非常に美しい「メシャムパイプ」をお買取りしましたので、ご紹介します。
ヴィンテージの手彫りメシャムパイプで、緻密な男性の顔が彫られています。
タバコが嫌煙されるようになり、喫煙者や愛煙家がどんどん減っている昨今、メシャムパイプというものを知らない、聞いたこともない、という方は少なくないでしょう。
折角ですので、今回はメシャムパイプについて詳しくお話いたします。
メシャムパイプの「メシャム」とは、ドイツ語で「Meer(海)」と「Schaum(海)」の合成語が語源となっており、日本語では「海泡石」と呼ばれています。
この「海泡石」は、学名は「水酸化珪酸マグネシウム」という鉱石の一種で、主にトルコが原産です。非常に細かい穴が開いており、熱、水分、タバコの雑味を効率よく吸収できるため、タバコがマイルドな味になります。
重量が軽いため、歯や顎にかかる負担を軽減できるというメリットと、持ち運び易いというメリットもあります。
彫刻しやすい柔らかい素材なので、彫刻師が様々な形に掘り、持ち運びできる彫刻作品のように、その芸術性を楽しむこともできます。
ただ、彫刻できるほど柔らかい鉱石なので、ぶつけるとすぐに損傷してしまうのが玉に瑕です。
パイプの女王と称されるメシャムパイプは、一昔前は愛煙家たちの中で人気を博していました。最近はパイプでタバコをふかす人は本当に減ってしまいましたが、前述の通り芸術作品としてもとても価値が高いため、インテリアとして飾っておいても楽しめます。
タバコを吸われる方は、海泡石の特徴である熱や水分、タバコの雑味の吸収力を実感できるかどうか試してみるとおもしろい発見があるかもしれません。
カインドベアではこのようなアンティーク雑貨も積極的にお買取りしております。
昨今の禁煙ブームでタバコは吸わないけれど、昔使っていたパイプがある、親世代が使用していたものの今は誰も使っていない、という方は是非一度査定させていただければ幸いです。
この手のアンティークアイテムは、一点ものとしての価値がつく可能性があるため、思わぬ高額査定となるかもしれません。
多少傷があったり、使用感があっても、値段がつくことがありますので、「こんなものに値段なんてつかないだろう」と思っても、まずはお気軽にお問い合わせください。
カトラリーの最高峰と称されるクリストフルのパールシリーズのフォークセットをお買取りいたしました。
12.5cmのケーキフォークで6本セットとなっております。
クリストフルはカトラリーメーカーを代表するハイブランドで、1830年にフランスで創業しました。もともと宝石商だったシャルル・クリストフルは、当時のフランスの状況を敏感かつ正確に掌握し、パリでテーブルウェアの製造業を始めました。この頃のフランスでは、ブルジョワジー層が急激に増加し、王族や貴族ではなくても巨額の資産を有し、裕福な上流階級の暮らしを送る市民たちが目立つようになってきました。
そこで、彼らの豊かな生活を彩るテーブルウェアとして、金銀メッキの食器を生み出したのがシャルル・クリストフでした。
彼が手掛けたシルバーメッキのカトラリーはたちまち有名になり、王族たちも虜にしました。ナポレオン三世やマリー・アントワネットなど、高貴な身分の人からも注目され、大量の注文が入るようになり、クリストフルはその名をフランス中にとどろかせました。
クリストフルのテーブルウェアにはいくつものシリーズがあります。
もっとも有名なものは「マルリー」というシリーズで、ロココ調の草花の模様が上品かつ華やかな印象です。クリストフルを代表するシリーズであり、代名詞と言っても過言ではありません。
今回お買取りした「パール」シリーズは、その名の通り小さな真珠をあしらったようなモチーフで彩られたカトラリーで、派手さを抑えたシンプルで品のある美しさが特徴です。
普段使いもできますし、フォーマルな場やパーティーシーンでも使える、汎用性の高いシリーズで、非常に重宝されるデザインです。
特にケーキフォークセットは、誕生日や記念日など、お祝いのシーンで活躍することが予想されますので、少しお洒落なプレートと合わせて使いたい逸品です。
カインドベアでは、クリストフルなどのハイブランドカトラリー、テーブルウェア、高級食器などを積極的にお買取りしております。
結婚祝いや引っ越し祝いなど、お祝い事で頂くことが多いハイブランド食器ですが、なかなか使う機会がなくしまいこんでしまっているという方も多いのではないでしょうか。
嵩張るし、重いし、どうしよう……と持て余してしまったら、必要としている方のもとへと売りに出してみてはいかがでしょう。
目利きのスタッフが丁寧に査定し、適切なお値段をおつけします。
ハンガリーの名窯『ヘレンド』のメッシュプレートを買い取らせていただきました。
メッシュですので、ふちの部分が繊細な網目状になっており、背景が透けて見えます。とてもお洒落なお皿で、飾り皿としてとても映えます。
プレートに描かれているのは『アピシウスのハーブ』です。この『アピシウスのハーブ』シリーズにおいては、ほかにシンプルなプレートやマグカップなど、さまざまなアイテムが作られています。
「アピシウス」とは、古代ローマ時代のレシピ本のことで、ここにはあらゆるハーブの説明と使い方、そしてハーブをもちいた料理の作り方が記載されています。この「アピシウス」に書かれたハーブが、オリーブを中心に描かれています。とても爽やかで可愛らしさも感じられるデザインです。
