。
テレビやニュースで話題になるような著名人は紫綬褒章を受章することになるため、紫綬褒章がもっとも有名な褒章ですが、他にもこれだけ多くの種類の褒章があるのです。
それぞれ、国に貢献した功績を讃えて、毎年国が選定した受章者に贈られるものであり、とても価値のあるものです。
このたび、カインドベアでは、昭和39年の紺綬褒章の記念メダルと、昭和51年の紫綬褒章の記念メダルをお買い取りいたしました。
これは非常に珍しいものです。
限られた人しか手にできない代物であり、世の中に出回ることはほとんどありません。
アンティークのコレクターや、メダルなどのコレクターにとってはたまらない貴重な品で、歴史ある格式高い褒章のメダルを当店に並べられるだけでも、誇り高い気分になります。
箱もついており、非常に状態が良いため古めかしい印象はなく、逆に威厳すら感じさせるようなどっしり、ずっしりとしたメダルです。