Musigny Comte Georges de Vogueミュジニー コント ジョルジュ ド ヴォギュエ 2003 グラン クリュ 赤ワイン をご売却いただきました

超高級赤ワイン『コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ 2003』をお買取りさせていただきました。希少性がものすごく高く、なかなか手に入らないワインなので、当店も注目しています。

 

『コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ』は、ブルゴーニュワインの産地であるブルゴーニュ地方のシャンボール・ミュジニーという村における最も有名なドメーヌの名です。

ドメーヌとは、ブルゴーニュ地方において、ワインに用いるブドウの栽培から、醸造、熟成、瓶詰めまでの全工程を自ら行う生産者のことを指す言葉です。

 

『コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ』は非常に歴史の古いドメーヌで、1450年まで遡ります。現在は、『コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ』の名の元となったヴォギュエ伯爵の孫娘たちがドメーヌを所有しています。歴史ある老舗であることから、ドメーヌそのものは血族が継承していますが、実際の運営はジャン・ルバテッリを中心に行われています。

 

ブルゴーニュ地方では、ワインそのものではなく、その原料となるブドウを栽培する畑に格付けをして「格付けなし」「プルミエ・クリュ(一級)」「グラン・クリュ(特級)」と区分します。ミュジニーは「グラン・クリュ」に区分され、『コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ』はその約70%を所有しています。

 

世界で最も影響力のあるワイン評論家と言われているロバート・パーカーが「5つ星生産者」として高く評価し、世界中のワインファンから「一度は飲んでみたい」と憧れられるワインです。

 

今回お買取りさせていただきました『コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ 2003』は、ピノ・ノワール100%の華やかなアロマと、ギュッと凝縮したコクが楽しめる最高級のワインです。やや辛口で、芳醇な味わいを楽しめます。繊細で複雑な味の移り変わりもじっくりと感じたい1本です。

比較的若いオールドヴィンテージワインですが、十分に熟成されているため、オールドヴィンテージの美味しさを堪能できます。

 

カインドベアでは、高級ワイン、オールドヴィンテージワインのお買取りを積極的に行っております。また、ワインだけでなく、ウイスキー、ブランデーなどの古酒もお買取りいたします。高いお酒を頂いてしまったけれど、誰も飲まない……ということがございましたら、お気軽に当店にお持ちください。まず査定をし、その適正な価値をお伝えいたします。

Barbie BY MATTEL マテル バービー 人形 No.850 バブルカット ヴィンテージ を買取り致しました


マテル社のヴィンテージバービー人形(No.850)をお買取りしました。
バービーは、2023年に実写版の映画がヒットするなど、現代も人気を獲得し続けている人形ですが、そのヴィンテージには非常に高い価値がつきます。
今回お買取りしたバービー人形は、No.850で、ボリュームのある金髪のバブルカットと大ぶりな襟つきのワンピース、そして小麦色の肌が特徴的なバービーです。箱入りで、状態がとても良く、お買取りさせていただきました。

ヴィンテージバービーは、1960年代にマテル社が販売していたオリジナルのバービー人形のことで、熱心なコレクターが収集に熱を上げています。
60年代のファッションやヘアスタイル、メイクなどが楽しめ、現代のバービーとは異なる顔つきや表情も魅力的です。

バービーというと、1959年の発売以来、多くの女子たちの幼少期の「あそび相手」として活躍し続けてきました。2023年に64歳を迎えたバービーですが、人形としては永遠のティーンエイジャーとして、今もなお子どもたちに寄り添い続けています。
発売当時小さな子どもだった少年少女が大人になり、幼少期の記憶に想いを馳せるように、再びバービーを収集するということも、最近は増えているようです。

バービーだけでなく、30代以上の大人たちが、自分が子どもの頃に遊んでいたおもちゃや、よく見ていたアニメキャラクターなどに再びハマりブームとなる現象が、そこここで起こっています。
彼らにとって、ヴィンテージは「懐かしい」という特別な感情を呼び、かけがえのない大切なものとしての価値を発揮します。

ヴィンテージバービーのように、おもちゃやコレクションについては古いものほど希少性が高くなり価値が上がるという傾向にあります。
ヴィンテージのポケモンカードに何百万もの値段がついたり、古いブリキのおもちゃに高値がついたりすることは、それほど珍しくありません。

