
古き良き時代を感じられるオープンリールテープをお買い取りいたしました。
ビートルズの名曲「Let it be(レットイットビー)」が収録されています。
1950年代にヒットし、各メーカーがこぞって手掛けたオープンリールテープは、当時のアナログオーディオ機器に革命をもたらしました。
カセットテープの前進のようなもので、レコードから進化した当時の最新のオーディオ機器、オープンリールテープは、ちょうどビートルズがデビューし、そして全盛期を迎えるころになる60年代に広く出回るようになりました。
生演奏をそのまま録音し、その音をかなりの高精度で再現できるオープンリールテープは、すぐ近くでビートルズが演奏してくれているような気分を味わえます。
ところで、現代の世の中で出回っているCDの音源は何度も何度も精巧な編集を重ねて造られているとご存じですか?
プレーヤーが演奏した音源を素材として、組み合わせて編集していきます。
例えば歌手が少しでも音程を外した場合、その部分だけ録り直してミスした箇所に埋め込みます。
伴奏と歌い手の音量バランスも、伴奏は伴奏で別録り、そこに歌を重ねることで絶妙なバランスを作り上げます。また、雑音は一切入らないように徹底され、ギターの弦がこすれる音や、ピアニストの爪が当たる音、歌い手の息の音などは全てカットされ、ノイズキャンセルされます。
こういった編集作業を経て、いわゆるCD音源が完成します。
ライブをそのまま録音したCDの音質が、シングルやアルバムのCDと比べて若干雑なように感じるのは、ライブの様子を録音した音源をそのままCD化するのと、徹底して雑音を排除しミスもカバーしバランスを作り上げたCDとの違いによるものなのです。
オープンリールテープの全盛期には、まだそこまでの編集技術が進化していなかったため、まるでライブの録音音源のような音質と雰囲気を感じられます。
精密機械のように洗練されすぎた音源ではなく、少々荒っぽくてもビートルズの息遣いまでがリアルに聞こえてくるかのような音源からは、リアルなビートルズ、本物のビートルズを感じられます。
音質が古い印象を受けますが、それが逆に良い味を出していて、お気に入りのお酒やコーヒーと一緒に楽しみたいレトロな雰囲気を感じられます。
ビートルズが活躍した時代の、彼らの音楽をダイレクトに感じられる逸品です。

「紫綬褒章」という言葉を耳にしたことはありますか?
フィギュアスケーターの羽生結弦選手が受章したというニュースが記憶に新しいのですが、よくスポーツ選手や芸能人、あるいは科学者や学者、芸術家、作家などに贈られる章のことです。毎年ニュースで「今年の紫綬褒章は誰々が受章しました」と報道され、オリンピックで活躍した選手や、ノーベル賞を受賞した科学者などが受章者として名を連ねます。
オリンピックを連覇した吉田沙保里選手は紫綬褒章を何度も受賞しています。正確には二度目以降は「飾版」とされます。
他にも、建築家の隈研吾さんや、漫画家の水木しげるさん、歌手の石川さゆりさんなど、数々の著名人が受章しています。オール阪神・巨人さんも受章し話題となりました。
実は、褒章は紫綬褒章だけではなく、他にもいくつか種類があります。
紅綬褒章:自らの危難を顧みずに人命を救った人
緑綬褒章:長年にわたるボランティア活動で顕著な実績をおさめた人
黄綬褒章:農業、商業、工業等の分野において模範となるような事績や技術をもつ人
紫綬褒章:科学、学術、芸術、スポーツ分野において優れた業績をあげた人
藍綬褒章:会社経営や各種団体の活動を通じて産業の振興や社会福祉の増進に貢献した人、または、公共事業に尽力した人
紺綬褒章:公益のために私財を寄付した人
色により内容が異なり、優劣はありません。
テレビやニュースで話題になるような著名人は紫綬褒章を受章することになるため、紫綬褒章がもっとも有名な褒章ですが、他にもこれだけ多くの種類の褒章があるのです。
それぞれ、国に貢献した功績を讃えて、毎年国が選定した受章者に贈られるものであり、とても価値のあるものです。
