CAMUS カミュ ジュビリー バカラ クリスタル ボトル ブランデー コニャック 40度 700ml 箱 替栓付をお買取り致しました

非常にレアで価値の高いコニャックをお売りいただきましたので、ぜひ紹介させてください。

買い取らせていただいたコニャックは、カミュ社のジュビリーという古酒で、バカラのクリスタルボトルに入っています。替え栓つきで、開栓した後には芸術品のように美しいバカラの栓をすることで、ボトル全体の美しさを一層引き出せるようになります。

 

コニャックは、フランスのコニャック地方で作られるブランデーのことで、原料に白ブドウを使うのが特徴です。白ブドウならではの芳醇な香りと、とろけるような甘みが広がり、上品で高級な風味が感じられます。

 

カミュは、コニャック地域に拠点をおくブランデーメーカーで、1863年から160年もの歴史を持つ老舗です。

コニャックの中でも指折りの「ボルドリー」という土壌を所有し、コニャックを作っており、かつてのロシア皇帝も好んで飲んでいたと言われています。

 

ジュビリーは、1913年にカミュ社創設50周年を記念して発売された限定品で、「液体の宝石」と称されたXOランク以上の古酒をバカラのボトルに詰めたものです。

バカラのクリスタルボトルのデザインは、セルジュ・マンソーが手がけました。セルジュ・マンソーは、エルメスやディオールなどの有名メゾンの香水瓶のデザインを手掛けたことで名を馳せたデザイナーで、ジュビリーのボトルも、香水瓶を彷彿とさせるような洗練されたデザインです。

 

ボトルだけでも非常に価値が高く、空のボトルも高値で取引されている代物です。

中身のコニャックも高級かつ高品質な古酒であるため、中身が入った状態のジュビリーの希少価値は相当なものです。

 

ブランデーやウイスキーなど、古酒の価値が高いお酒は、贈答品としても好まれますが、貴重なものだからこそ取っておいて飲む機会を逸してしまったという方もいらっしゃるかと思います。

飲む人がいなくなってしまって困っている、飲まないけれど頂いてしまった、お酒は好きだけれどブランデーは飲まない、という方は、是非ご自宅に眠っている古酒をカインドベアにお持ちください。思わぬ金額がつくかもしれません。

 

このお酒に値段がつくかどうか分からない、買い取ってもらえるか分からない、という場合も、まずはお気軽にお問い合わせください。心よりお待ちしております。

 

Musigny Comte Georges de Vogueミュジニー コント ジョルジュ ド ヴォギュエ 2003 グラン クリュ 赤ワイン をご売却いただきました

超高級赤ワイン『コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ 2003』をお買取りさせていただきました。希少性がものすごく高く、なかなか手に入らないワインなので、当店も注目しています。

 

『コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ』は、ブルゴーニュワインの産地であるブルゴーニュ地方のシャンボール・ミュジニーという村における最も有名なドメーヌの名です。

ドメーヌとは、ブルゴーニュ地方において、ワインに用いるブドウの栽培から、醸造、熟成、瓶詰めまでの全工程を自ら行う生産者のことを指す言葉です。

 

『コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ』は非常に歴史の古いドメーヌで、1450年まで遡ります。現在は、『コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ』の名の元となったヴォギュエ伯爵の孫娘たちがドメーヌを所有しています。歴史ある老舗であることから、ドメーヌそのものは血族が継承していますが、実際の運営はジャン・ルバテッリを中心に行われています。

 

ブルゴーニュ地方では、ワインそのものではなく、その原料となるブドウを栽培する畑に格付けをして「格付けなし」「プルミエ・クリュ(一級)」「グラン・クリュ(特級)」と区分します。ミュジニーは「グラン・クリュ」に区分され、『コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ』はその約70%を所有しています。

 

世界で最も影響力のあるワイン評論家と言われているロバート・パーカーが「5つ星生産者」として高く評価し、世界中のワインファンから「一度は飲んでみたい」と憧れられるワインです。

 

今回お買取りさせていただきました『コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ 2003』は、ピノ・ノワール100%の華やかなアロマと、ギュッと凝縮したコクが楽しめる最高級のワインです。やや辛口で、芳醇な味わいを楽しめます。繊細で複雑な味の移り変わりもじっくりと感じたい1本です。

比較的若いオールドヴィンテージワインですが、十分に熟成されているため、オールドヴィンテージの美味しさを堪能できます。

 

カインドベアでは、高級ワイン、オールドヴィンテージワインのお買取りを積極的に行っております。また、ワインだけでなく、ウイスキー、ブランデーなどの古酒もお買取りいたします。高いお酒を頂いてしまったけれど、誰も飲まない……ということがございましたら、お気軽に当店にお持ちください。まず査定をし、その適正な価値をお伝えいたします。

NIKKA ニッカウイスキー ピュアモルト バカラ・クリスタル 750ml をご売却いただきました

バカラ・クリスタルのデキャンタ入りのニッカ、ピュアモルトウイスキーをお買取りいたしました。

非常に貴重なもので、販売当時の1990年には当時の12万円の値がつけられました。

 

スコットランドで生まれたウイスキーを、日本で生産するという偉業にチャレンジしたニッカ創業者の竹鶴政孝。彼の想いが込められた日本産のピュアモルトウイスキーは、多くのウイスキーファンの舌を唸らせ、今もなお愛され続けるウイスキーです。

 

そんなニッカのウイスキーと、世界的に有名なクリスタルブランド、バカラがコラボレーションした商品が本商品です。

ニッカのウイスキーは21年もので、じっくりと樽の中で寝かせたものです。アルコール度数は51度と少し高めですが、こっくりとした深い味わいと複雑に絡み合う豊かな香りが魅力的な逸品です。ウイスキーのもつ独特な琥珀色は光の当たり方で表情を変えます。バカラのクリスタルは、世界最高峰のクリスタル職人が緻密に計算し、クリスタルを加工しているため、光が差し込むことによりデキャンタ内のウイスキーの美しさを一層際立たせます。

本当に琥珀のような、宝石と見まごうほどの輝きを感じられる、そんな一級品と言える商品です。

 

歴史あるウイスキーを少しずつ楽しみながら、減りゆくデキャンタそのものが「命をもったオブジェ」としてインテリアにもなります。飲み終わった後の空瓶も、そのままオブジェとして飾れますし、他の飲み物のデキャンタとして活用することも可能です。