カインドベアでも、ヴィンテージのおもちゃ、玩具、人形、キャラクターグッズなどを積極的にお買取りしております。ご自身だけでなく、親御様世代が子どものころ遊んでいた玩具などで、ご自宅に眠っているものがございましたら、ぜひ一度当店にお持ちください。丁寧に査定し、その価値をお伝えいたします。

BURBERRY バーバリー ワンショルダーバッグ ノバチェック キャンバス×レザーをお買取り致しました。


今回は、バーバリーの定番柄である「ノバチェック」のワンショルダーバッグをお買取りいたしました。
キャンバス生地(帆布)にレザーを組み合わせたお洒落な作りで、マグネット開閉のスタイリッシュなバッグです。

バーバリーといえばチェックというイメージが強いかと思いますが、バーバリーが出しているチェックにも実はさまざまな種類があります。
その中でも最もポピュラーで、バーバリーを代表するチェック柄が、この「ノバチェック」です。

ここで、ノバチェックに関する豆知識といいますか、裏話を少し。
実は、このノバチェックは公募によって決定したってご存じですか?

バーバリーを代表する柄を決めようということで、カントリータータンと呼ばれるタータンチェックの柄をアレンジした、このチェック柄が公募で選ばれたそうです。
「ヘイマーケットチェック」や「バーバリークラシックチェック」と呼ばれることもあり、バーバリーチェックとして商標登録もされています。

ベージュのようなベースカラー(「キャメル地」と言われています)に、白と黒、そして細い赤のラインを組み合わせたチェック柄で、シンプルでありながら個性も感じられる柄です。
このチェックを見れば「バーバリー」とすぐ分かる、そんなアイコン的な柄とも言えるでしょう。

もともとはトレンチコートの裏地として使われていたものが、「お洒落だ!」と注目されて人気に火が付いたという逸話も残っています。
1964年の東京オリンピックで、イギリスの選手たちがコートの裏地を見せるように持っていたことでメディアが注目し「かわいい!」と話題になったそうです。

半世紀以上、人々を魅了しつづける可愛くお洒落なバーバリーチェックを全面にあしらったショルダーバッグは、シンプルなファッションと合わせることでその魅力を発揮するワインポイントアイテムとして活躍します。

無地のファッションとの相性は最高で、上品なカジュアルさを演出してくれます。
ちょっとしたお出かけや、休日のお散歩に最適なバッグです。

学生さんからマダムまで、幅広い年齢層の女性が持てる、そんな「長く使える」バッグなのでプレゼントにもおすすめできます。

カインドベアでは、バーバリーのファッションアイテムをはじめ、ハイブランドアイテムを積極的にお買取りしております。
目利きのプロが丁寧に査定させていただきますので、ご自宅に眠っているハイブランド品がございましたら、是非お持ちください。

Cartier カルティエ 2443 タンクアロンジェ 18K YG ダイヤ クォーツ レディース 腕時計をご売却頂きました


カルティエのレディース腕時計、『タンク アロンジェ(2443)』をお買取りいたしました。
オーバーホール済みで、丁寧に仕上げています。

『タンク』は、カルティエの中でも100年以上の歴史をもつ時計です。
1917年にルイ・カルティエが創り出した『タンク』は、時代を明確に反映した革新的なデザインで世界の人々に衝撃を与えました。
当時は懐中時計から腕時計へと、携行する時計のスタイルが変わりつつありました。

第一次世界大戦で戦った兵士たちが、時間を確認するのに懐中時計を出し入れする手間を省くために、時計を腕に巻き付けたのが、腕時計の起源と言われています。
そのため、当時の腕時計は懐中時計にベルトをつけたようなものが主流でした。

この第一次世界大戦の終結になぞらえ、その功績を担ったとされる戦車(タンク)のモチーフをデザインした時計こそが、『タンク』なのです。

『タンク』は戦車を上から眺めた姿をモチーフとしており、長四角のケースの両端は戦車のベルト式履帯をイメージさせるように突き出しています。
文字盤も、懐中時計の主流であった円形から、長方形へと進化を遂げ、芸術的価値の高いスタイリッシュなデザインとなりました。