料理が好きな方や、調理研究科の方のキッチン、ダイニングに飾っておきたいような、そんなデザインです。
ヘレンドは、ハンガリーの歴史ある陶器メーカーで、多くのテーブルウェアを作っています。丁寧に造詣された白い陶器には、職人がひとつひとつ手作業で絵を入れていきます。美しい色合いと繊細な絵柄が見るものを魅了する、そんな特別感あふれる陶器が彩った食卓には楽しい会話が弾むことでしょう。
ヘレンドは自社で職人の養成学校を運営しており、ここで職人たちの育成をおこなっています。そのため、匠たちの技は着実に若手に受け継がれていき、伝統のバトンが世代を超えて渡されていくのです。
カインドベアでは、世界の高級メーカーによるテーブルウェアや陶器を積極的にお買取りしております。結婚式の引き出物でもらったけれど使いどころがない食器、結婚祝いや引っ越し祝いなどのお祝いでいただいたものの、使わずにしまいこんでいた食器、親御様や祖父母様の身辺整理で出てきた高級食器の数々、など棄てるにはもったいなさすぎるけれど処理に困る高級食器がございましたら、是非当店にお持ちください。
目利きのスタッフが丁寧に状態を確認し、お値段をつけさせていただきます。使ってもらうために生み出された食器を、使ってくれる方のもとへと届けるために、お力を貸してください。
シャネルの『クリスタル』オードトワレをお買取りしました。
シャネルの香水といえば『5番』があまりにも有名ですが、他にもたくさんの香水を生み出して世界中のシャネルファン、香水ファンに届けています。
今回お買取りした『クリスタル』は、ココ・シャネルが週末に過ごす自然からインスパイアされ、ナチュラルな爽やかさの中にも洗練された女性らしさが感じられる、上品かつ透明感ある香りが特徴です。
シャネル2代目の調香師であるアンリ・ロベールが手掛け、余計なものをそぎ落とした『クリスタル』という名に相応しいクリアでシンプルな香りです。シンプルゆえの飽きの来ない心地良さは、普段使いとして愛用するファンを魅了しました。
アンリ・ロベールは、シャネルの中でも有名な『19番』を調香したことでも有名です。世界に名を馳せた巨匠であり、現代もアンリ・ロベールが生み出した香りをまとう人々は後を絶ちません。
そんなアンリ・ロベールが手掛けた『クリスタル』
トップノートはベルガモットやレモンを思わせる柑橘系の爽やかな香りが鼻を通り抜け、ハートノートはローズウッドやヒヤシンスの優しく穏やかな香り、そしてラストノートにはオークモス、ベチバーがウッディに香ります。
リラックスできるような、ホッと心和むような、都会の喧騒を忘れさせる郊外の緑のようなイメージの香りで、それでいながらクールさも感じられる大人っぽい落ち着きも感じさせるのが魅力です。
若い女性にも人気ですが、30代、40代くらいの女性から絶大な支持を集めており、社交の場よりも自分時間を過ごすときに用いられる香水として愛されています。
香水は、日本人にはあまり馴染がなく、使う機会が無いという方も少なくありません。
一方で、大人のオシャレとして香水を楽しみ、身だしなみとして使いこなす方もいらっしゃいます。折角、世界最高峰のオードトワレを持っていても使わなければもったいないため、使ってくれる方の元へ届けていただければ、香水にとっても、調香師にとっても、喜ばしいことでしょう。
もし、ご自宅にシャネルやブルガリなどのハイブランドの香水があり、誰も使っていないということでしたら、ぜひとも当店へとお持ちくださいませ。
どこかに必ずその香水を欲している方、必要としている方がいらっしゃいます。
その方へと責任をもってお届けする架け橋となり、お持ちいただいた香水には適正なお値段をつけさせていただきます。
硝子工房『彩鳳』の江戸切子天開ペアタンブラーをお買取りしました。
箱付きで、そのままプレゼントとしても使えるお洒落な江戸切子です。お色はグリーンとパープルという少し珍しいものですが、落ち着いた色合いで大人っぽくエレガンスな印象です。
江戸切子というと、江戸の伝統工芸品というイメージが強いですが、その歴史は江戸時代後期に遡ります。江戸に店をかまえていたビードロ屋の加賀屋久兵衛が、硝子に切子細工を施したのがそのルーツと言われています。
熟練の職人が手作業で硝子に切子細工を入れていく様は、まさにアートと言える技で、江戸の人々の心を魅了しました。
涼し気な印象から、夏の冷酒を楽しむのに使われることが多く、江戸の人々は季節の移ろいを味わいながら、透明感のある硝子に施された美しい切子を眺めて楽しんでいたそうです。
江戸切子の模様にはいくつか種類があります。
矢来という竹の柵のような斜線を等間隔に入れた「矢来文様」
魚のうろこを思わせる細かく繊細な「魚子(ななこ)文様」
笹の葉をモチーフにした「笹の葉文様」
これらのモチーフが江戸切子の基本の文様となり、多くの食器や酒器にあしらわれています。
さらに細かく繊細な文様としては
竹かごをモチーフとした「八角篭目(はっかくかごめ)文様」
菊の花のような美しい「菊繋ぎ文様」
などがあります。
これらのさまざまな文様を職人のセンスで組み合わせ、まるで万華鏡のように幻想的で、ずっと見ていても飽きない江戸切子が生まれるのです。
今回お買取りした江戸切子のタンブラーは、鉄線文様があしらわれています。
鉄線とは鉄の線のことではなく花の名前です。鉄線花と呼ばれることもあります。
夏に咲く花で、鉄線のように丈夫なツルを絡ませながら育っていくため、この名前がつけられました。
