とても豪華な宝船の床飾りをお買い取りいたしました。
武比古(たけひこ:TAKEHIKO)の金属美術工芸品で、高さ14cm×横幅12cm×奥行5cmほどの小さなサイズ感ですが、銀を中心とした貴金属の美しい工芸が目を引くためとても存在感のある逸品です。
床飾りですが、棚に飾ったり、床の間に置いたり、玄関先などに置いておけば、その場の空気をパッと華やいだものにしてくれます。
武比古は、三代目まで続いている金属工芸職人で、豪華な中にも繊細さが感じられる素晴らしい作品を数多く世に送り出しています。
初代の関武比古は、打物の名匠、田島勝之師のもとで銀細工の修業を積み、更に香坂宗廣師について技法を学び、独立して次々に作品を制作していきました。
職人としての「手」だけでなく、新しい技術を積極的にとり入れて、ヨット、宝船、帆前船、御所車、兜、扇、鶴、打出の古鎚、五重塔、幌馬車、騎士などの金銀製置物や額を多く作り出してきました。
その煌びやかさと豪華さ、そして繊細さは多くの人の心を掴み、贈答品や記念品として武比古の工芸品が選ばれることもあります。
今回お買い取りした宝船は、小ぶりながらも非常に精巧に造られており、帆船の中に米俵や小判などの宝がどっさり詰め込まれているのがめでたさを演出しています。
宝船は縁起物でもありますから、気運を高めるために家に置いておくというのも良いでしょう。
銀製品ですので通常の置物とは違い流行などに関わらずきちんとお値段がつく商品です。
カインドベアでは、このような伝統工芸品を数多く取り揃えております。
ご自宅に、使わなくなった、飾らなくなった銀製品をぜひ探してみてください。
また、当店では古美術品や伝統手工芸品の買取も積極的におこなっております。
店頭までお持ちいただければ、熟練のスタッフがしっかりと査定をしてお買い取りいたします。
ご自宅に眠っている古美術品や伝統手工芸品、アンティーク雑貨などがございましたら、是非お持ちくださいませ。
ニッカのグランドエイジというウイスキーをお買い取りいたしました。
アルコール度数は45度、660mlで木箱入りです。まるで香水瓶のようなお洒落なボトルとフタがなんとも高級な雰囲気を醸し出しています。
平成元年から8年頃まで販売されていたオールドウイスキーで、ウイスキーの種類としてはブランデッドになります。「グランドエイジ」という名前には成熟したという意味が込められており、オトナが楽しむ品のあるウイスキーとして造られたと言われています。
ラベルには「Art of Blend(アート・オブ・ブレンド)」と書かれており、ブレンドの芸術というキャッチコピーの通り、シングルモルトやグレーンとは異なる、ブランデッドならではの奥深さと複雑さ、そして絶妙に溶けあう味や香りが感じられます。
シェリーカスクが主体となっており、華やかな香りとピートの風味が特徴的です。
アルコールのツンとした要素はあまり感じられず、香りも味も柔らかくまとまっています。
ウイスキー特有の甘さもしっかりと感じられ、コクとあいまって「みたらし」のような少し香ばしい中にも甘みが感じられるような、そんな独特の香りと味を楽しめます。
まろやかな口当たりはウイスキー初心者の方でも美味しく召し上がっていただけます。後味はスッと綺麗に溶けていくようで爽やかな余韻を楽しめます。
ウイスキーがお好きな方ならば、そのままストレートで味わっていただくのがおすすめですが、様々なアレンジを楽しめるのもグランドエイジの長所となっています。
おすすめの割り方はソーダ割りです。炭酸水で割ってハイボールにすると、甘みが際立ちぐっと飲みやすくなります。爽やかな後味を楽しみながら、割っても損なわれないグランドエイジの風味豊かな味わいをお楽しみいただけます。
お食事と合わせるならばソーダ割り、ウイスキーだけを楽しむならばストレートかロックがおすすめです。
カインドベアでは国内外を問わず、様々なオールドウイスキーを取り扱っております。
既に販売が終了しているレアなウイスキーも見つかるかもしれませんので、ウイスキー愛好家の方は是非探してみてください。