『タンク』にはさまざまなデザイン、シリーズが展開されており、メンズ仕様のもの、レディース仕様のものなど、多種多様です。
世界中にファンがおり、タンク愛用者のことを「タンキスト」と呼ぶほどメジャーな存在です。

ミシェル・オバマやアンジェリーナ・ジョリーも「タンキスト」として有名です。

今回お買取りした『アロンジェ』は、エレガントなクォーツ式のレディース腕時計で、煌びやかなゴールドのケース、ストラップが印象的です。ケースサイドにはダイヤが贅沢にあしらわれており、ゴージャスでラグジュアリーな装いを叶えてくれます。
シックなスーツスタイルと合わせれば、女性らしい華やかさをプラスしてくれますし、フェミニンなスタイルと合わせれば高級感と品格をプラスしてくれます。カジュアルスタイルと合わせればコーディネート全体がセレブ感あふれるスペシャルなものに。

ここぞというときに身に着けたい最高品質の腕時計です。

カインドベアでは、カルティエなどのハイブランドが手掛けた時計を積極買取しています。
有名時計ブランドはもちろん、ファッションブランドのものでも、丁寧に査定して適切なお値段をおつけいたします。ぜひ、お手元に眠っている時計をお持ちください。

LOUIS VUITTON ルイ ヴィトン モノグラムデニム M95050 ミニ プリーティ セミショルダーバッグ をお買取り致しました

ルイ・ヴィトンのミニプリーティ(M95050)をお買取りしました。モノグラムデニムのレディースセミショルダーバッグで、近年人気が高まっています。

 

ルイ・ヴィトンのモノグラムデニムは、2005年に登場したバッグのラインで、ルイ・ヴィトンのロゴマークの総柄であるモノグラムをデニム地にプリントし、さらにストーンウォッシュ加工を施してヴィンテージ感を出したものです。

デニムとヴィンテージは非常に相性がよく、ストーンウォッシュ加工で新品なのに着古したように見せる技法はよく使われますが、同じように使い古した雰囲気をまとったモノグラムデニムは、カジュアルシーンで持てるヴィトンとして人気を博しました。

 

デニム特有の柔らかさにより使い勝手が良く、ヴィンテージ加工された生地で汚れや傷が目立たないことから、アウトドアなシーンで持ち歩くのに適しています。

もちろん、カジュアルファッションと合わせて街中を歩くのにも最適ですし、ちょっとしたお出かけで気軽に持って行けるという、ハイブランドバッグの中では珍しい特徴をもっています。

 

そんなモノグラムデニムは、ルイ・ヴィトンファンのセレブたちに愛されてきましたが、一般的な「ハイブランドは”ここぞというシーン”で持ちたい(=フォーマル、パーティー、オフィシャル、など)」というイメージを持つ方は手に取らないことが多く、中古などは比較的安価で手に入りやすいラインでした。

 

しかし、2017年にシュプリームとルイ・ヴィトンがコラボしてデニム生地にモノグラムをプリントしたシャツが発表されると、過去のモノグラムデニムに再び注目が集まるようになります。

高級+カジュアルという、相対する要素を両立させたデザイン性の高さは、多くの人の心を掴み、現在はモノグラムデニムの価値が大きく上がっています。

 

金具と持ち手には高級感をしっかりと盛り込み、ラフな格好も「きちんと」見せてくれるファッションアイテムです。パンツスタイルにもスカートやワンピースにも合わせやすく、特に若い世代のユーザーも持ちやすい逸品です。

 

カインドベアでは、ルイ・ヴィトンのモノグラムデニムを積極買取しております。

他、ルイ・ヴィトンをはじめとする世界各国のハイブランドアイテムをお買取りしております。定番のものは需要も高く安定してお値段をつけられますし、限定のものや珍しいものは希少価値の高さから高値がつく可能性がございます。ぜひ、一度お持ちいただき、いくらになるか査定に出してみてください。

TIFFANY&Co. ティファニー Pt950 ダイヤモンド 0.26ct リング をご売却頂きました

ティファニー(TIFFANY&Co.)のダイヤモンドリングをお買取りいたしました。

ダイヤモンドは0.26カラット、リング素材はプラチナ(Pt950)、サイズは9号です。

 

