PANERAI パネライ ラジオミール ブラックシール ロゴ PAMC0380(PAM00380) Cal.OP II 手巻 メンズ腕時計をお買取り致しました

パネライのラジオミールをお買取りいたしましたので、ご紹介します。

パネライとはイタリアの老舗時計ブランドで、ラジオミールはもともと海軍用の時計として開発されました。今回お買取りしたラジオミールはブラックシールというモデルで、OPのロゴ入りです。

 

パネライは、1860年にイタリアで誕生したブランドです。創業者のジョバンニ・パネライは、時計以外にも温度計や気圧計も製造していました。パネライは、精密機器製造の技術の高さを買われ、潜水特殊部隊のための軍用時計を作るよう海軍から要請されます。

それを受けて開発された時計こそが、元祖ラジオミールです。名前の由来は「ラジウム」という発行物質からで、暗がりでも文字盤が見えるようラジウムを使用したことからこの名前がつけられました。

 

ラジウムは放射性物質であるため、製造過程での被ばくが問題視され、いずれ使われなくなり、それに代わってルミノールが使われるようになります。

ちなみに、ラジウムの放射線は紙1枚で遮断できる程度のものであるため、時計として使う分には問題なく、製造者たちの健康被害を防ぐためにルミノールへの移行が決定されたそうです。

 

パネライはラジオミールよりも後に「ルミノール」と名付けたモデルも発売していますが、現代も元祖ラジオミールのモデルを受け継いだ「ラジオミール」モデルが製造販売されています。ルミノールとラジオミールにはいくつもの点で違いが見られますが、ラジオミールの方が軍用時計の歴史を踏襲しています。

ルミノールにはリューズプロテクターがついていますが、ラジオミールにはプロテクターはついておらずリューズがそのまま飛び出した形となっています。また、ルミノールはメタル素材のブレスレットタイプのベルトのモデルが多数あるのに対し、ラジオミールは革ベルトにこだわっています。

比較してみると、ラジオミールの方がクラシカルでアンティークな雰囲気を漂わせている傾向にあります。

 

そんなラジオミールの入門編としてリリースされたのがブラックシールモデルでした。

ラジオミールとルミノールの要素を持ち合わせており、スタイリッシュに洗練されたデザインが特徴です。高級腕時計として有名だったパネライの中でも比較的リーズナブルに購入できるモデルとして、入門者に嬉しい価格で売り出されました。ブラックシールは黒いアザラシという意味ですが、イタリア海軍特殊部隊の低速魚雷部隊の愛称であったことで知られており、パネライのブラックシールはこちらが由来と言われています。

 

手巻き時計で、昔ながらの高級腕時計という雰囲気を醸し出しながら、時計としての性能の高さはもちろん、そのファッション性の高さも注目されているモデルです。

 

自分への贈り物やご褒美に、ワンランク上のファッションを目指すときのアイテムに、大切な人へのプレゼントに、とさまざまなシーンで購入したい腕時計です。

 

カインドベアでは、パネライの腕時計、特にラジオミールやルミノールなどの人気のモデルを喜んでお買取りしております。他の時計ブランドの腕時計も積極的にお買取りしておりますので、ぜひお気軽にお持ちください。