 

この商品ひとつで、香りを楽しみ、飲んで楽しみ、見て楽しみ、飾って楽しめる、そんな素晴らしいアイテムなのです。

かなりレアなものなので、中古品取扱い店でもなかなかお目にかかれません。

 

そして当店では、このニッカのような年代物のウイスキー、古酒を積極的にお買取りさせていただいております。バカラデキャンタのように特別な仕様となっていなくても、ウイスキーや古酒そのものに価値がございますので、もしご自宅に「高いお酒だけど誰も飲まなくて処分に困っている」という古酒がございましたら、一度お気軽にカインドベアにお問い合わせください。お酒の種類によってはお値段がつかないこともございますが、ウイスキー、紹興酒、ブランデーなど、古くなればなるほど価値が上がるお酒でしたら、厳正なる査定の上、お値段をつけさせていただきます。

COURVOISIER NAPOLEON コニャック ブランデー クルボアジェ ナポレオン バカラ デキャンタ 40度 700ml お買取り致しました

最高級ブランデーと称されるクルボアジェの「ナポレオン」をお買取りしました。

バカラのデキャンタに詰められた高級感溢れる逸品で、バカラの替え栓つきです。箱も付いているのでそのまま贈答品としても使える素晴らしい状態のコニャックです。

 

ブランデーとコニャックの違いが分からない、という方もいらっしゃるかもしれませんが、コニャックはブランデーの中の一種で、フランスのコニャック地方で作られたブランデーを指す言葉です。

 

スパークリングワインの中でもフランスのシャンパーニュ地方で作られたものをシャンパンと呼ぶような感じで、コニャック生まれのブランデーを「コニャック」と呼びます。

コニャックは、ブドウを用いた蒸留酒で、こっくりと甘い味わいと深みのある香りが特徴です。デザート酒として食後に楽しむ方が多く、眠る前のリラックスタイムに愛飲するファンもいます。

 

クルボアジェは、フランスはシャラント県ジャルナックというところを拠点とする有名コニャックブランドで、その味はかのナポレオンが愛したと言われています。

1805年に創業してから「美味しいブランデーを作る」と評判だったため、その噂が当時の皇帝ナポレオン一世の耳に入り、献上したそうです。そのブランデーを飲んだ皇帝がいたく気に入り、自らクルボアジェの酒庫にまで訪れるほどファンになったと言われています。

 

その後、ナポレオン三世も愛飲するようになり、クルボアジェのコニャックは「ナポレオンのコニャック」と称されるようになりました。

 

このような背景があり、クルボアジェはコニャックに「ナポレオン」という商品名をつけ、売り出すようになりました。

 

「ナポレオンの愛した酒」というネームバリューは世界中のブランデー愛飲者にとって「一度は飲んでみたい酒」として広まり、多くのファンを獲得しました。

雑味の無い高級感溢れる味わいと、まろやかな樽の風味が上品な、高貴なコニャックという印象の至極の酒です。

 

カインドベアでは、コニャックをはじめとするブランデー各種の買い取りをおこなっております。「〇年もの」の冠がついているブランデーは価値が高く、高値がつくこともございます。経験豊かなスタッフがしっかりと査定して納得いただけるお値段をつけさせていただきますので、ご自宅に「頂き物だけど飲まない」という高級なお酒がある方は、ぜひ一度お持ちください。

KARUIZAWA EXCEED 軽井沢 エクシード 12年 国産ウイスキーをお買取り致しました

閉鎖された幻の蒸溜所「軽井沢蒸溜所」のエクシード12年をお買取りいたしました。

とても希少性が高く、ものすごいプレミアがついた代物です。720mlでアルコール度数は40度、保存状態がよくエクシードの風味がしっかりと閉じ込められています。

 

軽井沢蒸溜所は、1955年に長野県御代田町に建てられ、日本産の上質なウイスキーを製造していました。ゴールデンプロミス種麦芽を用いることと、シェリー樽での熟成にこだわって、浅間山から流れてくる清らかな水を使って丁寧に蒸溜したウイスキーは、多くのウイスキーファンの舌をうならせてきました。

軽井沢というと、緑の多い山間の避暑地というイメージが強いですが、軽井沢蒸溜所は貯蔵庫が蔦で覆われているのが特徴的でした。この蔦は、勝手に生えてきたものを放置していたというわけではなく、ウイスキー作りに一役買っていました。蔦に覆われていたことで、貯蔵庫の中の温度や湿度を一定に保つことができ、それゆえにウイスキーにとって非常に理想的な環境を作れたと言われています。これに軽井沢の涼しい気候という条件が加わり、ウイスキーづくりに適した土地、そして蒸溜所の造りだったと言えます。

 

蒸溜所は2012年に完全閉鎖されたため、既に軽井沢蒸溜所で作られたウイスキーは市場に出回っていません。中古品を扱う店舗、あるいは古酒を扱っている店でしか見かけられない、本当に貴重なお酒です。

 

そして、その味わいや風味は大変な人気を博しており、入手困難となっています。

端正で気品がある風味で、食前酒として飲むのがおすすめです。香りとしてはブドウの華やかな香りが鼻を抜けた後、クリームのような甘い香りが漂い、そして最後には柑橘系の爽やかさが後を引きます。風味は、糖蜜のようなコクのある甘さが際立ちながらも、決してしつこくなく、つい「もう一口」と飲み進めたくなるような、そんな美味しさをたたえた仕上がりとなっています。

 

ウイスキーファンの方や、珍しいウイスキーを扱う飲食店さんに、ぜひお譲りしたいような逸品です。

 

カインドベアでは、ウイスキー、ブランデー、ヴィンテージワインなどの古酒を喜んでお買取りいたします。古酒は月日が経てば経つほど価値が上がるものが多く、珍しいものは数十万~数百万の価値がつくこともございます。

ご自宅に「古い高級酒があるんだけど、開けていないんだよね」というお酒がございましたら、一度お見せくださいませ。

PURE HIGHLAND MALT SCOTCHグレンモーレンジ 10年 旧ラベル ウイスキー をお買取り致しました

グレンモーレンジのウイスキーをお買取りしました。

10年もののオリジナルウイスキーで、珍しい旧ラベルのものです。アルコール度数は43度です。

 