切子タンブラーにあしらわれている鉄線は、繊細でありながら力強さも感じられるような雰囲気で、とても美しく花の魅力が伝わってきます。
夏の花ということで、まさに夏の冷酒にはピッタリです。
当店では、このような伝統工芸品の食器や酒器などを喜んでお買取りします。
江戸切子だけでなく、各地の陶芸品、名産品など、高い価値のつく商品ならば幅広く査定しお買取りしております。
ご自宅に使っていない伝統工芸品がございましたら、是非お気軽にお持ちくださいませ。
幻の香りと称されたゲランの「シャンダローム」という香水をお買取りしました。
30mlの瓶で、ケース付きです。スラっとしたお洒落な香水瓶はインテリアとしても飾って置けるセンスの良さが光り、フタを開ければ爽やかさの中に豊潤で華やかな香りが感じられる「草原の輝き」の香しい芳香が漂います。
シャンダロームは、ジャン=ポール・ゲランという調香師が1962年に調香した香水で、ゲラン史上はじめて若い女性向けに作られたものです。
シャンダロームとは「香りの賛歌」という意味で、ジャン=ポール・エヴァンの妻モニークを振り向かせるために、51種類の花の成分から450回もの試香を繰り返して作り出した、まさに若い女性の心をくすぐる至高の香りといえる香水です。
最初に鼻を刺激するトップノートは柑橘系の爽やかな酸味と苦味が感じられるような香りです。ベルガモットやマンダリンの甘くほろ苦い香りに、ピーチやプラムの華やかでフルーティーな香りが加わり、ゴージャスさが感じられます。
続いて堪能できるミドルノートは、ジャスミン、イランイラン、クローブ、チューベローズといった芳醇でセクシーな香りが目立ちます。香りへの賛歌が聞こえてきそうな「香り」そのものを楽しみ、身に纏う喜びを感じさせるファビュラスな香りです。
そして後を引くラストノートはバニラの優しく甘い香りが感じられ、若々しい可愛らしさの余韻を残します。
ここに挙げた以外のさまざまな香りの成分が複雑に配合された、まさにジャン=ポール・ゲランの努力と試行錯誤の結晶であるシャンダロームは、幻の「草原の輝き」の香りとして話題を呼びました。
現在は絶版となってしまっているため、非常に希少価値の高い香水です。
若い女性ならではの快活さや無邪気さを引き立ててくれる香水ですが、少し年齢が高めな女性が身に付けると、変に若作りした感じではなく自然に若々しさを演出してくれるような、そんな効果が期待できます。
香りを楽しむ全ての女性に捧げたい、至高の逸品です。
カインドベアでは、香水類もお買取りしています。
今回の商品のように絶版になっているものは希少価値が上がり高値がつくこともございます。現在流通しているものでも、ハイブランドの香水や人気のシリーズは需要が高いため、高値でお買取りさせていただいております。
いただきものの香水があるけれど香水は使わない、という方など、ご自宅に未使用の香水が眠っていましたら、是非お持ちください。
デュポンのガスライターをお買取りしましたので、ご紹介します。
今回お買取りしたライターは高級感漂うゴールドカラーで、重厚感溢れる真鍮製のものです。どっしりとした雰囲気で、シンプルながら格の高さが伺える出で立ちが特徴です。
デュポンは1872年に創業されたフランスの宝飾品メーカーで、正式名称は「エス・テー・デュポン(S.T.Dupont)」です。
ライターが有名ですが、他にも万年筆をはじめとする高級文房具や、レザーグッズ、ウォッチ、アクセサリーなど幅広いファッションアイテムを製造しています。
そんなデュポンのライターは世界最高峰のライターと称されたこともあるほど高級で格式高いライターです。
世界中で禁煙が推奨される中、ひと昔前と比べてライターを携行している人が格段に減ってしまいましたが、それでも愛煙家たちの中ではデュポンのライターがひとつのステータスとなっていると言えます。
禁煙して今はタバコを吸っていないという人の中にも、デュポンのライターをコレクションしているマニアックな人がいるくらい、そのクラシカルな美しさと歴史の深さ、品質は高評価を得ています。
デュポンのライターの特徴、そして魅力は、独特な開閉音です。
蓋を開け閉めする際に「カキーン」という音が涼やかに響き、とてもエレガンスな印象を与えます。
まさに、できる男が持ちたいワンランク上のライターと言えるでしょう。
この高級感が実感できる開閉音に魅了された愛煙家は数知れず、本当に「良いもの」を楽しむ醍醐味を知っている彼らにとって、デュポンのライターは理想を叶えるものでした。
今回お買取りしたライターは真鍮のゴールドで、とてもゴージャスですが、シンプルなデザインなのでけばけばしくなく、大人っぽさを演出することができます。
タバコに火をつけるためだけでなく、マッチの変わり、チャッカマンの代わりに家に置いておいてもなかなか粋です。嵩張らず場所も取らないため、小さなインテリアのひとつとして飾っておいても雰囲気が出て良いでしょう。
カインドベアではデュポンなどの世界的ハイブランドのライターを積極的にお買取りしています。ケースがついていると高値がつきやすくなりますが、ケース無しのものや、使用感があるものであっても査定対象となりますので、使っていないものがございましたら是非お持ちください。
今回は、戦後を代表する彫刻家である舟越保武が製作したブロンズ製の少女の頭像をお買取りしました。