ザ・シンプルと言えるダイヤモンドリングで、装飾や彫刻のないプラチナのリングに、小ぶりなダイヤモンドが1粒きらめいています。6つの爪で固定されており、定番の中の定番というスタイルのリングとなっています。

 

ティファニーのアクセサリーやリングは、シンプルなデザインのものも多く、余計なものを削いだ洗練された装いを楽しめます。

今回お買取りしたダイヤモンドリングも、シンプルを絵に描いたようなリングです。

 

シンプルで勝負するということは、素材の質で勝負するということになります。

ティファニーは、リング部分には世界基準とされる純度95%のプラチナを用いています。プラチナならではの美しい白銀色が指によく馴染みます。さらにティファニーは、ブランドアクセサリーに用いるダイヤモンドに厳しい基準を設けています。

 

ダイヤモンドの品質を決めるポイントは「4C」と呼ばれており、「Carat(カラット)・Cut(カット)・Color(カラー)・Clarity(クラリティ)」の各基準により決定されます。

 

カラットはサイズ、カットは輝きを決めるカット数、そしてカラーについてはランクが下がると黄みがかったものになり、ランクが上がれば上がるほど無色透明となります。

そしてクラリティは透明度のことで、ティファニーは特にこの「クラリティ」にこだわり、他よりも厳しい目でダイヤモンドの選定をおこなっています。

 

専門的な知識、経験、知見を有した鑑定士が厳しい目でダイヤモンドを鑑定し、一般的な基準よりも厳しく線引きをしてクラリティを見ていきます。グレードの境目にあるダイヤモンドについては、低い方にするという徹底ぶりで、ティファニーのダイヤモンドへのこだわりが伺えます。

 

ティファニーにダイヤモンド鑑定士、ハンナ・ジー氏は「ティファニーでは、ダイヤモンドの美しさを損なってしまうものは一切受け入れません」と述べ、ブランドの品格の高さを伝えました。

 

シンプルな中に、不変の美しさが輝き続けるティファニーの魅力が詰まったダイヤモンドリングは、飽きが来ず、長く身に着けたいと思わせる力が宿っています。

 

カインドベアでは、ティファニーをはじめとするハイブランドのアクセサリーやファッションアイテムのお買取りに力を入れています。

お手元に、使っていないアイテム、あるいは価値が知りたいアイテムがございましたら、是非お気軽に当店にお持ちください。

地震 ナマズ絵「馬神」版画 鯰絵 錦絵 江戸期 安政の大地震 浮世絵をお買取り致しました

江戸時代に出版された版画「鯰絵(なまずゑ)」より『馬神』という作品をお買取りいたしました。

人間のように着物を着たナマズと、馬神が描かれており、馬神の背後には民衆が群がり、ナマズを成敗するような馬上に加勢しているかのように見えます。

 

江戸期幕末の安政2年に江戸を襲った「安政の大地震」は歴史の授業でも教えられる大きな事件で、震度6クラスと想定される大地震は、火災も引き起こし、死者は1万人にも上ったとされています。

この「安政の大地震」後には、ナマズを描いた錦絵(浮世版画絵)が数多く出版され、現在は「鯰絵(なまずゑ)」と呼ばれています。

 

江戸を襲った未曾有の大災害により、壊滅的な状態となった街では、人々がなかなか日常を取り戻すことができずに混乱していました。その中で、それまで人気だった名所や役者、美人を描いた版画が売れるはずもなく、出版社は頭を抱えました。

そこで目をつけたのが「ナマズ」だったのです。地下深くに、鹿島大明神の「要石(かなめいし)」に押さえつけられた地震鯰がいる」という伝説から、地震により混乱した江戸を風刺した錦絵を企画しました。これが後に「鯰絵」となるわけですが、実はこの「鯰絵」は違法なものでした。当時の江戸では、錦絵は出版前に検閲を通さなければならず、絵師や版元を明記すること、巷の噂を取り上げない、など厳しいルールが敷かれていました。鯰絵は根拠のない噂話から着想を得たものですので、違法だったわけです。

しかし、出版社は違法を承知の上で、鯰絵の出版に踏み切ります。地震後の混乱に乗じ、検閲を通さずに素早く売ってしまおうと目論みました。そのため、鯰絵は版元や絵師の名を入れない匿名のものばかりなのです。

 