また、お買い取りも積極的におこなっております。いただいたウイスキーがあるけれど飲まずに置きっぱなしになっていた、昔お土産で購入したものの飲まずにいる、などご自宅に眠っているウイスキーがある方は、ぜひ一度お持ちくださいませ。気付かぬうちに価値が上がっている可能性もございます。
ティファニーが誇る世界的デザイナー、エルサ・ペレッティが手掛けたアルファベットシリーズの「Y」イニシャルネックレスをお買い取りいたしました。
イニシャルをモチーフとしたアクセサリーやジュエリーは数知れず、プレゼントとしてもとても人気ですが、実は貰った本人は自分のイニシャルを積極的に身に着けることに少し抵抗を覚えます。
考えてもみてください。いただきもの、プレゼントされたものとはいえ、自らの名前の頭文字をネックレスやキーホルダーなどとして持ち歩きたいと思いますでしょうか…。
ハンカチやハンドタオルに小さく刺繍されているぐらいならば良いかもしれませんが、あまり堂々と自身のイニシャルを身に着けて歩こうとは思わない方が多いでしょう。
しかし、そんな概念を吹き飛ばすようなイニシャルネックレスを、エルサ・ペレッティはデザインしたのです。
エルサ・ペレッティは1974年にティファニーに加わった新進気鋭のジュエリーデザイナーで、そのデザインはユニークでありながら、とてもシンプルで、自然的な曲線美や「もの」の持つ官能性などをあますことなく引き出した、天性の才能が感じられるものです。
「エルサ・ペレッティがティファニーの一員となった日は、ティファニーのデザイン イノベーションにおける新しい幕開けでもありました」と、当時のティファニーCEOであったマイケル・J・コワルスキーに言わしめるほど、彼女の存在はティファニーにとってなくてはならないものとなりました。
そんな彼女が手掛けたイニシャルネックレスは、ただアルファベットにストーンを散りばめるだけ、アルファベットとお洒落なフォントでデザインするだけ、というものではありません。
一見アルファベットとは思えないような、独創的な曲線で象られたアルファベットが、見事に完成られたフォルムでペンダントヘッドとなり、胸元で揺れるのです。
たった「ひと文字」をここまで美しく、魅力的にデザインすることができるのは、彼女しかいないといっても過言ではないほどに、アルファベットが生き生きとアクセサリーに昇華しています。
今回お買い取りしたアルファベットは「Y」ですが、これを見て誰もがすぐに「あ、Yだ」と気付くことなく、身に着けている本人に「これ、Yのモチーフになっているんだよ」と言われて初めて「たしかに!!」と気付くような、そんなデザインとなっています。
イニシャルアクセサリーはちょっと…という方でも楽しんで身に着けられますし、プレゼントに本当におすすめの逸品です。
バカラのイヤータンブラー(2018年/フィオラ)をお買取りしました。
イヤータンブラーは、年号グラスとも言われ、毎年異なるデザインのグラスがリリースされており、底に年号が刻印されるのが特徴です。
2018年の日本限定イヤータンブラーのデザインは「フィオラ」です。
「フィオラ」とはイタリア語で「花(fiora)」を意味しており、その名の通り花びらのように見えるカットが施されています。
上から見ても、横から見ても美しい花のように見えて、華やかでゴージャスな印象ですが、クラシカルな美しさも兼ね備えているため、どんな食卓にも溶け込み邪魔をしません。
バカラのイヤータンブラーは毎年シンプルなデザインのものが多く、2018年の「フィオラ」も例に漏れずシーンを選ばないで使えるシンプルさを持ち合わせた飽きの来ないデザインです。
ただ、フィオラの特徴として長短のカットが複雑に入り「花びら」の雰囲気を演出しているため、光を複雑に反射してキラキラと輝くのが魅力的です。
決してその存在感を主張しすぎずに、まさに野に咲く花のように可憐で品がありながら、思わず目を引かれてしまうような、そんな輝きを秘めたグラスです。
