有田焼 酒井田柿右衛門13代目が手掛けた柿右衛門窯のコーヒーカップとソーサー6客セットをお持ちい込みいただきました。

今回は、人間国宝の職人さんが手掛けた素晴らしいコーヒーカップとソーサーのセットをお買い取りいたしました。

江戸時代から現代まで脈々と引き継がれてきた有田焼陶芸家一族の当主、酒井田柿右衛門の13代目が手掛けた柿右衛門窯のコーヒーカップとソーサーで、6つのセットが揃った非常に良い状態でお買い取りさせていただきました。

13代目の酒井田柿右衛門は人間国宝に認定されており、骨董品としても美術品としても、非常に価値の高い作品です。

 

酒井田柿右衛門様式の特徴のひとつに、花鳥図などの絵柄を乳白色の陶器にたっぷりと余白をとって描く、いわゆる「余白の美」を生かした様式があります。この様式に用いられる乳白色の白磁の事を「濁手(にごしで)」と言い、佐賀の方言で「米の研ぎ汁」を意味しており、一般的な白磁が少し青みがかっているのに対し温かさを感じさせる乳白色なのが特徴です。この濁手は18世紀に一度途絶えてしまったのですが、13代の酒井田柿右衛門の手により復活しました。このような功績により人間国宝に認定された13代目が有田焼の伝統と文化、そして発信にいかに貢献したかという事が分かります。

 

今回お買い取りのコーヒーカップとソーサーは、柿右衛門様式の「余白の美」を感じさせるようなデザインで、白いカップとソーサーに絶妙なバランスで描かれた柿の絵が、陶器そのものの美しさを邪魔せずに彩を添えています。

落ち着いた藍色の枝葉と、少し暗めの濃い朱色で描かれた柿が、大人の落ち着きを演出しています。

 

柿といえば秋口を彷彿とさせます。少し肌寒くなってきて秋の風が衣替えを思い起こさせるようになり、徐々に陽が短くなり夜のとばりがおりるのが早くなってきたと感じる頃、湯気がゆらめくホットコーヒーを片手に本のひとつも読みたくなるものです。

涼し気なグラスに氷の音を聞きながら飲む夏のアイスコーヒーから、コーヒーカップに丁寧に煎れたホットコーヒーに変わる秋という季節に、このカップとソーサーの組み合わせは最適なのではないでしょうか。

6つセットなので、お客様がいらした時にも使う事ができますし、カップの作者である酒井田柿右衛門を話題のひとつに持ち出しても良いでしょう。

 

カインドベアでは、今回お買い取りの商品のような骨董品や高級食器、茶器などの買い取りも積極的におこなっております。

時が経つほどに価値が上がるものも沢山ございますので、もしも「これは」というものがあれば、ぜひ当店までお持ちください。

40年ぶりに金の価格が高騰しています!

突然ですが、今、40年ぶりに金の値段が高騰しているってご存じですか?

金は昔からその希少価値と美しさから、資産のひとつとして重宝されてきました。

資産分散のひとつとして現金ではなく金塊や貴金属を持つという選択肢もあり、資産家の中では比較的一般的です。万一日本円やアメリカドルなどの価値が急落しても、金には独自の価値があるため全面的な被害を免れるという安心感があるためです。

 

金には金の価値があり、これは世界の経済状況や為替、金の採掘量などによって変動します。

その金の値段が、ここ最近40年ぶりに高騰しているというのです。

 

金の値段が上がる理由はズバリ、経済の不安定と将来への不安感です。

世界経済や日本経済のリスクが高まると、金の価格は上昇する傾向にあります。これは、金そのものが持つ価値を求め、金を購入する人が増えるためです。

何かがきっかけでとんでもないインフレ状態となり、貨幣価値が急落した場合、紙幣はただの紙切れと化し、コインはただのガラクタと化します。その点、金はただのガラクタにはなり得ません。金そのものが持つ希少価値と美しさは、どれだけ貨幣価値が下がっても変わらないからです。(ただし、金の値段は変動します。ここで重要なのは「金」そのものは変わらない、という事です)