高さは20.5cmと比較的小ぶりで、オブジェとして飾っておくにはピッタリのサイズです。一般的な家であれば室内に飾っても良いですし、例えば公共施設の玄関、玄関ホール、会議室、応接室など、様々な場所に置くことでちょっとした美術館のような気分を味わえます。
ブロンズ像の台には「Y.FUNAKOSHI」という作者名がしっかりと刻まれているため、日本が誇る彫刻界の巨匠の作品だということが分かります。
落ち着いた深い色味の像ですが、どこか温もりを感じるような雰囲気で、少女の柔和な表情がとても美しいです。
優しい眼差しに、少しだけ上を向いた口角が、穏やかに微笑んでいるような表情を作り出しています。何か愛すべきものを見つめているような、そんな温かい表情です。
髪のサラサラとした質感も見事に表現されていて、上品で可憐な少女のイメージを抱かせる作品です。
作者である舟越保武は、1912年に岩手県の一戸で生まれました。
父親がカトリックのクリスチャンだったことで、彼自身も洗礼を受けています。
そのため、キリスト教に関連する作品を多く残しています。
長崎で1962年に製作された「二十六聖人殉教者像」はとても有名で、キリシタン禁止令が出された豊臣秀吉の時代に処刑された26人の殉教者をモチーフに作られたものです。
この殉教者たちは等身大で作られており、モニュメントそのものは高さ5.6m、幅17mにも及ぶ大きなものです。その迫力から長崎の観光名所のひとつとなっており、多くの観光客が写真を撮っています。
この作品により、舟越保武は高村光太郎賞を受賞してその名を世間に轟かせました。
このように素晴らしい作品の数々を残してきた舟越保武は、もともとはロダンの言葉に感銘を受けて彫刻家を目指すようになったと言われています。
彼の息子である舟越桂も、父と同じく彫刻家として活躍しています。
岩手には舟越保武の美術館があるのですが、今回お買取りしたブロンズ像を飾れば、その美術館の気分を味わえそうですね。
カインドベアでは、このような美術品、特に日本人作家の芸術品を積極的に買い取っています。熟練のスタッフが丁寧に査定をおこないますので、もしご自宅に飾っていない芸術品や美術品がありましたら、是非お持ちください。
スペインの陶器人形製造会社リヤドロのフィギュリン「白い馬の少女」とお買取りしました。
リヤドロは、スペインのバルセロナに本社を構える陶器人形の会社です。
陶器人形は、その独特な質感と艶、陶器とは思えない柔らかな雰囲気、高級感が魅力です。
そんな陶器人形メーカーでもひときわ有名なのが、このリヤドロ社です。
リヤドロの陶器人形は、まるで生きているかのような躍動感が溢れ、それでいて透明感と艶っぽさが「永久にその瞬間を閉じ込めた」かのように輝く、なんともミステリアスで奥深い魅力をもっています。
少女や馬はリヤドロが得意とするモチーフですが、今回は「白い馬の少女」という人形ですので、まさにリヤドロの良いところがギュっと詰まったような作品です。
真っ白な馬はスラっとした出で立ちで、とても美しく、力強さとともに儚さも感じさせます。馬にまたがる少女は少し大人っぽい表情を浮かべて背筋をスッと伸ばしています。グレーの洋服が一段と大人らしく見え、女性と少女の間ぐらいの、まさに妙齢の少女といった雰囲気です。
若々しく瑞々しい作品でありながら、気品に溢れているため、高級サロンやオフィスなどのインテリアとして最適です。
個人宅でも、玄関や応接間、居間など、ちょっとしたポイントに置くことで一気にその空間をラグジュアリーなものに変えることができます。
陶器のフィギュリン(人形)は、実用的な用途はありませんが、飾ることによって初めてその真価を発揮します。
愛好家の方は毎年新作を買い集めてコレクションしますので、現在販売されていないフィギュリンはとても貴重です。
このような貴重なフィギュリンには高値がつきますので、ご自宅に有名ブランドの陶器人形が眠っているという方は、是非カインドベアにお持ちください。
歴代の職人たちが受け継いできた高度で素晴らしい技術と、実際に手掛けた職人の情熱と愛情がこもった作品です。目につかないところでひっそりと隠れていることほど勿体ないことはございません。
是非世界最高峰の陶器人形が一人でも多くの方の目に触れ、心を動かせるよう、カインドベアはこれらの陶器人形を積極的に買い取り、新しい持ち主様のもとへと責任もって送り出しております。
愛煙家たちに人気のオイルライターメーカーの金字塔Zippo(ジッポー)の中でも根強い人気のハーレーダビッドソンデザイン。
今回は、お買い取りしたZippoのハーレーダビッドソンデザインのライター3点セットのご紹介です。
Zippoは1932年創業の老舗ライターメーカーで、世界最高品質のオイルライターを製造しています。
ライターとしての機能性はもちろんピカイチですし、何よりもそのデザインのお洒落さや種類の豊富さ、高級感、などが人気で、新作が出るたびに好みに合った1つを見つけることを楽しみとしている人も多いです。
また、モノづくりの基本精神をとても大切にしている会社で、Zippo Japanでは「永久修理保証」を実施しています。壊れたら何度でも修理してくれるだけでなく、修理できないような壊れ方をした場合は新しいものと交換してくれるというサービスです。
この保証からも、自分たちの製品に誇りと自信を持っていることがよく分かります。
そんなZippoのライターには、実に多種多様なデザインがあります。
