サントリーのウイスキー(43%・700ml)をお買取りしたのですが、ボトルが九谷焼の七福神文瓶でしたので、ご紹介いたします。
九谷焼とは、石川県の加賀地方で生産されている陶磁器のことで、17世紀半ば、江戸時代からはるか350年ほど続く伝統工芸品です。
特徴は九谷五彩と呼ばれる5色の絵の具で、赤、黄色、緑、紺青、紫の鮮やかな色合いを用いた自由で芸術的な絵柄が印象的な焼き物です。
現在は、この5色の和絵具だけでなく、様々な色を取り入れて、モダンで洗練されたデザインの九谷焼も創り出されていますが、伝統的な和絵具の「九谷五彩」を大切に、長年受け継がれてきたスタイルで作られる陶器も人気です。
今回お買取りしたウイスキーのボトルには、おめでたい七福神が描かれています。
七福神というと、宝船に乗っているイメージが強いですが、船は描かれておらず、神様たちがにこやかにボトルを囲んでいるようなデザインとなっています。
非常に縁起の良いボトルで、コロンとした丸い形がかわいらしく、ウイスキーを飲んだ後もインテリアや、花瓶などとして飾っておきたい芸術品です。
サントリーは、「ウイスキーと焼き物の出会い」というキャッチコピーのもと、九谷焼と有田焼のスペシャルボトルを作り、響などの自社ウイスキーを詰めて販売しています。
毎回デザインが異なるスペシャルボトルは、焼き物ファンにもウイスキーファンにも人気です。
限定品ですので、欲しくても買えなかったという人も多く、このような商品はプレミアがついて高く売買される傾向にあります。
サントリーのスペシャルコラボボトルのウイスキーだけでなく、他の古酒やお酒(ブランデーやワインなど)にも限定のボトルがありますので、そのようなものをお持ちでしたら、是非当店にお持ちください。
ボトルだけでも価値があるものがございますので、そういったものは空瓶でもお値段がつくことがあります。
レアな限定ボトル、有名ブランドとのコラボボトルなど、「これって限定品だけど、売れるのかなぁ」というものがございましたら、まずはお気軽にお問い合わせください。
熟練のスタッフによる丁寧な査定で、そのボトルの価値を確かめさせていただきます。
また、ボトルはスタンダードなもの、限定品ではないものであっても、古酒には価値がつき高値がつくことがございます。ウイスキーやワインなど、飲まずに眠っている古酒がありましたら是非お売りください。
中国の記念金貨をお買取りしました。
中国では1982年から毎年地金型金貨を発行しています。地金型金貨とは、投資用に発行される金貨で、中国のパンダ金貨の他に、オーストラリアのカンガルー金貨や、カナダのメープルリーフ金貨などがあります。
パンダ金貨は表にはジャイアントパンダが、裏には北京天壇がデザインされており、表面のパンダのデザインが毎年変わります。
今回お買取りした金貨は1995年のもので、25元の金貨です。
K24(99.9%)の純金で14オンスの金貨なので、金投資にはうってつけの非常に価値のあるものです。
1995年のパンダは上半身のみで、笹を抱えてこちらを見ているデザインで、心なしか少し微笑んでいるようにも見えます。
愛くるしいパンダの姿が魅力的で、パンダファンにとっては是非手に入れたいコインです。
コイン収集が趣味という方や、パンダが好きで本場中国のパンダグッズを集めている方にとっては、毎年数量限定で発行される記念コインは喉から手が出るほど欲しい代物で、一部のコアなファンからの需要が非常に高いです。
パンダ金貨は記念貨幣とは異なり、あくまでも投資用の金貨であり使われている金そのものの価値で値段が決まるのですが、パンダ金貨は投資家だけでなく、ファンやコレクターの需要も集めているため、金としての価値だけではない付加価値がつき、高く売れることが期待できます。
金として換金するよりも、当店のようなセカンドハンズショップにお売りいただいた方が正しい価値をつけて高額に買い取らせていただくことができるかもしれないため、もしこのような地金型金貨をお持ちの方で「売ろうかな」と考えている方は、色々なところで査定してもらうのがおすすめです。