 

お金を銀行に預ければ利息が付きますが、金を持っていても利息はつきません。

しかし、お金の価値がゼロになるリスクはありますが、金の価値がゼロになることはまずあり得ません。

 

そのため、利息はつかなくても価値がゼロになることはない金を持つことで安心感が得られるのです。

 

近年の米中貿易摩擦や香港のデモなど、世界情勢の不安定さが生む経済への不安と、ほとんど利息がつかない預金事情から、お金を預けるよりも金を買って持っておこうと考える人が増え、金の値段が上がっているのです。

日本国内で見てみても、消費増税や年金だけでは暮らしていけない老後など、将来への不安や経済の不透明さが顕著となっている今日、資産のひとつとして金を持っておこうと考える人も決して少なくありません。

 

金の値段が高騰しているということは、逆に言えば「今が売り時」でもあるということです。

このまま上昇を続けるかどうかは誰にも分かりません。金の値段は変動するものですので、また価値が下がるかもしれません。ではいつが売り時なのか。こればかりは未来が読めない以上は「値段が上がっている今」としか言えません。

 

ご自宅に貴金属が眠っているという方、金のアクセサリーや金食器などを持っている方は、是非一度カインドベアにお持ちください。

今ならばとても良いお値段をつけられます!今が売り時の金、タイミングを逃す手はありません!

Louis Vuitton ルイ ヴィトン ダミエ エベヌ アルマPM ハンドバッグ N51131 をお買取りさせて頂きました。

今回は、ルイ・ヴィトンの「アルマPM」というハンドバッグのダミエ・エベヌ生地の型番N51131をお買い取りさせていただきました。

 

ルイ・ヴィトンは、数々のバッグを扱っており、大きさや素材、柄や形などによって好みや使用シーンで選べるようになっていますが、この「アルマPM」は小ぶりなハンドバッグで、少ない荷物を持ち歩くシーンに最適なエレガントなフォルムが特徴です。

1934年にデザインされた、メゾンのアール・デコ調のバッグで「アルマ」という名前はフランスの橋の名前から取ったものです。シンプルなフォルムですが、だからこそ品がありどんなファッションにも合わせやすく、日常使いにもピッタリですし、ちょっとお洒落したい時にもしっくりくるバッグです。

 

ダミエ・エベヌは、明るい茶色と濃い茶色の格子模様で大人っぽい落ち着いた印象を与えてくれる生地です。ルイ・ヴィトンの定番の柄であるロゴマークがふんだんに用いられたモノグラム生地と似た色合いながら、「ルイ・ヴィトン」感を主張しすぎていないため、ブランド感は控えめに、でも良いものを持ちたい、という方におすすめしたい生地です。

格子模様の1マスに「LOUIS VUITTON」の文字がさりげなくあしらわれていたり、ファスナーの金具や革にもさりげないロゴマークがあしらわれています。

内布が鮮やかな朱色で、パッと目を引き華やかな気分にさせてくれます。内ポケットもついているのでとても使い勝手のよいバッグです。

バッグの底部分(ファスナーの元の部分)に小さなマチが折りたたまれており、バッグを広げる時に口が大きく開き、中身を取り出しやすくなっているのも嬉しいポイントです。

洗練されたデザインと、実用性を兼ね備えたハンドバッグなのです。

 

ブラウンの生地や革に合わせてゴールドの金具が用いられているため、色のトーンに統一感があり、エレガントな印象を与えてくれます。

色合いと素材感から、秋冬もののコーディネートに合わせるのにピッタリです。柄ものなので無地の洋服やコートとの相性が良く、ファッションのワンポイントとしても存在感を放ってくれます。

ダミエ・エベヌの模様は同系色でまとめられているため、ストライプや千鳥格子などの柄物ファッションに合わせても、意外としっくり馴染みます。

 

ワンランク上のハンドバッグを日常に取り入れてみませんか?

