今回は、世界中の女性たちの憧れであるハリーウィンストンの大ぶりなダイヤモンドリングをお買取りしました。
ダイヤモンドは0.74カラットのかなり大きいサイズで、中心に1つ目立つダイヤモンドと、両脇に2つずつ寄り添うような形で小さなサイズのダイヤモンドがあしらわれています。
カラーはF(最高ランクの「無色」に値します)、クラリティはVS1(透明度を表す指標で、ごくわずかな内包物が確認できる程度です)でGIA鑑定書つきです。
リングは純度の高いプラチナ(Pt950)で、非常に高品質な指輪です。
サイズが4.5号と小さめですので、小指につけたり、細い指の方がつけたりするサイズ感となります。
ハリーウィンストンといえば、キングオブダイヤモンドの異名を持つ、有名なアメリカの宝石商です。1932年に自身の名前をつけた宝飾ブランドを立ち上げ、それ以降多くのジュエリーを世に送り出し続けています。
現在はエンゲージリングやマリッジリングのハイブランドのイメージも定着し、多くのカップルが店を訪れています。
さて、こちらの商品はカラーがFで、クラリティがVS1となっていますが、ダイヤモンドの価値を決める基準は「4C」とされています。
Carat(カラット)…ダイヤモンドの重さ
Color(カラー)…ダイヤモンドの色
Clarity(クラリティ)…ダイヤモンドの透明度
Cut(カット)…カットの種類
ダイヤモンドにはピンクダイヤモンドやブルーダイヤモンドといった珍しいものがありますが、ここでいう「カラー」は「何色か」ではなく、スタンダードな無色透明のダイヤモンドに適用される価値基準です。
「無色透明」といっても、価値の低いダイヤモンドは少し気色味がかっています。無色透明であればあるほど価値が上がります。最高ランクを「D」として、「D~F」が無色、「G~J」がほぼ無色、「K」以降気色味が濃くなる、という評価付けをします。
クラリティはダイヤモンド内の含有物を測定し、透明度を割り出します。当然内包物が少ないものの方が価値が上がります。最高ランクの「FL-1F」は内包物がゼロの状態ですが、このレベルになると市場には出回らず博物館展示となります。本商品の「VS1」レベルでも市販のダイヤモンドとしては十分な透明度と言えます。
ダイヤモンドにはこのように非常に細かく価値を決める基準が設けられています。
鑑定書があればランクが一目で分かるため、ダイヤモンドをお持ちいただく際に、鑑定書があれば是非一緒にお持ちください。
また、ダイヤモンドリングに名前や日付などの刻印があっても、当店で刻印消去処置をおこないますので、安心してお持ちください。
ブランドものではない貴金属、鑑定書のないジュエリーも、素材そのものに価値があるため、しっかりと査定させていただきます。