ちなみに、カインドベアでは、「金」としての価値、そしてレア度やプレミア度、需要の高さや人気相場などを総合的に考慮した価値の双方から金貨の価値を割り出してお値段をつけております。
確かな知識を持ち、経験を積んできた熟練のスタッフが丁寧に査定するため、安心してお持ちください。
パンダ金貨や、その他の地金型金貨をお持ちの方は、是非一度当店にお持ちいただき、その価値がどの程度になっているか知ってみてはいかがでしょうか。
皆さまのお越しを心よりお待ち申し上げております。
今回はエルメスのスカーフをお買取りしたのですが、エルメスらしい馬柄で、更にエルメスのスカーフの原点とも言える90cm×90cmの「カレ」シリーズでしたので、詳しくご紹介します。
エルメスは、もともとは馬具工房でした。
19世紀のナポレオン統治下のフランスで、ティエリ・エルメス少年が病気や戦争などで家族を失ったことから、エルメスの物語は始まります。
天涯孤独となったティエリ少年は、手に職をつけるために馬具職人を目指します。
そして36歳で創設した馬具工房「エルメス」は、その高い技術と洗練された美しさで世界的に有名な馬具ブランドと成長します。
その後、馬具だけでなく様々なファッションアイテムを手掛けるようになり、現在の世界的ハイブランド「エルメス」へと発展を遂げてきました。
そんな中、世の中の技術はどんどん進歩し、シルクスクリーンという新たな技術が生み出されました。シルクスカーフにデザインをプリントできるというこの画期的な技術により、エルメスの「カレ」は誕生したのです。初代のデザインは3代目社長となったエミール・エルメスの部屋に飾ってあった水彩画だったそうです。
現在は、45cmの小ぶりなサイズから、大判サイズまで、様々なサイズ、あるいは形のシルクスカーフが販売されていますが、当時は90cm×90cmの「カレ」がスタンダードでした。
これまでに実に2500以上ものデザインを生み出してきた「カレ」
その中でも今回の商品のように「馬」をあしらったデザインからは、エルメスの原点に想いを馳せられるような気がしてきます。
今回お買取りしたスカーフは、色合いもとても素敵で、鮮やかな赤のフチと、白地、そして馬具の黒と金といった主たる4色のバランスが絶妙で、広げて飾っても美しいですが、身に付けてもお洒落に映えます。
首元に添えたり、頭に巻いたり、バッグに巻き付けたり、様々なものに巻き付けた状態でも美しく「魅せる」ことができる素晴らしいデザインです。
カインドベアでは、エルメスの「カレ」はもちろん、その他のスカーフ類を積極的にお買取りしております。スカーフではないファッション小物、バッグや財布なども喜んでお買取りいたしますので、ご自宅で眠っているものがありましたらお持ちください。
エルメス以外のブランド品も、大歓迎です。
今回は、世界中の女性たちの憧れであるハリーウィンストンの大ぶりなダイヤモンドリングをお買取りしました。
ダイヤモンドは0.74カラットのかなり大きいサイズで、中心に1つ目立つダイヤモンドと、両脇に2つずつ寄り添うような形で小さなサイズのダイヤモンドがあしらわれています。
カラーはF(最高ランクの「無色」に値します)、クラリティはVS1(透明度を表す指標で、ごくわずかな内包物が確認できる程度です)でGIA鑑定書つきです。
リングは純度の高いプラチナ(Pt950)で、非常に高品質な指輪です。
サイズが4.5号と小さめですので、小指につけたり、細い指の方がつけたりするサイズ感となります。
ハリーウィンストンといえば、キングオブダイヤモンドの異名を持つ、有名なアメリカの宝石商です。1932年に自身の名前をつけた宝飾ブランドを立ち上げ、それ以降多くのジュエリーを世に送り出し続けています。
現在はエンゲージリングやマリッジリングのハイブランドのイメージも定着し、多くのカップルが店を訪れています。
さて、こちらの商品はカラーがFで、クラリティがVS1となっていますが、ダイヤモンドの価値を決める基準は「4C」とされています。