グレンモーレンジは、ウイスキーファンなら誰もが知り、そして憧れる「完璧すぎるウイスキー」と絶賛される最高峰のウイスキーです。

ウイスキーの名所であるスコットランドに蒸溜所を構え、年間600万リットルものシングルモルトウイスキーが作られて世界中に輸出されています。

 

スコットランドは北ハイランドにあった古いビール醸造所を改築し、1843年に「グレンモーレンジ蒸溜所」として創設されたのがはじまりです。その後1849年より、150年以上にわたり愛され続けるシングルモルトウイスキーを作り続けることとなります。

 

グレンモーレンジ蒸溜所の最大の特徴は、5メートルを超える高さのポットスチルです。キリンよりも高いというこのポットスチルはグレンモーレンジを代表する名物で、この高さを生かしてフルーティーでフローラルな香りを出すことが可能となっています。

 

スコットランド産の大麦麦芽のみを使用し、ハイランド地方の「ターロギー」という泉の香水を用いて蒸溜しているのが特徴です。ウイスキー蒸溜に硬水を使うのは珍しく、100年以上の月日を経て石灰岩や砂礫層を通ってきた水に含まれる豊富なミネラルがウイスキーの味わいに深みをもたせ、華やかな風味を実現しています。

スコットランドの川を流れる水は、ピート(泥)により茶色味を帯びています。一見すると汚いような印象を受けますが、ウイスキーの香りを代表する「ピート」そのものであるこの泥が、水をろ過して端麗かつ深みのある香りを生み出す重要な決め手となっているのです。

 

日本の水では生み出せない、スコットランドならではの本格ウイスキーの味や香りを楽しめるという点が人気で、日本人にも多くのファンがいます。

 

今回お買取りした10年もののウイスキーは、現在では「オリジナル」と称されており、旧ラベルのウイスキーは非常にレアです。

 

クセの強いウイスキーは得意ではないという方でも非常に飲みやすく、はちみつのようなふんわりとした優しい甘みと、フルーティーさが人気です。

女性でも飲みやすい口当たりの良さがあるため、老若男女幅広く勧めたい最高峰のウイスキーです。

 

当店では、グレンモーレンジのウイスキーのお持ち込みを歓迎しております。世界的にも価値が認められている高級ウイスキーには高値がつけられることが多いため、もし飲まずにしまわれているウイスキーがございましたら、お気軽にお持ちください。

サントリー 響 35年 人間国宝 十三代今泉今右衛門 有田焼 未開栓 付属品完備 をご売却いただきました

サントリーの35年ものの「響」ウィスキーをお買取りしましたが、瓶が人間国宝である十三代今泉今右衛門による有田焼のもので、大変貴重な代物です。

未開栓で付属品が完備されています。これほど状態が良いものですと、マニアにはたまらないでしょうし、お買取り値も高くつきます。

 

さて、サントリーの「響」は日本でも名の知れたウィスキーですが、その「響」が人間国宝である十三代今泉今右衛門の有田焼の瓶に詰められて販売され、その高級感漂う雰囲気は多くのファンを魅了しました。

十三代今泉今右衛門は色鍋島今右衛門技術保存会を作り、有田焼における色鍋島の保存に努めると同時に、現代の角度から色鍋島を昇華させて芸術性を高めたとして評価され、人間国宝となりました。

 

色鍋島とは、有田焼の鍋島の色絵物のことを指す言葉で、藍色の呉須で下絵を描いたものに,本焼後、赤色・黄色・緑色の3色で上絵をつけたものです。

下絵の藍色と、上絵の3色の融合が特徴的であり、限られた色の中で表現する緻密さと繊細さが求められる非常に技巧的で難度の高い技術です。

 

「響」の瓶も、この色鍋島で、重厚感のある装いの中に繊細な美しさが見られます。

そのままインテリアとして飾っておきたいほど見事な仕上がりであり、ウィスキーを頂いた後も処分せずにずっと家に置いておきたい逸品です。

 

この素晴らしい瓶に入っているのは、サントリーが自信をもって作り続けている「響」の35年物です。

長期熟成の特徴である、熟れた果実の香りやスモーキーでウッディな風味をギュっと閉じ込めた銘酒で、ウィスキー好きにはたまらない美味しさです。

ゆっくりと時間をかけてストレートで楽しみたい味わいが特徴で、ウィスキーファンならば一度は味わいたい最高峰の仕上がりとなっています。

 

サントリーでは、今回お買取りしたボトルだけでなく、毎年数量限定でスペシャルボトルを販売しています。数量限定のため、非常に希少価値が高く、惜しくも手に入れられず、悔しい思いをするファンの方がいるため、このような商品には高い価値がつきます。

もし、ご自宅に頂き物などで眠っているスペシャルボトルがございましたら、是非お持ちくださいませ。

また、スペシャルボトルでなくても、ウィスキーのようなプレミアがつきやすい酒は需要が高いため、良いお値段をつけられるかと存じます。気になる方は、是非一度査定させてください。

ザ エッセンス オブ サントリー ウイスキー 山崎 白州 知多 3シリーズセット のお買取りです

既に販売が終了してしまっている数量限定のサントリーのウイスキーセットをお買い取りいたしました。ウイスキーファンの方は必見の耳より情報です。

 

今回お買い取りしたのは、ザ・エッセンス・オブ・サントリーウイスキーの山崎・白州・知多の3シリーズセットです。

それぞれのウイスキーは普通にスーパーなどでも売られていますが、数量限定で作られた特別な味わいを楽しむことができます。

 

まず目につくのは非常にお洒落なボトルデザインです。

それぞれの味わいをイメージした漢字「創・遊・夢」が芸術的な筆文字で描かれており、風情が感じられます。

 

それではひとつひとつ簡単にご紹介して参りましょう。

 

<シングルモルトウイスキー 山崎蒸溜所 ピーテッドモルト>

酒齢は12年で、柔らかく香るスモーキーな芳香が特徴です。ベリーを彷彿とさせる甘みと酸味が感じられ、爽やかさと深さの双方が同居しているような複雑な味わいが魅力です。

イメージの漢字は「創」で、探求心をくすぐられるような気分に浸ることができるような風味に病みつきになります。

 