シンプルでスタンダードな無地タイプ、コーティングが施されたもの、重厚でいかつさと渋さを感じられるアーミー、クールなストリート、ロックなメタル系、クロスやスカル、キャラクターもの、特殊加工のもの、アニマル系、ペアデザインなど、本当に種類が豊富で選ぶのが楽しくなります。
その中でも、男性に人気のデザインのひとつが、車、そしてバイクです。
様々な車やバイクをモチーフにしたデザインライターが作られてきましたが、バイクの中でも特に人気が高いのがハーレーダビッドソンです。
あまりバイクに詳しくない方でも「ハーレーダビッドソン」という名、あるいは「ハーレー」という名は知っているというくらい、超有名バイクメーカーであるハーレーダビッドソンは、独自の真価を持ち、他のバイクとは一線を画す風格で圧倒し続けています。
そんなハーレーダビッドソンのモチーフデザインのZippoは、まさにバイクの好きな愛煙家にはピッタリのアイテムと言えるでしょう。
とてもスタイリッシュでカッコいいデザインですので、人とは違う逸品を持ち歩きたいという方にもおすすめです。
カインドベアでは、Zippoのレアデザインライターのお買い取りを積極的におこなっております。ご自宅に使っていないライターがございましたら、ぜひお持ちくださいませ。
バカラのイヤータンブラー(2018年/フィオラ)をお買取りしました。
イヤータンブラーは、年号グラスとも言われ、毎年異なるデザインのグラスがリリースされており、底に年号が刻印されるのが特徴です。
2018年の日本限定イヤータンブラーのデザインは「フィオラ」です。
「フィオラ」とはイタリア語で「花(fiora)」を意味しており、その名の通り花びらのように見えるカットが施されています。
上から見ても、横から見ても美しい花のように見えて、華やかでゴージャスな印象ですが、クラシカルな美しさも兼ね備えているため、どんな食卓にも溶け込み邪魔をしません。
バカラのイヤータンブラーは毎年シンプルなデザインのものが多く、2018年の「フィオラ」も例に漏れずシーンを選ばないで使えるシンプルさを持ち合わせた飽きの来ないデザインです。
ただ、フィオラの特徴として長短のカットが複雑に入り「花びら」の雰囲気を演出しているため、光を複雑に反射してキラキラと輝くのが魅力的です。
決してその存在感を主張しすぎずに、まさに野に咲く花のように可憐で品がありながら、思わず目を引かれてしまうような、そんな輝きを秘めたグラスです。
ロックグラスなので、その名に相応しくウイスキーや焼酎、梅酒などをロックで頂くのにピッタリです。もちろん普段使いでお水やジュース類を入れても良いですし、様々な場面で重宝します。
食器棚に置いておくだけでも、その空間が上質なものに変化するため、インテリアとしても価値ある製品です。
バカラのグラスは透明度が非常に高く、丈夫で物持ちが良いため、長く使うことができます。
日常生活でも、お客様の来訪時でも、どちらでも使える便利なグラスです。
ペアになっていて箱もついているため、非常に良い状態でのお買取りとなりました。
バカラのグラスは価値が高いため、箱無しの状態でも良い値段がつくことがあります。もしご自宅にバカラの製品が眠っていて普段使っていない、ということがございましたら、是非カインドベアにお持ちください。
プロの鑑定士が丁寧に査定し、適切なお値段をつけさせていただきます。
少し変色していたり、小さなキズがあったりして、これって値段がつくのかな?と思っても、まずはお気軽にお問い合わせください。
バカラのグラスは人気の高い商品なので、多少難があっても買い取りが可能な場合がございます。
高級食器の最高峰ロイヤルコペンハーゲンのブルーフルーテッドフルレースのポットとクリーマーとシュガーポットの3点セットをお買い取りいたしました。
ロイヤルコペンハーゲンは、デンマークの食器メーカーで、世界中の誰もが知る最高品質の食器を世に送り出しています。
ブルーフルーテッドの模様はロイヤルコペンハーゲンを代表するシリーズで、1775年以来作り続けられている歴史ある模様です。「フルーテッド」とは「縦じま」という意味で、フチの処理の違いで3種類に分けられます。
もっともシンプルな丸いフチで特徴的なウロコ模様のペイントが無いものが「プレイン」、丸いフチに3ヶ所のウロコ模様のペイントが施されているものが「ハーフレース」、そして、フチが6ヶ所尖ったような形になっており、その部分にウロコ模様のペイントが施されているものが「フルレース」です。
今回お買い取りしたものは、その中でもフルレースのデザインで、ポット、クリーマー、シュガーポットそれぞれに鮮やかなウロコ模様が施されています。
とても品のあるデザインで、深いブルーと白い陶器のシンプルなバランスが絶妙で、お洒落なティータイムや、優雅なランチ、豪華なディナーなど、どんな場面にも合わせられます。
ロイヤルコペンハーゲンの食器はプレゼントとして非常に人気です。
ティーカップとソーサーや、プレートのセットなどは、プレゼントとしては王道ですので、ブルーフルーテッドのカップやプレートを持っているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなロイヤルコペンハーゲンのカップに合わせて、こちらのセットを食卓に並べれば統一感の取れたノーブルな空間ができあがります。
ポットだけでなく、ミルクやシュガーも同じ柄の容器に入れられるので、本格的なカフェのような雰囲気を楽しめます。
ちなみに、プレインやハーフレースのブルーフルーテッドとも合わせられるので、ブルーフルーテッドシリーズのカップセットなどをお持ちの方にはおすすめの商品です。