Carat(カラット)…ダイヤモンドの重さ
Color(カラー)…ダイヤモンドの色
Clarity(クラリティ)…ダイヤモンドの透明度
Cut(カット)…カットの種類
ダイヤモンドにはピンクダイヤモンドやブルーダイヤモンドといった珍しいものがありますが、ここでいう「カラー」は「何色か」ではなく、スタンダードな無色透明のダイヤモンドに適用される価値基準です。
「無色透明」といっても、価値の低いダイヤモンドは少し気色味がかっています。無色透明であればあるほど価値が上がります。最高ランクを「D」として、「D~F」が無色、「G~J」がほぼ無色、「K」以降気色味が濃くなる、という評価付けをします。
クラリティはダイヤモンド内の含有物を測定し、透明度を割り出します。当然内包物が少ないものの方が価値が上がります。最高ランクの「FL-1F」は内包物がゼロの状態ですが、このレベルになると市場には出回らず博物館展示となります。本商品の「VS1」レベルでも市販のダイヤモンドとしては十分な透明度と言えます。
ダイヤモンドにはこのように非常に細かく価値を決める基準が設けられています。
鑑定書があればランクが一目で分かるため、ダイヤモンドをお持ちいただく際に、鑑定書があれば是非一緒にお持ちください。
また、ダイヤモンドリングに名前や日付などの刻印があっても、当店で刻印消去処置をおこないますので、安心してお持ちください。
ブランドものではない貴金属、鑑定書のないジュエリーも、素材そのものに価値があるため、しっかりと査定させていただきます。
シャネルのサングラスをケース付きでお買取りしました。
べっ甲柄で、ブラウンレンズですので、全体的に落ち着いたブラウンで統一されています。
レンズは上部が濃いブラウンで、下部にいくにつれて薄くなりグラデーションのようになっています。サングラスをかけても、目が少し透けて見える程度のもので、着用しても威嚇的にならず柔らかく親しみやすい雰囲気を演出できます。
また、べっ甲柄のデザインもお洒落で柔らかい雰囲気なので、フェミニンスタイルやカジュアルスタイルに合わせて身に付けたいアイテムです。
付属のケースはシックなブラックで、シャネルのロゴマークがついています。
キルティングステッチがついたお洒落なデザインで、ケースだけでもハイブランドの洗練された美しさが感じられます。
当然サングラスがピッタリ入るサイズなので、是非セットで持ち歩きたいものです。
もともとシャネルは1910年に帽子のアトリエとして始まりましたが、その後様々なファッションアイテムを手掛けるようになりました。サングラスもそのひとつです。
シャネルというと、どうしても女性ブランド、女性のためのファッションアイテム、というイメージが強いですが、サングラスは男女ともから人気を博しています。
上品で洗練されたデザインと、流れるような美しいカーブ、表情を崩さないよう緻密に計算されたフレームの形などが人気の秘密で、ただ日差しを遮り目を守るためだけではなくファッションの一部として取り入れられる高いデザイン性が特徴です。
今回お買取りしたサングラスは、レンズが大きく、フレームにも太さがあるため、着用すると小顔効果が得られます。
カジュアルなファッションにも、エレガントなファッションにも合わせやすく、普段使いにピッタリなサングラスです。
サングラスやメガネはファッションにおいてかなり重要な役目をもっています。
顔の印象は目と目の周辺の印象で決まるためです。メガネやサングラスひとつで顔の印象が変わってしまうため、慎重に選ばなければなりません。
そういう意味で、以前ハイブランドのサングラスを買ったものの、自分にはあまり合わずに使用していない、使う機会があまりなかった、といってご自宅で眠っているサングラスがございましたら、是非カインドベアにお売りください。
あなたのおうちで眠っているサングラスを待っている人がいるかもしれません。必要な人の手に届くように、ご協力ください。