<シングルグレーンウイスキー 白州蒸溜所 ライタイプ>

酒齢は4年と少し若く、華やかな味わいが特徴です。スモーキーというよりも、スパイシーと表現したい香りが鼻の奥にゆらぎ、良い意味で落ち着きすぎないウイスキーの味や香りを堪能することができます。イメージの漢字は「遊」です。遊び心が感じられるような楽しい味わいです。

 

<シングルグレーンウイスキー 知多蒸溜所 ワイン樽4年後熟>

酒齢は16年で、ワイン樽で4年間後熟させていることにより個性を引き出しています。

芳醇な香りと、まろやかでコクのある口当たり、プラムのような上品な甘酸っぱさを感じられる風味が口いっぱいに広がれば、まさにイメージ漢字のごとく「夢」の世界へと誘われるような気分になれます。

 

ひとつずつ順番に堪能していくのも良いですし、飲み比べて違いを楽しんでも良いですし、あなたの楽しみ方を見つけてみてはいかがでしょうか。

アイスクリームに垂らしたり、紅茶に垂らしたりしても美味しさを楽しめます。

ウイスキーファンの方も、ウイスキー初心者の方も、ぜひお試しください。

SUNTORY サントリー 九谷焼 七福神文瓶 700ml 43% 陶器ボトルをお買取り致しました

サントリーのウイスキー(43%・700ml)をお買取りしたのですが、ボトルが九谷焼の七福神文瓶でしたので、ご紹介いたします。

 

九谷焼とは、石川県の加賀地方で生産されている陶磁器のことで、17世紀半ば、江戸時代からはるか350年ほど続く伝統工芸品です。

特徴は九谷五彩と呼ばれる5色の絵の具で、赤、黄色、緑、紺青、紫の鮮やかな色合いを用いた自由で芸術的な絵柄が印象的な焼き物です。

 

現在は、この5色の和絵具だけでなく、様々な色を取り入れて、モダンで洗練されたデザインの九谷焼も創り出されていますが、伝統的な和絵具の「九谷五彩」を大切に、長年受け継がれてきたスタイルで作られる陶器も人気です。

 

今回お買取りしたウイスキーのボトルには、おめでたい七福神が描かれています。

七福神というと、宝船に乗っているイメージが強いですが、船は描かれておらず、神様たちがにこやかにボトルを囲んでいるようなデザインとなっています。

非常に縁起の良いボトルで、コロンとした丸い形がかわいらしく、ウイスキーを飲んだ後もインテリアや、花瓶などとして飾っておきたい芸術品です。

 

サントリーは、「ウイスキーと焼き物の出会い」というキャッチコピーのもと、九谷焼と有田焼のスペシャルボトルを作り、響などの自社ウイスキーを詰めて販売しています。

毎回デザインが異なるスペシャルボトルは、焼き物ファンにもウイスキーファンにも人気です。

 

限定品ですので、欲しくても買えなかったという人も多く、このような商品はプレミアがついて高く売買される傾向にあります。

サントリーのスペシャルコラボボトルのウイスキーだけでなく、他の古酒やお酒(ブランデーやワインなど)にも限定のボトルがありますので、そのようなものをお持ちでしたら、是非当店にお持ちください。

 

ボトルだけでも価値があるものがございますので、そういったものは空瓶でもお値段がつくことがあります。

レアな限定ボトル、有名ブランドとのコラボボトルなど、「これって限定品だけど、売れるのかなぁ」というものがございましたら、まずはお気軽にお問い合わせください。

熟練のスタッフによる丁寧な査定で、そのボトルの価値を確かめさせていただきます。

 

また、ボトルはスタンダードなもの、限定品ではないものであっても、古酒には価値がつき高値がつくことがございます。ウイスキーやワインなど、飲まずに眠っている古酒がありましたら是非お売りください。

REMY MARTIN レミーマルタン ケンタウロス リモージュボトル 緑 ブランデーをお買取り致しました

レミー・マルタンのコニャック(古酒)をお買取りしました。

シンボルマークであるケンタウロスの形をしたリモージュという陶器のボトルに詰められています。このケンタウロスボトルには金や黒などさまざまな色がありますが、今回お買取りしたものは緑です。

 

レミー・マルタンはフランスの老舗コニャックブランドです。

コニャックはブランデーの一種ですが、その違いはご存じですか?

実は「ブランデーの一種」としていますが、種類が異なるものというわけではなく、コニャック=ブランデーなのです。

 

コニャックとは、フランスのボルドー地方にあるコニャックという土地で作られたブランデーを指す言葉で、ブランデーそのものの名称です。

 

同じフランスのシャンパーニュ地方で作られた発泡性のワインを「シャンパン」と呼ぶのと同じような感覚ですね。ちなみに、シャンパン以外の場所で作られた発泡ワインはスパークリングワインと呼ばれます。スペインのスパークリングワインは「カヴァ」と称されるなど、地域の呼び方を採用しているものもあります。

 

コニャックも同じように、ブランデーの「名前」として憶えておくと良いです。

コニャック地方で作られるブランデーは独特の甘さとこっくりとした深みが特徴なので、人によってはブランデーとコニャックは別物だと思っていることがあります。

 

そのくらい味わい深いコニャックを作り続けているレミー・マルタンは、フランスの中でも指折りのコニャックブランド。

 

そのブランドのシンボルマークはケンタウロスです。

ケンタウロスは、ギリシャ神話に登場するお酒の神バッカスに仕えていたとされています。槍をかかげ上を見上げる力強い印象のシンボルマークは、まさにレミー・マルタンのコニャックの力強さと確かな歴史を象徴しているようです。

 

そんなシンボルマークであるケンタウロスをそのままのポーズでコニャックボトルにしたものが、今回お買取りの商品です。

コニャックを飲み終わった後もインテリアとして飾っておけるのが嬉しい一品です。

 

カインドベアではブランデー、コニャック、ウイスキー、ワインなどの古酒をお買取りしております。今回のような珍しいボトルや、アーティスティックなボトル、限定のボトルは高値が付きやすいですが、ごく一般的なボトルのものにもしっかりと値段をつけさせていただきます。是非安心してお持ちください。