このたび、カインドベアでは、昭和39年の紺綬褒章の記念メダルと、昭和51年の紫綬褒章の記念メダルをお買い取りいたしました。
これは非常に珍しいものです。
限られた人しか手にできない代物であり、世の中に出回ることはほとんどありません。
アンティークのコレクターや、メダルなどのコレクターにとってはたまらない貴重な品で、歴史ある格式高い褒章のメダルを当店に並べられるだけでも、誇り高い気分になります。
箱もついており、非常に状態が良いため古めかしい印象はなく、逆に威厳すら感じさせるようなどっしり、ずっしりとしたメダルです。

カメラ好きの方に人気のニコンですが、今回はカインドベアでお買い取りしたニコンのカメラについてご紹介いたします。
ライカのオールドフィルムレンズがついているカメラです。
ニコンにライカのレンズをつけているカメラ愛好家の方も多いことでしょう。
最近流行りのオールドフィルムレンズなので、味のある写真を撮影したい方や、フィルム撮影やオールドレンズに興味のある方におすすめです。
オールドレンズとは、デジタルではなくフィルムカメラで使われていた時代のレンズのことで、デジタルカメラのレンズでは出すことのできない絶妙なピントのぼかしが可能で、どことなくノスタルジックな写真を撮ることができます。
最近のカメラは性能が上がり、誰がどのように撮影しても美しく鮮明な写真が撮れるようになってきましたが、オールドレンズを使って写真を撮ることによって、まるで芸術作品のように味わい深い1枚を撮影できるのです。
撮影してから加工ができる時代でもありますが、後から加工するのと、撮影時から調整するのでは全く異なった雰囲気の写真ができあがります。
ただ目の前に見えるものを写真に残すだけでなく、その場の空気感や写真に映る人の感情、撮影者の心情などを投影できるオールドカメラ。
最近ではマウントアダプターを使うことでデジタル一眼カメラや、ミラーレス一眼カメラに装着できるようになりましたが、あえてフィルムタイプのカメラに装着し、マニュアルフォーカスでピント調整をおこなうのがオツな楽しみ方でもあります。
カメラそのものも、どこかオールドな、まるでアンティークのような雰囲気を湛えていて、首からぶらさげているだけでもファッション性が高く、ファッション小物としてもとても映えます。
デジタルカメラのみならず、スマートフォンでも良い写真が撮れるようになった現代だからこそ、あえてオールドカメラを持ち、個性的で情緒豊かで、どこかノスタルジックな味わい深い写真を撮りに出かけてみませんか。
カインドベアではオールドレンズのカメラをはじめ、一眼カメラやデジタルカメラなど、様々な中古カメラの買い取りに力を入れています。
状態が良ければ納得いただけるお値段をつけられるよう、努力いたしますので、もし使っていないカメラが眠っていましたら、ぜひお持ちください。

サンローランパリのモノグラムブラックの長財布はロゴやジッパー部分まで真っ黒で、とてもカッコいいデザインです。
サンローランパリは、もともとはフランスの老舗オートクチュールメゾン「イヴ・サンローラン」のプレポタラインとして1966年にパリに誕生したブランドです。最初は「イヴ・サンローランリヴ・ゴーシュ」という名前でしたが、2012年に「サンローランパリ」という名前にリニューアルされました。
フランスを代表するブランドのひとつで、「YSL」のロゴマークが印象的です。このロゴはもともと「イヴ・サンローラン(Yves Saint-Laurent)」の頭文字をとったものです。
サンローランなのに、どうして「Y」かというと、もともとの名前からとったからだったのです。
サンローランパリの「モノグラム」長財布は、ブラックのカーフレザーにキルティングステッチを施したスタイリッシュなデザインで、ビジネスシーンでもフォーマルなシーンでも活躍できる汎用性を持っています。
ブラックカラーオンリーで統一されているため、レディース財布ですが男性の方でも持ちやすく、沢山収納がほしくてメンズの財布は収納が物足りないけれどレディース財布はデザインが…という悩みを抱えている男性には非常におすすめです。