カインドベアでは他にもハイブランドのハンドバッグや様々なバッグ、ファッション雑貨を取り扱っておりますので、是非お気軽に足をお運びください。

ROLEX ロレックス サブマリーナ メンズ腕時計をお買取りいたしました

今回お買い取りした商品は、ロレックスの防水腕時計サブマリーナ16610のF番です。

ロレックスが自信を持って世に送り出しているダイバーズウォッチで、その歴史はとても古く、ロレックスファンやダイバーズウォッチマニアの中では非常に有名な時計です。

 

言わずと知れた世界屈指の名時計ブランドであるロレックスは、デザイン性にも機能性にも、そして実用性にもこだわって、常に時代の最先端を行くような新モデルを生み出してきました。

そんなロレックスが1926年に開発したのが「オイスター」という高い防水性を有するダイバーウォッチの先駆けとなる世界初の防水腕時計でした。世界的にも注目されたオイスター、個人的にはネーミングセンスがイカしていると思います。愛嬌のあるネーミングで、印象にも残りますよね。なんだかカキが食べたくなってきました・・・。

オイスターの開発から27年経った1953年、ロレックスはサブマリーナシリーズを発売します。100mの防水機能を備えたダイバーズウォッチで、当時この防水性は技術の飛躍的進歩と称されて世界中のダイバーたちから注目を浴びました。

 

それから60年以上経ち、その間にも常に進化し続けてきたサブマリーナは、今では300mの防水機能を備えるまでに至り、ダイバーズウォッチとして必要な性能を余すところなく装備しているプロ仕様の時計となりました。

欠かせない機能のひとつに、回転ベゼルがあります。ダイバーにとっては潜水時間と減圧停止を正確に測定するという事がダイビングをする上で非常に大切なポイントとなるため、60分の目盛りで時間を計る事ができるベゼルは非常に使い勝手が良いのです。セラミックを用いた回転ベゼルは海水は勿論、紫外線や塩素水にさらされても劣化したり故障したりしません。

 

サブマリーナには「デイト」と「ノンデイト」の2種類がありますが、今回お買い取りのサブマリーナは「デイト」タイプです。日付を確認できる小窓がついており、ビジネスマンにとってはすぐに今日の日付を知る事ができる嬉しい機能となっています。

デイトタイプのサブマリーナは、ダイビングのみならず普段の生活やビジネスシーンでも使い勝手が良いため、日常的にも身に着けられます。

黒と白のシンプルな色合いもシーンを選ばずに身に着けられるので、オフィスでも海でもどちらでも使える腕時計なのです。

 

贈呈用にも最適ですので、ダイビングやマリンスポーツが趣味という方へのプレゼントにもおすすめしたい逸品です。

カルティエのトリニティ ピンク ホワイト イエロー ゴールド 18金 3連リング のお買取りです

今回は、カルティエのトリニティ3連リング(9号)をお買い取りいたしました。

カルティエのジュエリーラインの中でも特に人気で、カルティエならではの洗練されたセンスを感じる事ができるトリニティリングは、3つのリングが折り重なるようにデザインされたリングです。

 

3つもリングを重ねたらゴチャゴチャした煩い雰囲気になってしまわないか、と心配になってしまいそうですが、そこは天下のカルティエ。3本のリングが絶妙に重なり合うデザインは、決して華美になりすぎずに普段使いでも嫌味が無くスタイリッシュに指元を彩ってくれます。

 

今回お買い取りしたトリニティリングはダイヤモンドなどのアクセントの無い最もシンプルでスタンダードなタイプのものです。ピンクゴールド、ホワイトゴールド、そしてイエローゴールドの3色のゴールドが折り重なりクロスしたデザインで、全て18金というハイクオリティなリングです。

ピングゴールドのリングには「Cartier」というブランド名がさりげなく刻まれていて、ハイブランドジュエリーを身に着けているという気分を十分に味わう事ができます。

 