ニッカ グランドエイジ ウイスキー 45% 660ml 木箱付 古酒のお買取りです

ニッカのグランドエイジというウイスキーをお買い取りいたしました。

アルコール度数は45度、660mlで木箱入りです。まるで香水瓶のようなお洒落なボトルとフタがなんとも高級な雰囲気を醸し出しています。

 

平成元年から8年頃まで販売されていたオールドウイスキーで、ウイスキーの種類としてはブランデッドになります。「グランドエイジ」という名前には成熟したという意味が込められており、オトナが楽しむ品のあるウイスキーとして造られたと言われています。

 

ラベルには「Art of Blend(アート・オブ・ブレンド)」と書かれており、ブレンドの芸術というキャッチコピーの通り、シングルモルトやグレーンとは異なる、ブランデッドならではの奥深さと複雑さ、そして絶妙に溶けあう味や香りが感じられます。

 

シェリーカスクが主体となっており、華やかな香りとピートの風味が特徴的です。

アルコールのツンとした要素はあまり感じられず、香りも味も柔らかくまとまっています。

ウイスキー特有の甘さもしっかりと感じられ、コクとあいまって「みたらし」のような少し香ばしい中にも甘みが感じられるような、そんな独特の香りと味を楽しめます。

まろやかな口当たりはウイスキー初心者の方でも美味しく召し上がっていただけます。後味はスッと綺麗に溶けていくようで爽やかな余韻を楽しめます。

 

ウイスキーがお好きな方ならば、そのままストレートで味わっていただくのがおすすめですが、様々なアレンジを楽しめるのもグランドエイジの長所となっています。

おすすめの割り方はソーダ割りです。炭酸水で割ってハイボールにすると、甘みが際立ちぐっと飲みやすくなります。爽やかな後味を楽しみながら、割っても損なわれないグランドエイジの風味豊かな味わいをお楽しみいただけます。

お食事と合わせるならばソーダ割り、ウイスキーだけを楽しむならばストレートかロックがおすすめです。

 

カインドベアでは国内外を問わず、様々なオールドウイスキーを取り扱っております。

既に販売が終了しているレアなウイスキーも見つかるかもしれませんので、ウイスキー愛好家の方は是非探してみてください。

また、お買い取りも積極的におこなっております。いただいたウイスキーがあるけれど飲まずに置きっぱなしになっていた、昔お土産で購入したものの飲まずにいる、などご自宅に眠っているウイスキーがある方は、ぜひ一度お持ちくださいませ。気付かぬうちに価値が上がっている可能性もございます。

ベル・エポック・エディション・プルミエールペリエ・ジュエ BELLE EPOQUE EDITION PREMIERE BRUT シャンパン 白 750mlをお買取りいたしました

美しいアネモネのラベルが目を引くペリエ・ジュエのベル・エポックは、「花のシャンパン」として世界中のワインファン、シャンパンファンから愛されています。

 

ペリエ・ジュエは、1811年に創業したシャンパーニュメゾンです。

シャンパンが、シャンパーニュ地方で造られた発泡ワインのみを指す言葉だということは有名ですが、シャンパーニュメゾンというシャンパンのみを専門で手掛けるメゾンがあることはあまり有名ではありません。

 

もちろん、赤ワイン、白ワインなど、発泡しない普通のワインを作っているワイナリーでシャンパンが作られることもありますが、シャンパーニュ地方にはシャンパンだけを作っているシャンパーニュメゾンもあるのです。

 

ペリエ・ジュエは、創業者であるピエール・ニコライ・マリー・ペリエと、その妻アデル・ジュエの名前から取ってつけられた名前を持つシャンパーニュメゾンで、丁寧に丹精込めてシャンパンを作り、また次々と新しい試みに乗り出して他のメゾンよりも早く辛口のシャンパンやヴィンテージシャンパンを作ったことで有名です。

 

今回ご紹介するベル・エポックは、なんといってもラベルに描かれた美しいアネモネが目に飛び込み、非常に印象的です。このアネモネは、巨匠エミール・ガレが描いたもので、ビンそのものが芸術作品のような美しさと気品を漂わせています。

 

もちろん、本題のシャンパンがビンに負けるようではいけません。

肝心のシャンパンは、シャルドネをベースにしてピノ・ノワールをブレンドした白ワインで、透き通ったゴールドに仄かにグリーンカラーが煌めき、優雅な色合いを楽しませてくれます。香りはエルダーフラワーのような花の香りが感じられ、柑橘系の爽やかな香りも顔を覗かせます。

口に含むと爽やかで華やかな香りが鼻を抜け、舌先にはまろやかな甘みが感じられ、桃や洋梨を彷彿とさせるようなフルーティーな味わいが広がります。

甘いといっても、砂糖のような甘さではなく非常に爽やかで自然な甘さで、スッキリした綺麗な余韻がスッと後を引きます。

 

シーフードのマリネや生ハムなど、一般的に白ワインと相性が良いとされている食べ物との相性は抜群で、パーティーの前半でいただきたいようなシャンパンです。

もちろん、シャンパンだけでゆっくりと味わうのも一興です。

ザ エッセンス オブ サントリー ウイスキー 山崎 白州 知多 3シリーズセット をお買取りしました

既に販売が終了してしまっている数量限定のサントリーのウイスキーセットをお買い取りいたしました。ウイスキーファンの方は必見の耳より情報です。

 

今回お買い取りしたのは、ザ・エッセンス・オブ・サントリーウイスキーの山崎・白州・知多の3シリーズセットです。

それぞれのウイスキーは普通にスーパーなどでも売られていますが、数量限定で作られた特別な味わいを楽しむことができます。

 

まず目につくのは非常にお洒落なボトルデザインです。

それぞれの味わいをイメージした漢字「創・遊・夢」が芸術的な筆文字で描かれており、風情が感じられます。

 

それではひとつひとつ簡単にご紹介して参りましょう。

 

<シングルモルトウイスキー 山崎蒸溜所 ピーテッドモルト>

酒齢は12年で、柔らかく香るスモーキーな芳香が特徴です。ベリーを彷彿とさせる甘みと酸味が感じられ、爽やかさと深さの双方が同居しているような複雑な味わいが魅力です。

イメージの漢字は「創」で、探求心をくすぐられるような気分に浸ることができるような風味に病みつきになります。

 