札入れが2つ、小銭入れが1つ、そしてカード入れがなんと12個もついて、さらにポケットが2つもあり、たっぷりと収納できます。
札入れのひとつをレシート入れにすることもできますし、色々と使い道がありそうです。
サンローランのロゴ「YSL」も真っ黒で、さりげなく、ブランド感を全面的に押し出しすぎていないため、上質な財布を持ちたいけれどブランド感をあまり出したくないという方にもおすすめです。
ジッパーはゴールドやシルバーになることが多い中、こちらの商品はジッパーまで真っ黒で統一しているので、黒が好きな方にはたまりません。
ビジネスシーンでも、フォーマルな場でも、ジーンズなどのカジュアルウェアにも合わせやすく、和装にもよく馴染みます。
よく見ると「YSL」のロゴが分かりますので、ブランドものを持っているという背筋の伸びるような感覚もキープしたまま、ショッピングや外食などを楽しめます。
カインドベアでは、このようにブランドものの財布を豊富に取り扱っております。ご自宅で眠っているブランドものの財布やバッグがございましたら、ぜひ当店へお持ちください。

シャネルのクラッチバッグをお買い取りいたしました。
ラムスキンのマトラッセで、ココマークが施されたパールが可愛らしいクラッチバッグです。
カタカナが非常に多いですね。
今回は、用語のお話を少々。
シャネルといえば、フランスの老舗ファッションブランドで、創業者のココ・シャネルは世界的に有名です。大女優マリリン・モンローが「シャネルの5番をまとって寝る」と言って話題になった香水もシャネルを代表する商品です。
クラッチバッグとは、ハンドル(取っ手)や肩ひもがついていない大きなポーチのようなバッグのことで、「クラッチ」は「掴む」という意味です。
紐がついていないため持ち運びにはあまり適さず、比較的小ぶりなサイズが多いため、大きなバッグの中に入れて持ち運ぶセカンドバッグのように使われることが多いです。
しかし、クラッチバッグが日本で流行りはじめたころは、あえて「手で抱えるように持つ」バッグとしてのスタイルがお洒落として、ファッション業界を盛り上げました。
ラムスキンとは、言葉のまま「ラムのスキン」つまり、子羊の革です。
生後1年未満の羊の革で、羊革の中では最も高級なものです。軽くて柔らかく、毛穴が小さくきめ細かいことからなめらかな肌触りが特徴です。
水に弱くホコリがつきやすいデリケートな素材なので、雨に直接濡れないように注意して扱うのが長持ちさせるコツです。
マトラッセは、シャネルの代表的なチェーンバッグのシリーズに「マトラッセ」シリーズがあるほど、シャネルではポピュラーです。
「袋詰めされた」「ふっくらとして膨らんだ」という意味で、キルトのように生地にひし形状の縫製を施すことにより、糸に囲まれたところがふっくらと盛り上がるようになります。
ココマークは、シャネルのロゴマークのことです。「C」のアルファベットを1つ反転させて2つ重ねたマークで、シャネルといえばこのマーク、という有名なロゴです。
これで用語はバッチリですね。
改めて、ラムスキンのマトラッセで、ココマークが施されたパールが可愛らしいシャネルのクラッチバッグを買い取らせていただきました。
もうイメージがつきますね。
ゴールドのラムスキンと、ブラックのマトラッセメタルラムスキンがツートーンで可愛らしく、女性らしさを感じられるクラッチバッグです。
2つの生地の間には小さなリボンと品の良いパールが施され、とても可愛らしいです。
ジッパーについているパールにココマークがついているので、さりげないシャネルブランドらしさが嫌味無く輝き、ブランド感を押しすぎていないところも好感度がもてます。
普段使いはもちろん、オフィスやパーティーでも使えるデザインと質感なので、大人の女性なら1つは持っておきたい逸品です。

Macユーザー、Macファンの方におすすめの新品未開封マックブックノートPCをお買い取りいたしましたので、特徴などをご紹介します。
MacBook Pro Touch Bar 3.1GHz デュアルコアi5 プロセッサ 256GB マックブック ノートPC MPXV2JAは、革新的な進化を遂げたMacノートPCです。
