ティファニーが誇る世界的デザイナー、エルサ・ペレッティが手掛けたアルファベットシリーズの「Y」イニシャルネックレスをお買い取りいたしました。
イニシャルをモチーフとしたアクセサリーやジュエリーは数知れず、プレゼントとしてもとても人気ですが、実は貰った本人は自分のイニシャルを積極的に身に着けることに少し抵抗を覚えます。
考えてもみてください。いただきもの、プレゼントされたものとはいえ、自らの名前の頭文字をネックレスやキーホルダーなどとして持ち歩きたいと思いますでしょうか…。
ハンカチやハンドタオルに小さく刺繍されているぐらいならば良いかもしれませんが、あまり堂々と自身のイニシャルを身に着けて歩こうとは思わない方が多いでしょう。
しかし、そんな概念を吹き飛ばすようなイニシャルネックレスを、エルサ・ペレッティはデザインしたのです。
エルサ・ペレッティは1974年にティファニーに加わった新進気鋭のジュエリーデザイナーで、そのデザインはユニークでありながら、とてもシンプルで、自然的な曲線美や「もの」の持つ官能性などをあますことなく引き出した、天性の才能が感じられるものです。
「エルサ・ペレッティがティファニーの一員となった日は、ティファニーのデザイン イノベーションにおける新しい幕開けでもありました」と、当時のティファニーCEOであったマイケル・J・コワルスキーに言わしめるほど、彼女の存在はティファニーにとってなくてはならないものとなりました。
そんな彼女が手掛けたイニシャルネックレスは、ただアルファベットにストーンを散りばめるだけ、アルファベットとお洒落なフォントでデザインするだけ、というものではありません。
一見アルファベットとは思えないような、独創的な曲線で象られたアルファベットが、見事に完成られたフォルムでペンダントヘッドとなり、胸元で揺れるのです。
たった「ひと文字」をここまで美しく、魅力的にデザインすることができるのは、彼女しかいないといっても過言ではないほどに、アルファベットが生き生きとアクセサリーに昇華しています。
今回お買い取りしたアルファベットは「Y」ですが、これを見て誰もがすぐに「あ、Yだ」と気付くことなく、身に着けている本人に「これ、Yのモチーフになっているんだよ」と言われて初めて「たしかに!!」と気付くような、そんなデザインとなっています。
イニシャルアクセサリーはちょっと…という方でも楽しんで身に着けられますし、プレゼントに本当におすすめの逸品です。