<シングルグレーンウイスキー 白州蒸溜所 ライタイプ>

酒齢は4年と少し若く、華やかな味わいが特徴です。スモーキーというよりも、スパイシーと表現したい香りが鼻の奥にゆらぎ、良い意味で落ち着きすぎないウイスキーの味や香りを堪能することができます。イメージの漢字は「遊」です。遊び心が感じられるような楽しい味わいです。

 

<シングルグレーンウイスキー 知多蒸溜所 ワイン樽4年後熟>

酒齢は16年で、ワイン樽で4年間後熟させていることにより個性を引き出しています。

芳醇な香りと、まろやかでコクのある口当たり、プラムのような上品な甘酸っぱさを感じられる風味が口いっぱいに広がれば、まさにイメージ漢字のごとく「夢」の世界へと誘われるような気分になれます。

 

ひとつずつ順番に堪能していくのも良いですし、飲み比べて違いを楽しんでも良いですし、あなたの楽しみ方を見つけてみてはいかがでしょうか。

アイスクリームに垂らしたり、紅茶に垂らしたりしても美味しさを楽しめます。

ウイスキーファンの方も、ウイスキー初心者の方も、ぜひお試しください。

サントリー 白州 HAKUSHU 18年 700ml をお買取りしました

ガラス細工、ガラス工房と聞くと、おそらく多くの人がイタリアのヴェネツィアングラスを思い浮かべるでしょう。

あまり日本の工房を思い浮かべる方は多くないのではないでしょうか。

 

しかし、日本にも勿論沢山のガラス工房があります。

ガラスの技術は日本では明治時代の頃から盛んになり、ランプや瓶、グラスや金魚鉢が作られるようになりました。そしてそれまで障子張りだった窓がガラス窓になったことにより、板ガラスの需要も伸びました。

 

ガラス製品は割れてしまう特性をもっているため、消耗品扱いで、時代が進むにつれて機械製品の技術が著しく進歩しても、あまり影響を受けませんでした。

しかし、機械を用いてガラス製品を作ることができるようになると一転、機械生産の安価なガラスの需要が急激に伸びました。

 

なにしろガラスは消耗品なので、どうせ割れてしまうならば、職人が手作業で作った高いガラスよりも機械で作った安いガラスの方が良いという考えを持つのはごく自然なことでした。

 

しかしながら、やはり人の手で作られたものと、機械によって作られたものには決定的な差がありました。物理的にはガラスの厚さです。機械生産であれば、いくらでも薄いガラスを作ることができます。しかし、強度が弱くすぐに割れてしまい、何よりも薄っぺらく冷たい印象を与えます。

その点、手作業で作ったガラスは厚みがあり強度は十分ですし、人の手で作られたという温かさと、得も言われぬ美しさが感じられます。

 

そのようなわけで、機械化が進んでも職人たちによるガラス工房は廃れることなく唯一無二のガラスを生み出し続けてきました。

そんな中で、岡山県倉敷市に生まれた小谷眞三が確立したのが倉敷ガラスです。

 

ガラス製品は、ヴェネツィアングラスのように高い芸術性を追求していくメーカーも多く、実用性よりも芸術性を追い求め、使い勝手などは二の次にしがちですが、小谷のガラスはあくまでも実用的であることを追求したことにより、本当の意味で美しい、あるべき姿のガラスが生み出されるのです。

 

今回ご紹介する作品は美しい葡萄色の水差しです。

深い紫色がとても上品で、まるで吸い込まれてしまいそうな魅力を湛えています。

小谷の魂が込められたガラスの真髄に触れ、その美しさに酔いしれるのも一興です。

実用性を重視して作られたものですが、インテリアとして飾ってもとても見栄えします。

ワイルド ターキー 12年 旧ラベル 750ml 50.5度 バーボンウイスキー 箱付をご売却頂きました

バーボンウイスキーの金字塔である「ワイルドターキー」の中でも非常に希少価値の高い12年の旧ラベルをお買い取りいたしました。

8年や13年はよく見かけますが、旧ラベルの12年は本当に珍しく、ワイルドターキーファンにはたまらない逸品です。

 

ワイルドターキーは、ラベルに七面鳥の絵が描かれており、「ワイルド」という名前からもイメージされる通り、荒々しく独特な風味が特徴のバーボンウイスキーです。

バーボンウイスキーとは、世界にたくさんあるウイスキーの種類のひとつで、主原料としてトウモロコシを51%以上使っているものを指します。他にも、アルコール度数80%以下で蒸留すること、新しいオーク樽の内側を焦がしたもので熟成させること、など細かく条件が定められています。この条件を満たしたウイスキーだけが「バーボン」と分類されます。

 

ワイルドターキーは、1940年にトーマス・マッカーシーという男性が七面鳥狩りの最中に仲間に振舞ったバーボンウイスキーが好評だったため、この名前をつけたウイスキーを販売しはじめたことがその起源とされています。

ケンタッキー州のワイルドターキー蒸留所で造られており、他のバーボンウイスキーと比べるとトウモロコシの含有量が少なく、大麦やライ麦などをふんだんに用いて造られるウイスキーの個性的な味わいが楽しめます。

 

今回お買い取りした12年のウイスキーは、濃い琥珀色が美しく、ビターでスパイシーな香りが鼻を楽しませ、口に含むとトロリとしたなめらかな舌触りとスモーキーでウッディな風味がいっぱいに広がります。甘い余韻が楽しめるのも魅力のひとつです。

 

ワイルドターキーは荒々しい味が特徴のひとつですが、こちらの12年ものは比較的まろやかで、上品な仕上がりになっています。

 

ロックで飲むことによってウイスキーの個性をそのまま楽しむことができますが、ハイボールにしても美味しいです。

また、シロップや他のお酒と合わせてカクテルにしても秀逸です。ワイルドターキーをメインにするのではなく、香りづけ程度に少しプラスすることにより、唯一無二の個性的なカクテルが誕生します。柑橘系のカクテルやベリー系のカクテルと合わせるのがおすすめです。カルーアに少し足すとオトナなコーヒーテイストのカクテルに仕上がります。

ザ・マッカラン18年 シェリーオークカスク ウイスキー をお買取いたしました。

ウイスキーファンなら誰もが知っているマッカラン。

ウイスキーの名産地であるスコットランドのハイランドにあるマッカラン蒸留所の象徴でもある「ザ・マッカラン」シリーズを代表する「ザ・マッカラン18年」は、ウイスキーファンの中では定番のウイスキーです。