ロックグラスなので、その名に相応しくウイスキーや焼酎、梅酒などをロックで頂くのにピッタリです。もちろん普段使いでお水やジュース類を入れても良いですし、様々な場面で重宝します。
食器棚に置いておくだけでも、その空間が上質なものに変化するため、インテリアとしても価値ある製品です。
バカラのグラスは透明度が非常に高く、丈夫で物持ちが良いため、長く使うことができます。
日常生活でも、お客様の来訪時でも、どちらでも使える便利なグラスです。
ペアになっていて箱もついているため、非常に良い状態でのお買取りとなりました。
バカラのグラスは価値が高いため、箱無しの状態でも良い値段がつくことがあります。もしご自宅にバカラの製品が眠っていて普段使っていない、ということがございましたら、是非カインドベアにお持ちください。
プロの鑑定士が丁寧に査定し、適切なお値段をつけさせていただきます。
少し変色していたり、小さなキズがあったりして、これって値段がつくのかな?と思っても、まずはお気軽にお問い合わせください。
バカラのグラスは人気の高い商品なので、多少難があっても買い取りが可能な場合がございます。
エルメスのカシミアショールをお買取りしました。
カシミアが60%、ウールが40%で、とても肌触りの良い上質なショールです。
お色は目を引くレッド。スコットランド製です。
カシミアだけでなくウールが織り込まれているためとても温かく、まさに冬のショールとして最適です。カシミアの肌触りの良さとウールの温もりの良いところを取ったような、そんな高級感溢れる逸品です。
鮮やかなレッドは、ファッションのアクセントとして取り入れることでその真価を発揮します。
冬のファッションは、どうしてもブラウンやブラックなど暗い色が多くなりがちです。そんな落ち着いた色のファッションに「差し色」としてこのショールをひと巻きすれば、たちまち華やかで明るい印象になります。
クリスマスのシーズンは赤や緑の、いわゆる「クリスマスカラー」をファッションに取り込んでイベントを楽しむことができため、このショールのレッドはクリスマスにもピッタリです。白いコートやワンピースにもよく合いますので、気分を高めたいクリスマスファッションに取り入れたいですね。
さりげなくエルメスのブランド名があしらわれており、上質なハイブランドを身に付けているという喜びも感じながら身に付けることを楽しめるアイテムです。
高級感、実用性、デザイン、全てを兼ね備えた素晴らしいショールですので、大切な方へのプレゼントにもおすすめできます。
カインドベアでは、このようなハイブランドのファッションアイテムのお買取りを積極的におこなっています。
今回お買取りした商品のようなショール、マフラー、ストールなどをもらったけれど、自分はそういったアイテムを身に付けないから使わないまましまい込んでいた、という方がいらしたら、是非当店にお見せください。
旅行のお土産で買ったものの使いどころがない、プレゼントとして買ったけれど結局渡さなかった、という方も、大歓迎です。
世界中のハイブランドが自信を持って世に送り出したアイテムの数々が、日の目を見ずに眠っているということほど勿体ないことはございません。是非大切に「使ってくれる」人のもとへと送り出してあげてください。
カインドベアでは正しい価値をつける査定を実施しております。価値がつくか分からないというものでも、お気軽にお持ちください。
高級食器の最高峰ロイヤルコペンハーゲンのブルーフルーテッドフルレースのポットとクリーマーとシュガーポットの3点セットをお買い取りいたしました。
ロイヤルコペンハーゲンは、デンマークの食器メーカーで、世界中の誰もが知る最高品質の食器を世に送り出しています。
ブルーフルーテッドの模様はロイヤルコペンハーゲンを代表するシリーズで、1775年以来作り続けられている歴史ある模様です。「フルーテッド」とは「縦じま」という意味で、フチの処理の違いで3種類に分けられます。