キーボードの上部を占領するファンクションキーを取り去り、その代わりに、はるかに多才で有能なTouch Barに置き換えました。
ガラス帯でできたTouch Barは、作業に合わせて自動的にその機能を変化させ、作業に関連したツールを表示します。画面の明るさや音量の調整をするシステムコントロール、絵文字や予測変換の入力機能など、様々な用途で活用できます。
さらにはTouch IDにも対応しており、ノートPCであってもスマートフォンのようにTouch IDでワンタッチログインができるようになりました。
面倒なID入力やパスワード入力のストレスを無くし、サクサクと作業が進められるようになったことは画期的です。
Macのノートブックで最も明るく最もカラフルなディスプレイも魅力のひとつです。
明るいLEDバックライトと、高品質なコントラスト比によって、濃い色はより深みが出て、明るい色はその明るさがますます鮮やかに映し出されます。
グラフィックデザインや画像編集でお使いの方には嬉しいポイントです。
キーボードにはAppleの第2世代のバタフライ構造を採用し、従来のシザー構造よりもキーの安定性が4倍も向上しました。
きびきびとスピーディーに反応し、ストレスなく作業を進められます。
ハイスペックでスタイリッシュなMacのノートPCは、特にグラフィック関連の作業をする人に人気で、デザインに携わる仕事をしている人の中にはMacユーザーも多いのではないでしょうか。
WindowsとMacそれぞれの長所短所、特徴があるため、普段はWindowsユーザーだけれどMacも持ちたいという方にもおすすめです。
最初は操作方法に少々戸惑うかもしれませんが、慣れればMacの良いところを実感できることでしょう。
新品未開封の良品ですので、Macファンの方も、Macに興味があるという方にもおすすめです。
また、カインドベアではパソコン、ノートパソコンなども積極的に買取をおこなっています。
プレゼントとして買ったものの、本人が既に新しいものを買ってしまっていた、など持て余してしまったパソコンがございましたら、ぜひ一度当店にお持ちください。

ウイスキーファンなら誰もが知っているマッカラン。
ウイスキーの名産地であるスコットランドのハイランドにあるマッカラン蒸留所の象徴でもある「ザ・マッカラン」シリーズを代表する「ザ・マッカラン18年」は、ウイスキーファンの中では定番のウイスキーです。
ウイスキーには12年、25年、30年など、熟成された年月に合わせて年数が表示され、それが一種のブランディング効果を発揮しますが、マッカランの18年は「ザ・マッカラン」シリーズを代表する熟成年数です。
「シェリーオークカスク」というのは、シェリーオーク樽という意味です。
「カスク」はウイスキー業界で「樽」を意味する言葉で、しばしば「バレル」と混同されがちですが、バレスには樽のサイズを表す意味もあり、純粋に「樽」だけを意味する「カスク」とは少し異なる意味合いとなります。
広く「カスク」という言葉の中に「バレル」が含まれるという理解が分かりやすいです。
シェリーオーク樽で18年間じっくりと熟成した「ザ・マッカラン」は、こだわりのシェリーオーク樽の香りを程よく含み、まろやかで口当たりの良いウイスキーに仕上がります。
味の好みは人それぞれなので、濃厚な味わいが好きな方、あっさりとしたライトな口当たりが好きな方、色々です。ウイスキーは熟成年数が重なるほどに高価なものになる傾向がありますが、単純に熟成年数を重ねるほどに美味しくなるかというと、好みのことを考えると一概にそうとは言い切れません。
熟成年数が長いほど、樽の香りがウイスキーに移るため、独特な風味が強くなります。
ウイスキー特有の風味にまだあまり慣れていない方にとっては、なかなか刺激が強いかもしれません。
そういった意味では、「ザ・マッカラン」の18年は、ウイスキー初心者でも非常に飲みやすく口当たりがまろやかで、美味しさと香り高さを感じられることでしょう。