また、カップやプレートは既に持っているかもしれないという方にも、こちらのセットは珍しいため贈り物にするのも良いでしょう。お邪魔したことがあるお宅で、カップ&ソーサーのセットだけがあったなぁ…などと記憶している場合は、ぜひこちらのセットを贈ってみてはいかがでしょうか。
日本の洋食器メーカーである大倉陶園(オークラ)は、1919年の創業から100年以上の歴史を持ち、日本国内における最高品質の洋食器を数多く世に送り出しています。
創業者である大倉孫兵衛と、その息子和親は、欧米の洋食器に負けない日本製の洋食器を作ることを念願としており、ヨーロッパ各国の製陶工場を視察し、その技術を学びました。
そして「良きが上にも良きものを」という理念を掲げて、常に「より良いもの」を目指して新しい作品を次々に産み出し続けてきました。
オークラで作られる白磁は「オークラのホワイト」と呼ばれるほど美しく、その白さは多くの人を魅了してきました。最高級のカオリン(陶磁器の原料)を贅沢に使用して、1460度という高温で本焼きをすることにより、最高に美しい白磁が出来上がります。
「オークラのホワイト」以外にも、大倉陶園が独自にあみだした技法は数知れず、そのうちのひとつに「岡染め」というものがあります。
「岡染め」は、オークラの中でも人気の高い「ブルーローズ」シリーズに用いられている技法で、美しい藍色の絵柄がまるで水彩画のように白磁に溶け込み馴染んで見えるのが特徴です。
これは「炎の芸術が創り出す神秘の色彩」と言われており、本焼成した白生地にコバルト絵具で絵付けをしてから、さらに1460度の高温で焼成するという技法によるものです。こうすることにより、高温で溶けた絵具が釉薬を融合して、絶妙な加減で淡く柔らかい「ブルーローズ」の絵柄となります。
今回ご紹介するオークラのカップ&ソーサーとプレートのセットは、この「岡染め」によって絵付けされたもので、2000年のクリスマスに発売された「羊の親子」の絵柄のものになります。
オークラにしか作れない、独自の技法「岡染め」で描かれた羊の親子は非常に美しく、まるで絵画作品を眺めているような気分にさせられます。
羊の親子が夜空を見上げている様子が描かれており、空には流れ星がスーッと流れています。岡染めの技法は「ブルーローズ」シリーズに使われており、青く幻想的な薔薇の絵が印象的ですが、この深くも淡い藍色は、まさに「夜空」を表現するのに最適とも言えるでしょう。夜空の優しいグラデーションが、クリスマスの温かさを感じさせる逸品です。
フランスのクリスタルガラスメーカー「バカラ」は、ガラスのグラスやタンブラーのみならず、香水瓶やアクセサリー、置物などのインテリアも手掛けている、世界屈指のクリスタルガラスメーカーです。
バカラは1764年に、フランスの田舎街、ロレーヌ地方にあるバカラ村に誕生しました。
18世紀当時、度重なる戦争のせいですっかり経済が落ち込んでしまったフランスが、経済復興のためにルイ15世が認めたガラス工場で、ここから緻密で繊細な技術を駆使して数々の美しく高品質なガラス製品が生み出されたのが、やがてバカラブランドを世界中に広めることになりました。
ルイ15世に認められたということで、きっとバカラ村の職人たちはものすごいプレッシャーと闘っていたことでしょう。
小さな田舎のガラス工場が、世界に通用するレベルのガラス製品を作らなければならなかったのですから、当然のことです。
しかしバカラ村の職人たちは、元来備えている職人気質と国王に期待をかけられる誇りによって、熱意をもってクリスタルガラスの製作に取り組み、世界に通用するガラス加工技術を確立したのです。
バカラのグラスの特徴は「フルレッドクリスタル」です。フルレッドクリスタルとは、酸化鉛を30%含んでいるガラスのことで、途明度と屈折率の高い澄んだ質感を生み出すことができます。
成形に自由が利き、高いデザイン性も実現できるのですが、もちろん美しい成形には熟練の技術が必要とされます。
バカラの職人たちは、最高品質のガラスを用いて、最高の技術を駆使して、最高のガラス製品を生み出すのですが、その徹底した品質の追及により、時としてできあがった商品を破棄することもあります。
仕上がりに納得いかない場合は、破棄したり、アウトレットで破格の値段で売ったりするのですが、自信を持って市場に送り出せる商品は6,7割と言われています。
今回は、そんな世界最高を追求し続けるバカラのタンブラーをお持ちいただきました。
シンプルなデザインですが、とても美しく、手にもよく馴染むタンブラーです。アイスロックを入れてウイスキーなどのお酒を楽しむのにピッタリな高級感溢れるタンブラーは、家に1セットは置いておきたい代物です。
カインドベアでは、バカラのタンブラーやグラスを積極的にお買い取りしております。
いただきものだけれど使っていない、しまいこんで出していない、というバカラのグラスなどがある方は、ぜひ当店へお持ちください。
今回は、人間国宝の職人さんが手掛けた素晴らしいコーヒーカップとソーサーのセットをお買い取りいたしました。
江戸時代から現代まで脈々と引き継がれてきた有田焼陶芸家一族の当主、酒井田柿右衛門の13代目が手掛けた柿右衛門窯のコーヒーカップとソーサーで、6つのセットが揃った非常に良い状態でお買い取りさせていただきました。
13代目の酒井田柿右衛門は人間国宝に認定されており、骨董品としても美術品としても、非常に価値の高い作品です。