目論み通り、鯰江は大ヒットし、飛ぶように売れていったと記録されています。

地震鯰が鹿島大明神に叱責されて「もう地震は起こしません」と謝っているものや、江戸の人々が大勢で地震鯰を成敗しているもの、地震除けのまじない文字が書かれたものなど、さまざまざま鯰絵が作られました。

 

今回お買取りした『馬神』という作品に関しても、同じく絵師や版元は記されていません。

「安政の大地震」で生き延びた人々の間でにわかに噂になったのが「馬の毛の目撃情報」でした。なぜか馬の毛が着物のたもとに入っていたという噂が囁かれていたのです。その噂は、やがて「地震が起きた際に、伊勢の大神宮が江戸まで神馬を走らせ、信心深い人々を救った」というものにまで大きくなったと言われています。

それにより、鯰絵には、馬が多く描かれるようになりました。『馬神』も、この噂から着想を得て描かれたものかもしれません。

 

カインドベアでは、浮世絵や錦絵など、江戸期の美術品を積極的にお買取りしております。

ご自宅に歴史的価値の高い古美術品や工芸品がございましたら、ぜひお持ちください。

 

CHANEL 19 シャネル AP0955 ロングフラップ ウォレット 二つ折り長財布 ラムスキン ブルー をお買取りいたしました

シャネルの魅力がたっぷり詰まった「CHANEL 19」のロングフラップウォレットをお買取りしました。二つ折りの長財布で、ふっくらしたラムスキンを用いており、印象的なブルーカラーと煌びやかなココマークがアイコニックなレディースウォレットです。

 

「CHANEL 19」は「シャネル ディズヌフ」と読み、2019-20年の秋冬コレクションで登場した比較的新しいコレクションのバッグです。

 

手掛けたのは、長年シャネルを牽引してきた2人のデザイナー、カール・ラガーフェルドとヴィルジニー・ヴィアールで、2人の共同デザインのバッグとしては最後のコレクションになります。

2019年に発表されたことから「19(ディズヌフ)」と名付けたのですが、これはシャネルの創業者であるココ・シャネルが1955年2月に発表した伝説のバッグに「2.55(55年の2月)」と名付けたことから取っています。また、ココ・シャネル自身が「19」という数字を大切にしてきたということも大きな意味をもっており、ココ・シャネルへの敬愛とブランドの意志を引き継ぐバッグとしての意義を込めたものとされています。

ちなみに、ココ・シャネルの誕生日は8月19日で、彼女の最期の名作と言われる香水は「19番」です。

 

シャネルの財布は、バッグをそのまま小さくして財布としてリデザインしたものが多く、シリーズの名前もバッグと同じものがついています。

今回お買取りした「CHANEL 19」のロングフラップウォレットも、もともとは同名のバッグシリーズからきています。

 

バッグとも共通している特徴としては格子状のキルティング柄である「マトラッセ」を採用し、生地は柔らかくふっくらとしたラムスキンを用いています。

中央には大振りのココマークを配置し、かなり存在感があります。

 

今回お買取りしたフラップウォレットは、ビビッドな深いブルーが特徴的で、高級感が溢れる中にも遊び心とお洒落な装いが感じられます。

手に持つだけでシャネルの財布とすぐ分かるため、スッと背筋が伸びるような、立ち居振る舞いも一流のものであるよう自分自身を律することができるような、そんな力を秘めています。

 

シャネルの魅力が詰まった「CHANEL 19」の長財布の他にも、バッグや財布、アクセサリーなど、当店にはシャネルの買取実績が豊富にございます。

シャネルだけでなく、世界的に有名なハイブランドのアイテムは積極的にお買取りさせていただきますので、ご自宅に眠っているブランドアイテムがございましたら、ぜひお気軽にお持ちください。心よりお待ちしております。

HERMES エルメス ジャンボ チョーカー 2連ブレスレット ゴールド金具 ブラウンレザーをお買取り致しました。

エルメスのジャンボチョーカーをお買取りいたしました。

重厚感のあるブラウンレザーにフックタイプのゴールドの金具がついたもので、首元につけるのはもちろん、腕に二重に巻き付けて二連ブレスレットとして使うこともできます。

 