グラスに注ぐと明るめな琥珀色の液体が輝き、ドライフルーツにチョコレートが合わさったような香りが鼻先をくすぐります。
口に含むとスパイシーな樽の風味が広がり、後味は爽やかな酸味と後引くシェリーの香りが余韻たっぷりで、お洒落に楽しめるウイスキーです。
ロックでも美味しいですが、まずはそのまま飲んでみるのがおすすめです。
カインドベアではマッカランをはじめとする高級ウイスキー、年代物のウイスキーの買い取りを積極的におこなっています。
もしご自宅で眠っているウイスキーや、頂き物だけれど飲まないというウイスキーがあれば、ぜひ一度お持ちください。

ダイヤモンドというと無色透明に輝く宝石を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
その中にもカラーダイヤモンドといって、色のついたダイヤモンドがあります。人工的に着色したものもあれば、天然のカラーダイヤモンドもあります。
天然のカラーダイヤモンドは非常に希少価値が高く高額で取引されます。ピンクやブルー、グリーン、イエロー、そしてブラックと、そのカラーは様々です。
天然のカラーダイヤモンドのひとつにブラウンダイヤモンドがあります。
1980年代までオーストラリアのアーガイル鉱山で沢山採れていたブラウンダイヤモンドは、もともとは粗悪品として工業用のダイヤモンドとして使われていました。
地元オーストラリアの人々は安価に手に入るダイヤモンドとして、ブラウンダイヤモンドを磨いてアクセサリーにして気軽に身に着けていました。また、ブラウンの濃さによって様々に呼び分けて楽しんでいたそうです。
そんなブラウンダイヤモンドは近年、人の肌の色によく馴染みナチュラルに輝く宝石として注目を浴びるようになり、急速にその価値が上がっています。
シャンパンダイヤやコニャックダイヤなど、高級なお酒を彷彿とさせる上品な名前で呼ばれることもあり、一層その価値を確かなものにし、高級品として市場に出回るようになりました。
無色透明のダイヤモンドよりも落ち着いたトーンの輝きを放つブラウンダイヤモンドは、背伸びしすぎず自然体の自分自身を解放したいシーンに身に着けたいジュエリーです。
普段使いのジュエリーとしても重宝され、ビジネスシーンでも嫌味なくワンランク上のスタイルを演出してくれます。
カシケイは、日本有数の老舗ダイヤモンド店ですが、2003年からブラウンダイヤモンド専門のブランド「カシケイブラウンダイヤモンド」をスタートさせました。
独自のルートで最高品質の天然ブラウンダイヤモンドを取り寄せ、温かみを感じられる自然な輝きを生かしたデザインのジュエリーをプロデュースしています。
今回お買い取りしたクロスモチーフのタイタックは、0.5カラットの小粒ブラウンダイヤモンドがマニッシュなクロスモチーフにあしらわれたスタイリッシュなデザインが魅力的です。K18の上質な金具とブラウンダイヤモンドの落ち着いた輝きが肌に馴染み、大人の男性にピッタリの気品とダンディズムを感じさせます。
女性から男性へのプレゼントとしてもおすすめの逸品です。
ぜひ一度お手に取って、その輝きをお確かめください。

今回は、人間国宝の職人さんが手掛けた素晴らしいコーヒーカップとソーサーのセットをお買い取りいたしました。
江戸時代から現代まで脈々と引き継がれてきた有田焼陶芸家一族の当主、酒井田柿右衛門の13代目が手掛けた柿右衛門窯のコーヒーカップとソーサーで、6つのセットが揃った非常に良い状態でお買い取りさせていただきました。
13代目の酒井田柿右衛門は人間国宝に認定されており、骨董品としても美術品としても、非常に価値の高い作品です。
酒井田柿右衛門様式の特徴のひとつに、花鳥図などの絵柄を乳白色の陶器にたっぷりと余白をとって描く、いわゆる「余白の美」を生かした様式があります。この様式に用いられる乳白色の白磁の事を「濁手(にごしで)」と言い、佐賀の方言で「米の研ぎ汁」を意味しており、一般的な白磁が少し青みがかっているのに対し温かさを感じさせる乳白色なのが特徴です。この濁手は18世紀に一度途絶えてしまったのですが、13代の酒井田柿右衛門の手により復活しました。このような功績により人間国宝に認定された13代目が有田焼の伝統と文化、そして発信にいかに貢献したかという事が分かります。