酒井田柿右衛門様式の特徴のひとつに、花鳥図などの絵柄を乳白色の陶器にたっぷりと余白をとって描く、いわゆる「余白の美」を生かした様式があります。この様式に用いられる乳白色の白磁の事を「濁手(にごしで)」と言い、佐賀の方言で「米の研ぎ汁」を意味しており、一般的な白磁が少し青みがかっているのに対し温かさを感じさせる乳白色なのが特徴です。この濁手は18世紀に一度途絶えてしまったのですが、13代の酒井田柿右衛門の手により復活しました。このような功績により人間国宝に認定された13代目が有田焼の伝統と文化、そして発信にいかに貢献したかという事が分かります。
今回お買い取りのコーヒーカップとソーサーは、柿右衛門様式の「余白の美」を感じさせるようなデザインで、白いカップとソーサーに絶妙なバランスで描かれた柿の絵が、陶器そのものの美しさを邪魔せずに彩を添えています。
落ち着いた藍色の枝葉と、少し暗めの濃い朱色で描かれた柿が、大人の落ち着きを演出しています。
柿といえば秋口を彷彿とさせます。少し肌寒くなってきて秋の風が衣替えを思い起こさせるようになり、徐々に陽が短くなり夜のとばりがおりるのが早くなってきたと感じる頃、湯気がゆらめくホットコーヒーを片手に本のひとつも読みたくなるものです。
涼し気なグラスに氷の音を聞きながら飲む夏のアイスコーヒーから、コーヒーカップに丁寧に煎れたホットコーヒーに変わる秋という季節に、このカップとソーサーの組み合わせは最適なのではないでしょうか。
6つセットなので、お客様がいらした時にも使う事ができますし、カップの作者である酒井田柿右衛門を話題のひとつに持ち出しても良いでしょう。
カインドベアでは、今回お買い取りの商品のような骨董品や高級食器、茶器などの買い取りも積極的におこなっております。
時が経つほどに価値が上がるものも沢山ございますので、もしも「これは」というものがあれば、ぜひ当店までお持ちください。
ドイツの老舗文具メーカー、筆記具ブランドであるペリカン。
万年筆愛好家の方や、高級ボールペンやアンティーク文房具のお好きな方は耳にしたことがあるブランド名なのではないでしょうか。
ペリカン社の歴史は非常に古く、創業した当時の日本はまだ江戸時代でした。
ペリカン社の始まりは1838年、ドイツ人の化学者カール・ホルネマンによって絵の具とインクの生産を始めたことだと記録されています。万年筆のイメージが強いペリカン社ですが、万年筆がこの世に生み出される40年も前からメーカーそのものが誕生していたのです。
その後の後継者であるギュンター・ワグナーは、とても由緒ある家柄の出身で、彼の家紋がペリカンだったことから、ペリカンのマークを掲げて「ペリカン社」を名乗るようになります。今なお受け継がれているペリカンの親子をモチーフとしたメーカーロゴは、実はギュンター・ワグナーの家紋から取ったものなのです。
1929年ごろから、ペリカン社は本格的に万年筆の製造に力を入れるようになります。
万年筆そのものは1884年に発明されましたが、インクを専門に扱ってきたペリカン社が万年筆の製造に参入したことにより、非常に書き心地の良い画期的な万年筆を生み出すことに成功するのです。
ペリカン社の万年筆は、その品質の高さからヨーロッパ中の文豪たちから愛用されるようになります。「ベニスに死す」のトマス・マンや、「西部戦線異状なし」のレマルクも、ペリカン社の万年筆を好んで使っていました。
ペリカン社の万年筆は、独自の吸入システムと、高品質のインクフェーダー(インクの通り道)で、インク漏れを防ぎ、スムーズでストレスの無い書き心地を実現しました。
ボールペンの台頭により、世界的に万年筆の需要が下火となりましたが、それでもボールペンには出せない味わい深く温かみのある文字と、独特の書き心地から、今もなお多くの万年筆愛好家が世界中に数多く存在しています。
普段はなかなか触れる機会の無い万年筆ですが、どこか知的でカッコいいイメージを持っていて密かに憧れているという方も少なくないのではないでしょうか。
ご年配の方の中には、今も日常的に万年筆を使っているという方もいらっしゃることでしょう。
高級感のある文房具は男性への贈り物として重宝します。
バッグやアクセサリーなど、プレゼント商品の多い女性に比べて、男性へのプレゼントは女性の頭を悩ませがちですが、文房具は誰もが使うものですし、性別や年代を超えて、質の良いものを贈れば喜ばれます。
ペリカン社が手掛けたギュンター・ワグナーの万年筆は、大切な人に贈ればきっと喜んでもらえるような、そんな一級品の万年筆です。
古き良き時代を感じられるオープンリールテープをお買い取りいたしました。
ビートルズの名曲「Let it be(レットイットビー)」が収録されています。
1950年代にヒットし、各メーカーがこぞって手掛けたオープンリールテープは、当時のアナログオーディオ機器に革命をもたらしました。
カセットテープの前進のようなもので、レコードから進化した当時の最新のオーディオ機器、オープンリールテープは、ちょうどビートルズがデビューし、そして全盛期を迎えるころになる60年代に広く出回るようになりました。
生演奏をそのまま録音し、その音をかなりの高精度で再現できるオープンリールテープは、すぐ近くでビートルズが演奏してくれているような気分を味わえます。
ところで、現代の世の中で出回っているCDの音源は何度も何度も精巧な編集を重ねて造られているとご存じですか?