エルメスといえば、上質なレザーを使った革製品のイメージが強く、特にバッグや財布は人気です。創業当時は馬具を中心に名を馳せたブランドですが、その後バッグ、アクセサリーと、さまざまなファッションアイテムを展開するようになります。

チョーカーやブレスレットにも大胆にレザーをもちいて、エルメスらしさをしっかりと取り入れていることから、エルメスファンから支持を得ています。

 

お買取りしたブラウンレザーのジャンボチョーカーは、レザーが持つ特有のワイルドなかっこよさと、高級感や上品な表情が、シンプルなチョーカーの中にも感じられる逸品で、女性はもちろん男性も身に着けやすいです。

「ジャンボ」という名前がついている通り、太いレザーに大ぶりな金具がついているデザインで、細々した装飾はなくシックかつシンプルなつくりになっています。腕に二重に巻き付ける二連ブレスレットとして身に付ければ、腕を華奢に見せる効果が期待できそうです。

 

ダークブラウンの色味は、ブラックベースのファッションと合わせれば少し表情を変えてくれますし、淡い色合いやビビットなカラーのファッションと合わせればコーディネート全体をキリッと引き締めてくれます。

パーティーなどの華やかなシーンでも、アクティビティやショッピングなど休日のプライベートな時間にも、気軽に身に着けてお洒落度を上げられるアイテムです。

 

エルメスをはじめとするハイブランドのファッションアイテムは、ブランド初心者にとっても「始めやすい」アイテムとして人気です。プチプラファッションにハイブランドアクセサリーを合わせるファッションも、インフルエンサーの間でよく見られ、アクセサリー需要が高まっています。

カインドベアでは、ハイブランドのアクセサリーやファッションアイテムの買取を積極的に承っています。ネックレスやブレスレット、リングのほかにもキーホルダーやチェーンなど、小さなカジュアルアイテムも査定させていただきます。ご自宅にハイブランドのアイテムが眠っている方は、ぜひ一度お持ちください!

和太守卑良 杉文器 共箱付きをご売却頂きました

和太守卑良の杉文器をお買取りさせていただきました。共箱つきです。

 

和太守卑良は、1944年に兵庫県西宮市に生まれ、幼少の頃より美術や工芸に興味を持っていたと自伝で語っています。しかし、具体的に芸術で生計を立てようと考えていたわけではなく、高校生まで過ごしていた中、親知らずが痛み歯医者へ行ったことが、和太守卑良の転機となります。

歯医者と絵の話になったときに「君はひょっとしたらそっちの方に向いているかも」と言われたことで、絵や芸術、工芸の進路に興味を持ち、自身で調べて京都市立美術大学への入試資料を取り寄せました。受験要項に掲載されていた「美」を図案化した校章は彼の目を引き、さらに「陶磁器専攻」という未知の専攻が彼の興味を引きました。こんなところに誰が行くのだろう、という単純な好奇心で受験したところ、合格したことにより、和太守卑良は京都市立美術大学で陶芸の基礎について学ぶこととなりました。

 

在学中に、当時校長であった長崎太郎氏に勧められ、愛知県安芸の古釜の復興に従事した経験は、彼の作品に大きな影響を与えたと言われています。

 

卒業後には、陶芸家として精力的に活動し、独創的な製法やデザインで注目を集めました。特に彼を代表する、手捻りで形成する技法は独特な個性を放ち、名品と称されています。

今回お買取りした「杉文」も彼の技法のひとつで、繊細な技術が詰め込まれた、非常に価値の高いものです。

他にも、さまざまな種類の土を混ぜ合わせ、独特な表情や風合いを出す技法も和太守卑良を代表するものです。

 

彼の造形力と創造力は、高い評価を得て、天才・伝説、と呼ばれるようにまでなります。ファエンツァ国際陶芸展では金賞を受賞するなど、世界的にも高く評価される最高峰の陶芸家です。

和太守卑良の作品は、茶道具として使われることが多く、茶道の世界にも多くの影響を与えています。

 

カインドベアでは、日本が誇る名匠たちによる陶芸や工芸品のお買取りに力を入れております。茶道具や、酒器、食器、飾り皿など、幅広いアイテムを積極的にお買取りしていますので、ご自宅に眠っている価値の高い陶芸品、手工芸品、また美術作品などがございましたら、ぜひ一度査定に出しに当店へお持ちください。