 

ウイスキーには12年、25年、30年など、熟成された年月に合わせて年数が表示され、それが一種のブランディング効果を発揮しますが、マッカランの18年は「ザ・マッカラン」シリーズを代表する熟成年数です。

 

「シェリーオークカスク」というのは、シェリーオーク樽という意味です。

「カスク」はウイスキー業界で「樽」を意味する言葉で、しばしば「バレル」と混同されがちですが、バレスには樽のサイズを表す意味もあり、純粋に「樽」だけを意味する「カスク」とは少し異なる意味合いとなります。

広く「カスク」という言葉の中に「バレル」が含まれるという理解が分かりやすいです。

 

シェリーオーク樽で18年間じっくりと熟成した「ザ・マッカラン」は、こだわりのシェリーオーク樽の香りを程よく含み、まろやかで口当たりの良いウイスキーに仕上がります。

 

味の好みは人それぞれなので、濃厚な味わいが好きな方、あっさりとしたライトな口当たりが好きな方、色々です。ウイスキーは熟成年数が重なるほどに高価なものになる傾向がありますが、単純に熟成年数を重ねるほどに美味しくなるかというと、好みのことを考えると一概にそうとは言い切れません。

熟成年数が長いほど、樽の香りがウイスキーに移るため、独特な風味が強くなります。

ウイスキー特有の風味にまだあまり慣れていない方にとっては、なかなか刺激が強いかもしれません。

 

そういった意味では、「ザ・マッカラン」の18年は、ウイスキー初心者でも非常に飲みやすく口当たりがまろやかで、美味しさと香り高さを感じられることでしょう。

 

グラスに注ぐと明るめな琥珀色の液体が輝き、ドライフルーツにチョコレートが合わさったような香りが鼻先をくすぐります。

口に含むとスパイシーな樽の風味が広がり、後味は爽やかな酸味と後引くシェリーの香りが余韻たっぷりで、お洒落に楽しめるウイスキーです。

 

ロックでも美味しいですが、まずはそのまま飲んでみるのがおすすめです。

 

カインドベアではマッカランをはじめとする高級ウイスキー、年代物のウイスキーの買い取りを積極的におこなっています。

もしご自宅で眠っているウイスキーや、頂き物だけれど飲まないというウイスキーがあれば、ぜひ一度お持ちください。

山崎 18年 買取しました

日本のシングルモルトウイスキー、サントリーの「山崎」18年物(700ml・43%)をお買い取りいたしました。化粧箱付きで、贈呈用にもお買い求めいただけます。

このウイスキー、サントリーのものだからといって侮る事なかれ。今値段が高騰している入手困難なウイスキーなのです。市場ではほとんど見かけなくなってしまったので、カインドベアに置いておけるのも時間の問題かもしれません。山崎は日本のシングルモルトウイスキーの中でも人気の高いものですので、あっという間にウイスキーファンのお客様の手に渡ってしまうかも・・・。

 

山崎の公式ホームページを見ると、ラインナップとしては「山崎」「山崎12年」「山崎18年」そして「山崎25年」の4種類が出てきます。山崎18年は、こだわりのシェリー樽でじっくりと熟成したものを、ほどよい頃合いで瓶詰めしたもので、奥行きのある熟成感とほんのりと甘酸っぱさが感じられる風味が特徴的です。

シェリー樽で熟成する事によって染み込む、ドライフルーツのような仄かな酸味と、チョコレートのような香ばしさが感じられる味わいで、赤みがかった琥珀色のウイスキーはグラスに注げば滑らかに艶っぽく光り輝きます。

 

この山崎18年は他の3つのウイスキーと比べて、ひときわ多くの賞を受賞しています。

ベストアザーウイスキー賞、SWSCダブルゴールド、ISC金賞など、なんと15回も受賞している銘酒で、最も人気の高いウイスキーなのです。

 

NHKの連続テレビ小説「マッサン」でウイスキー人気がグッと高まってから、日本人の中でもウイスキーが飲まれる事が多くなる中で、山崎18年もかなり売れ行きが伸びたようで、すっかり品薄となってしまったそうです。

 

マッサンは何度かちらっと観ましたが、主演の女優さんがとても良い演技をされていましたね。マッサンが試行錯誤しながらウイスキー造りに一生をかけていたのも印象的でした。日本の時代を変えるようなものを作り出すって、本当にすごい事ですよね。

ウイスキーの魅力も存分に伝わる内容で、ウイスキーファンが増えた事、ウイスキーに興味を持ってくれる人が増えた事は、私にとってもとても嬉しい事です。

 

カインドベアでは日本は勿論世界の珍しいウイスキー、アンティークで貴重な古酒を数多く扱っております。販売だけでなく、お買い取りにも力を入れていますので、ご自宅にウイスキーが眠っている方、あるいは珍しいウイスキーを試してみたいという方は是非足をお運びください。

メルシャンの軽井沢ウイスキー17年 買取ました。

ちょっと珍しいウイスキーをお買い取りしたので、ご紹介しますね。

メルシャンの軽井沢ウイスキー17年(700ml)です。

 

今はもう閉鎖されてしまっているのですが、2012年まで長野県の軽井沢で稼働していたウイスキー蒸留所で造られた国産のウイスキーです。ウイスキーの生産そのものは2000年までで、それ以降は熟成と販売のみおこなわれていたのですが、2012年には蒸留所そのものは閉鎖となってしまいました。

つまり、今回お買い取りの軽井沢ウイスキーかなりプレミアなウイスキーという事になります。

 

軽井沢ウイスキーは、国産ウイスキーでは初の100%モルトウイスキーとして話題を集め、かなりの値段がつけられたにも関わらずウイスキーファンから支持を得て、贈呈用や特別な席で嗜まれるものとして人気を博しました。

浅間山の清らかな水を使い、上質なシェリー樽で熟成させたウイスキーで、軽井沢の冷涼な気候が熟成にとって最適な環境を作り出し、世界に通用する上質な味わいを実現しました。

販売が終了していることから、現在は希少性が跳ね上がり、入手困難な古酒となっています。

 