今回お買い取りのコーヒーカップとソーサーは、柿右衛門様式の「余白の美」を感じさせるようなデザインで、白いカップとソーサーに絶妙なバランスで描かれた柿の絵が、陶器そのものの美しさを邪魔せずに彩を添えています。
落ち着いた藍色の枝葉と、少し暗めの濃い朱色で描かれた柿が、大人の落ち着きを演出しています。
柿といえば秋口を彷彿とさせます。少し肌寒くなってきて秋の風が衣替えを思い起こさせるようになり、徐々に陽が短くなり夜のとばりがおりるのが早くなってきたと感じる頃、湯気がゆらめくホットコーヒーを片手に本のひとつも読みたくなるものです。
涼し気なグラスに氷の音を聞きながら飲む夏のアイスコーヒーから、コーヒーカップに丁寧に煎れたホットコーヒーに変わる秋という季節に、このカップとソーサーの組み合わせは最適なのではないでしょうか。
6つセットなので、お客様がいらした時にも使う事ができますし、カップの作者である酒井田柿右衛門を話題のひとつに持ち出しても良いでしょう。
カインドベアでは、今回お買い取りの商品のような骨董品や高級食器、茶器などの買い取りも積極的におこなっております。
時が経つほどに価値が上がるものも沢山ございますので、もしも「これは」というものがあれば、ぜひ当店までお持ちください。

突然ですが、今、40年ぶりに金の値段が高騰しているってご存じですか?
金は昔からその希少価値と美しさから、資産のひとつとして重宝されてきました。
資産分散のひとつとして現金ではなく金塊や貴金属を持つという選択肢もあり、資産家の中では比較的一般的です。万一日本円やアメリカドルなどの価値が急落しても、金には独自の価値があるため全面的な被害を免れるという安心感があるためです。
金には金の価値があり、これは世界の経済状況や為替、金の採掘量などによって変動します。
その金の値段が、ここ最近40年ぶりに高騰しているというのです。
金の値段が上がる理由はズバリ、経済の不安定と将来への不安感です。
世界経済や日本経済のリスクが高まると、金の価格は上昇する傾向にあります。これは、金そのものが持つ価値を求め、金を購入する人が増えるためです。
何かがきっかけでとんでもないインフレ状態となり、貨幣価値が急落した場合、紙幣はただの紙切れと化し、コインはただのガラクタと化します。その点、金はただのガラクタにはなり得ません。金そのものが持つ希少価値と美しさは、どれだけ貨幣価値が下がっても変わらないからです。(ただし、金の値段は変動します。ここで重要なのは「金」そのものは変わらない、という事です)
お金を銀行に預ければ利息が付きますが、金を持っていても利息はつきません。
しかし、お金の価値がゼロになるリスクはありますが、金の価値がゼロになることはまずあり得ません。
そのため、利息はつかなくても価値がゼロになることはない金を持つことで安心感が得られるのです。
近年の米中貿易摩擦や香港のデモなど、世界情勢の不安定さが生む経済への不安と、ほとんど利息がつかない預金事情から、お金を預けるよりも金を買って持っておこうと考える人が増え、金の値段が上がっているのです。
日本国内で見てみても、消費増税や年金だけでは暮らしていけない老後など、将来への不安や経済の不透明さが顕著となっている今日、資産のひとつとして金を持っておこうと考える人も決して少なくありません。
金の値段が高騰しているということは、逆に言えば「今が売り時」でもあるということです。
このまま上昇を続けるかどうかは誰にも分かりません。金の値段は変動するものですので、また価値が下がるかもしれません。ではいつが売り時なのか。こればかりは未来が読めない以上は「値段が上がっている今」としか言えません。
ご自宅に貴金属が眠っているという方、金のアクセサリーや金食器などを持っている方は、是非一度カインドベアにお持ちください。
今ならばとても良いお値段をつけられます!今が売り時の金、タイミングを逃す手はありません!