プレーヤーが演奏した音源を素材として、組み合わせて編集していきます。
例えば歌手が少しでも音程を外した場合、その部分だけ録り直してミスした箇所に埋め込みます。
伴奏と歌い手の音量バランスも、伴奏は伴奏で別録り、そこに歌を重ねることで絶妙なバランスを作り上げます。また、雑音は一切入らないように徹底され、ギターの弦がこすれる音や、ピアニストの爪が当たる音、歌い手の息の音などは全てカットされ、ノイズキャンセルされます。
こういった編集作業を経て、いわゆるCD音源が完成します。
ライブをそのまま録音したCDの音質が、シングルやアルバムのCDと比べて若干雑なように感じるのは、ライブの様子を録音した音源をそのままCD化するのと、徹底して雑音を排除しミスもカバーしバランスを作り上げたCDとの違いによるものなのです。
オープンリールテープの全盛期には、まだそこまでの編集技術が進化していなかったため、まるでライブの録音音源のような音質と雰囲気を感じられます。
精密機械のように洗練されすぎた音源ではなく、少々荒っぽくてもビートルズの息遣いまでがリアルに聞こえてくるかのような音源からは、リアルなビートルズ、本物のビートルズを感じられます。
音質が古い印象を受けますが、それが逆に良い味を出していて、お気に入りのお酒やコーヒーと一緒に楽しみたいレトロな雰囲気を感じられます。
ビートルズが活躍した時代の、彼らの音楽をダイレクトに感じられる逸品です。
Macユーザー、Macファンの方におすすめの新品未開封マックブックノートPCをお買い取りいたしましたので、特徴などをご紹介します。
MacBook Pro Touch Bar 3.1GHz デュアルコアi5 プロセッサ 256GB マックブック ノートPC MPXV2JAは、革新的な進化を遂げたMacノートPCです。
キーボードの上部を占領するファンクションキーを取り去り、その代わりに、はるかに多才で有能なTouch Barに置き換えました。
ガラス帯でできたTouch Barは、作業に合わせて自動的にその機能を変化させ、作業に関連したツールを表示します。画面の明るさや音量の調整をするシステムコントロール、絵文字や予測変換の入力機能など、様々な用途で活用できます。
さらにはTouch IDにも対応しており、ノートPCであってもスマートフォンのようにTouch IDでワンタッチログインができるようになりました。
面倒なID入力やパスワード入力のストレスを無くし、サクサクと作業が進められるようになったことは画期的です。
Macのノートブックで最も明るく最もカラフルなディスプレイも魅力のひとつです。
明るいLEDバックライトと、高品質なコントラスト比によって、濃い色はより深みが出て、明るい色はその明るさがますます鮮やかに映し出されます。
グラフィックデザインや画像編集でお使いの方には嬉しいポイントです。
キーボードにはAppleの第2世代のバタフライ構造を採用し、従来のシザー構造よりもキーの安定性が4倍も向上しました。
きびきびとスピーディーに反応し、ストレスなく作業を進められます。
ハイスペックでスタイリッシュなMacのノートPCは、特にグラフィック関連の作業をする人に人気で、デザインに携わる仕事をしている人の中にはMacユーザーも多いのではないでしょうか。
WindowsとMacそれぞれの長所短所、特徴があるため、普段はWindowsユーザーだけれどMacも持ちたいという方にもおすすめです。
最初は操作方法に少々戸惑うかもしれませんが、慣れればMacの良いところを実感できることでしょう。
新品未開封の良品ですので、Macファンの方も、Macに興味があるという方にもおすすめです。
また、カインドベアではパソコン、ノートパソコンなども積極的に買取をおこなっています。
プレゼントとして買ったものの、本人が既に新しいものを買ってしまっていた、など持て余してしまったパソコンがございましたら、ぜひ一度当店にお持ちください。
今回は、人間国宝の職人さんが手掛けた素晴らしいコーヒーカップとソーサーのセットをお買い取りいたしました。
江戸時代から現代まで脈々と引き継がれてきた有田焼陶芸家一族の当主、酒井田柿右衛門の13代目が手掛けた柿右衛門窯のコーヒーカップとソーサーで、6つのセットが揃った非常に良い状態でお買い取りさせていただきました。
13代目の酒井田柿右衛門は人間国宝に認定されており、骨董品としても美術品としても、非常に価値の高い作品です。
酒井田柿右衛門様式の特徴のひとつに、花鳥図などの絵柄を乳白色の陶器にたっぷりと余白をとって描く、いわゆる「余白の美」を生かした様式があります。この様式に用いられる乳白色の白磁の事を「濁手(にごしで)」と言い、佐賀の方言で「米の研ぎ汁」を意味しており、一般的な白磁が少し青みがかっているのに対し温かさを感じさせる乳白色なのが特徴です。この濁手は18世紀に一度途絶えてしまったのですが、13代の酒井田柿右衛門の手により復活しました。このような功績により人間国宝に認定された13代目が有田焼の伝統と文化、そして発信にいかに貢献したかという事が分かります。
今回お買い取りのコーヒーカップとソーサーは、柿右衛門様式の「余白の美」を感じさせるようなデザインで、白いカップとソーサーに絶妙なバランスで描かれた柿の絵が、陶器そのものの美しさを邪魔せずに彩を添えています。
落ち着いた藍色の枝葉と、少し暗めの濃い朱色で描かれた柿が、大人の落ち着きを演出しています。
柿といえば秋口を彷彿とさせます。少し肌寒くなってきて秋の風が衣替えを思い起こさせるようになり、徐々に陽が短くなり夜のとばりがおりるのが早くなってきたと感じる頃、湯気がゆらめくホットコーヒーを片手に本のひとつも読みたくなるものです。
涼し気なグラスに氷の音を聞きながら飲む夏のアイスコーヒーから、コーヒーカップに丁寧に煎れたホットコーヒーに変わる秋という季節に、このカップとソーサーの組み合わせは最適なのではないでしょうか。
6つセットなので、お客様がいらした時にも使う事ができますし、カップの作者である酒井田柿右衛門を話題のひとつに持ち出しても良いでしょう。
カインドベアでは、今回お買い取りの商品のような骨董品や高級食器、茶器などの買い取りも積極的におこなっております。
時が経つほどに価値が上がるものも沢山ございますので、もしも「これは」というものがあれば、ぜひ当店までお持ちください。
筆記用具ブランドのMONTBLANCが世に送り出してきた高級ボールペンには、いまやヴィンテージと呼ばれるラインが多数あります。モンブラン ノブレスのスリムラインは人気のラインのひとつ。華奢な印象ですが、ヴィンテージシルバーの重厚な存在感を十分に備えている気品ある一本です。
男性、女性問わず使えるシンプルなデザインなので、ぜひ愛用の一本として加えておきたいところですね。新しいシーズンをスマートな始まりにしてくれるパートナとしていかがでしょうか?