ボトルがとてもお洒落で、アンティークな雰囲気を感じられるのが魅力のひとつでもあります。まるで香水瓶のようなデザインで、蓋の球体と四角い瓶の形のバランスがインテリアとしても存在感を発揮するような、そんな風貌です。

洗練されたボトルデザインですが、どこかレトロな雰囲気も持ち合わせているので、マニアにはたまらないのではないでしょうか。

 

ボトルの中で光るウイスキーは17年間大切に熟成された琥珀色が輝き、宝石トパーズのような美しさを感じさせます。とろみのあるウイスキーをグラスに注げば、17年間の熟成期間で培われた香りがフワリと広がり、鼻の奥に時の流れが駆け抜け、ひとたび口に含めば軽井沢の爽やかな気候を彷彿とさせるような芳醇で口当たりの良い風味が楽しませてくれるでしょう。

 

とにかく希少価値の高いウイスキーですので、なかなか入手できない代物です。

このように、販売終了となっている銘柄のウイスキーや、そもそも蒸留所が閉鎖してしまっているウイスキーにはどんどん付加価値がついていきます。あなたのご自宅にもこのようなウイスキーや洋酒が眠っていたら、ぜひカインドベアへお持ちください。

カインドベアでは、積極的にウイスキーをはじめとする洋酒買い取りをおこなっています。

ボウモア買取ました

ウイスキーは流通が少ないオールドタイプのものになると希少価値が上がると言われていますが、今回お買い取りしたボウモアのダンピーボトルの12年物のウイスキー(1000ml)は80年代に出回っていたもので、オールドボトルとしては十二分の価値のあるものです。

 

ボウモアは、ザ・マッカランなどと比べると多少知名度は下がるのかな、というところですが、スコットランドのアイラ島というスコッチウイスキーの聖地に蒸留所を構えており、「海のシングルモルト」というキャッチコピーで有名です。

海抜0mの蒸留所は、潮風を受けて潮の香りが感じられる海沿いの蒸留所です。「ボウモア」はゲール語で「大きな岩礁」を意味する言葉で、天候次第では波が壁を打つほど海と隣り合わせという立地で、240年もの間ウイスキーを熟成させてきました。ウイスキー熟成のために最適な湿潤さを保てるとして、最高の環境づくりができるのだそう。そして仄かに潮の香りを感じさせるような気さえしてくるこの環境こそが、世界でも稀な「ボウモア」のウイスキーの特徴となり、「海のシングルモルト」というキャッチコピーに相応しい個性を実現しています。

 

さて、今回お買い上げのダンピーボトルは、ちょっとずんぐりとした形のボトルの事を指します。ラベルをよく見ると、ヒレのついた不思議な生物が描かれています。空想上の生き物だと思いますが、海を彷彿とさせる生物ですね。とてもお洒落でかっこいいラベルです。

容量はたっぷり1000mlで、大人数でも楽しめるのが嬉しいポイントです。

 

12年物なので、比較的あっさりとした飲みやすい口当たりが特徴です。

香りは、コクやまろやかさ、重厚さというよりも、華やかさの方が目立ち、蜂蜜のような甘い香りも感じられます。そしてアイラ島のスコッチウイスキーならではの土っぽさや塩素のような不思議な香りも感じられます。これが「海のシングルモルト」の所以で、潮の香りというか、他のウイスキーには無い独特な香りが漂うのです。

味の方は、洋梨やトロピカルフルーツを感じさせる華やかさ、そしてピーティーさを感じられるスモーキーさ、麦の香ばしさなどが広がり、そこにほんのりと潮風を感じさせるような要素も加わります。品があり飲みやすく、ストレートでじっくりと味わいたい風味です。

 

個性的で味わい深いウイスキーをお探しの方にはおすすめの逸品です。

色々なウイスキーを探求したいというウイスキーファンの方には是非一度ご賞味いただきたいです。

グレンモーレンジ 30年 買取

とんでもない逸品をお買い取りいたしましたのでご報告します。

もののウイスキー、オロロソカスクフィニッシュ(700ml)です。2004年にカスクストレングスでボトリングされた古酒で、文句なしに「超」をつけて良いくらい希少価値の高いウイスキーです。

 

カスクフィニッシュの「フィニッシュ」とは、ある樽で熟成させたウイスキーを更に別の樽に移して熟成させる事を意味しています。

このオロロソカスクフィニッシュは、蒸留年が1972年の原酒をバーボンホグスヘッド樽で熟成させ、1989年にオロロソシェリーバットに移して2004年まで約15年間熟成させたものです。こうして見てみると30年ではなく、31年か32年の熟成期間になるのですが、ラベルの表記は30年になっています。移行期間を引いたのか、それともキリの良い30年という数字を採用しただけなのか、その真偽は分かりませんが、30年以上熟成させたことは間違いない立派な古酒になります。

 

バーボンホグスヘッド樽には原酒の荒々しさをまろやかにする効果があり、まずこのバーボンホグスヘッド樽で15年以上熟成させる事でゆっくりとウイスキーの角を取っていき、その後香り高い最高級のオロロソシェリーバットに移して、これまた約15年もの歳月をかけてゆっくりゆっくり熟成させる事で、シェリーの華やかな香りがウイスキーに染み込んで素晴らしい香りと風味を実現した逸品です。

 

古酒ならではの甘味ととろみ、そしてコクの深さを感じられる味わいで、まず注いだ時の香りは黒糖やチョコレートのような甘さとコーヒーのようなウッディーな香ばしさを感じられます。

口に含むと、レーズンやチョコレート、そして黒蜜をも彷彿とさせるような独特の甘みが広がり、そこにシェリーの華やかさと仄かな酸味が乗り、更には樽のウッディーでスモーキーな風味も加わり、なんとも複雑な味わいを一度に感じる事ができます。

 

これだけ複雑で味わい深く、香りも良いウイスキーはそう多くはありません。

長い年月をかけて丁寧に熟成された、まさに「手塩にかけた」最高の逸品と言える素晴らしいウイスキーです。

 

骨董品レベルで貴重で高価なウイスキーですが、ウイスキーファンの方には是非飲んでいただきたいです。

そして、弊社カインドベアでは多くのウイスキーの買い取りに力を入れています。頂き物がご自宅で眠っているという方、ウイスキーの種類や価値がよく分からないという方など、ぜひ一度カインドベアまでお持ちくださいませ。