もっともシンプルな丸いフチで特徴的なウロコ模様のペイントが無いものが「プレイン」、丸いフチに3ヶ所のウロコ模様のペイントが施されているものが「ハーフレース」、そして、フチが6ヶ所尖ったような形になっており、その部分にウロコ模様のペイントが施されているものが「フルレース」です。
今回お買い取りしたものは、その中でもフルレースのデザインで、ポット、クリーマー、シュガーポットそれぞれに鮮やかなウロコ模様が施されています。
とても品のあるデザインで、深いブルーと白い陶器のシンプルなバランスが絶妙で、お洒落なティータイムや、優雅なランチ、豪華なディナーなど、どんな場面にも合わせられます。
ロイヤルコペンハーゲンの食器はプレゼントとして非常に人気です。
ティーカップとソーサーや、プレートのセットなどは、プレゼントとしては王道ですので、ブルーフルーテッドのカップやプレートを持っているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなロイヤルコペンハーゲンのカップに合わせて、こちらのセットを食卓に並べれば統一感の取れたノーブルな空間ができあがります。
ポットだけでなく、ミルクやシュガーも同じ柄の容器に入れられるので、本格的なカフェのような雰囲気を楽しめます。
ちなみに、プレインやハーフレースのブルーフルーテッドとも合わせられるので、ブルーフルーテッドシリーズのカップセットなどをお持ちの方にはおすすめの商品です。
また、カップやプレートは既に持っているかもしれないという方にも、こちらのセットは珍しいため贈り物にするのも良いでしょう。お邪魔したことがあるお宅で、カップ&ソーサーのセットだけがあったなぁ…などと記憶している場合は、ぜひこちらのセットを贈ってみてはいかがでしょうか。
歴史マニアの方、時代もののコスプレなどを楽しみたい方、古い軍装品に興味のある方、アンティーク雑貨のコレクターさんなどにおすすめの、刀緒(とうちょ)をご紹介いたします。
旧日本陸軍の旧式略刀緒で、尉佐官共通のものです。
シックな黒い色が渋く、カッコイイ印象の刀緒です。
刀緒とは、明治以降の軍刀に用いられた軍装品で、軍刀の柄頭の猿手に付いている絹製の紐のことを指します。手首に巻いておいて、抜刀時に刀が落ちないようにストッパーとして用いられていました。
勢いよく抜いた刀を、勢い余って落としてしまったらただ事ではないので、非常に大切なアイテムだったと言えるでしょう。
ストッパーとしての実用的な役割の他に、階級章としての役割もあり、階級別で色が異なっていたそうです。こちらの黒色のものは尉官佐官関係無く、階級を問わず共通で使えるものですが、当時は尉官、佐官、将官の3つに分かれており、それぞれの中でも階級で色が分けられていました。
尉官と准士官は、茶色が基調となり、裏地が紺青色でした。
佐官は、尉官と同じく茶色が基調でしたが、裏地が緋色なのが違う点です。
そして将官は、房部分は黄色で、帯部分は緋色がベースで、そこに金糸で模様が入っていました。
時代とともにこれらの色も変わり、様々な種類の刀緒が登場し、共通のものも出回るようになります。
サーベルなどに巻くと凛々しさがぐっと増して風格が出てきます。
もし、明治や大正時代の軍装コスプレを楽しまれるならば、ぜひ刀に巻き付けてアクセントにしてみてはいかがでしょうか。
もちろん、コスプレだけでなく、貴重な歴史アイテムですので、コレクションに加えても良いでしょう。社会の授業などの教材としてお使いになるのもおすすめです。
カインドベアでは、このようなアンティーク雑貨や歴史的なアイテム、古美術品などを多く取り揃えております。
また、買い取りも積極的におこなっております。祖父母宅の整理中に何か歴史的に価値のありそうなものを見つけた、代々受け継がれているものがあるけれどいつまでも持っているわけにいかないし売ってしまいたい、など、歴史的に古いアイテムをお持ちの方は、ぜひ一度当店へお持ちくださいませ。
研鑽を積んだ審美眼を持つ当店のスタッフがしっかりと査定させていただきます。