このトリニティリングの3色のゴールドには、それぞれ意味があるというのをご存じですか?ピンクゴールドは愛、ホワイトゴールドは友情、そしてイエローゴールドは忠誠、それぞれが意味するカルティエの「想い」は、エンゲージリングやマリッジリングとしても人気を集める大きな要因となりました。

愛、友情、忠誠、それぞれ結婚生活にはとても大切な事ですよね。ただ永遠の愛を誓うだけではなく、いつまでも親友でいられるような夫婦でいようという想い、そして互いに忠誠を誓おうという想いも込められるなんて、とても素敵なことです。

 

もちろん、自分のために購入して、自分で身に着けるという「普段使いリング」や、「自分へのご褒美リング」としても人気のカルティエのトリニティリング。

カジュアルなシーンでも、オフィスでのビジネスシーンでも、フォーマルなパーティーシーンでも、どんな場面でも合わせやすく、ラグジュアリーでノーブルなファッションを演出してくれます。シンプルすぎない個性的なリングで、小さなお洒落を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

カインドベアではブランドもののジュエリーのお買い取りを積極的におこなっています。

リングやネックレス、ブレスレットなど、タンスの奥にしまい込んで使わないアクセサリーやジュエリーをお持ちの方は、ぜひカインドベアにお持ち込みくださいませ。

小倉遊亀 作 木版画「草と古九谷」希少価値の高い美術品をお買取りさせて頂きました。

今回は、美術品をお買い取りいたしました。とても価値のある木版画で、小倉遊亀作の「草と古九谷」を伊丹忠敬が彫り、刷ったものです。

木版画なので、量産されているものですが、今出回っているものは非常に少なく、とても希少価値のある作品です。

 

古九谷とは、木版画の中の陶器の事を指していますが、九谷焼のひとつで、この古九谷は青、緑、黄色などの濃色をふんだんに使った華麗な陶器という特徴があります。

しかし、「草と古九谷」に描かれている古九谷は赤が印象的ですが、これは古九谷の中の「祥瑞手(しょんずいで)」という様式で、赤の輪郭線を用いて赤、黄色、緑などの明るめな色で文様を書いたものです。「草と古九谷」の陶器は、この「祥瑞手」なのでしょう。

 

版画全体のイメージとして、赤を基調にした背景、そして古九谷の横に添えられた草の緑色のコントラストが、古九谷の絵柄と絶妙にマッチして、まるで古九谷の陶器の世界観をそのまま表現したような木版画となっています。

 

実に味のある作品で、歴史的な価値も、希少価値も非常に高く、コレクターや美術品愛好家たちがこぞって手に入れようと望む逸品です。

 

このような美術品がひとつ家にあるだけで、家もしくは飾ってある部屋の雰囲気がガラリと変わります。

 

私が高いお金を払って名作と呼ばれる美術品を家に飾るという事の価値が分かるようになったのは、気に入った作品と何度か出会うことができた幸運に巡りあうことができたからです。

美術、芸術とは本当に不思議な魅力をはらんでいるもので、ひとたび見る者の心の琴線に触れると、その者を魅了して心を虜にしてしまいます。そうなると、虜となった者は、その美術品、芸術品をいつまでも眺め続けていられるほど作品に心奪われるようになります。

そして、いつしか出会った作品を常に近くに置いておきたい、いつでも見られるように傍に置いておきたいと思うようになるのです。

これが、自分にとって本当に価値ある美術、芸術品を高い対価を支払ってでも自分の家や部屋に置きたくなる気持ちなんだと、そう気づかせてくれたのは、まさに私の心を奪った数々の名作たちとの出会いがあったからこそです。

こういった仕事をしていると巨匠と呼ばれる各分野の名手が手掛けた数々の作品を見る機会に恵まれますが、やはりいくつかの作品が私の心を奪っていきました。

 

カインドベアは、売り手のお客様と買い手のお客様の間を、素晴らしい作品でつなぐ架け橋のような役割を担っています。是非あなたにとっての素晴らしい逸品を探しにいらしてください。