グッチのフローラトートバッグをお買取りさせていただきました。
グッチのフローララインは、知る人ぞ知る定番アイコンですが、実はこのデザイン、たった2日で生まれたものだったということはご存じですか?
1966年に、モナコ公国の公妃であったグレース・ケリーがミラノのグッチに来店しました。その際にグッチのバッグを購入したのですが、当時の店のオーナーであったルドルフォ・グッチが「何か公妃のために特別な贈り物をお渡ししたい」と申し出たそうです。
グレース・ケリーはスカーフを希望しましたが、彼女に似合うようなスカーフが無いと思ったルドルフォは、急遽ヴィットリオ・アッコルネロという著名なイラストレーターにスカーフのデザインを依頼しました。公妃をイメージしたフラワーモチーフで、と。
その翌日には、すぐにデザインが届けられ、そのデザインこそが「フラワーライン」として人気をはくしたグッチのアイコンデザインとなりました。
フラワーラインには、ヴァイオレットやチューベローズ、マグノリアなど、色とりどりの花がデザインされており、ルドルフォ・グッチが予想したよりもはるかに大きな人気を獲得しました。
フラワーラインは、華やかでありながら、どこかエレガントで派手すぎず、絶妙な女性らしさが魅力です。
グッチは、このフラワーラインからインスピレーションを得たフレグランスもリリースしています。
フラワーラインは全て同じデザインではなく、アイテムによって微妙にそのデザインが異なります。昆虫が描かれているものもあり、今回お買取りしたトートバッグには花の間に小さな蝶が描かれています。
花だけのデザインもありますが、蝶、蜂、トンボなどを描くことで、より躍動感溢れるいきいきとした雰囲気を演出できます。
シンプルなファッションと合わせればバッグを主役としたコーディネートが完成します。カジュアルウェアと合わせると、少しだけ背伸びしたような、大人っぽくエレガントな装いに変身できます。
カインドベアでは、グッチをはじめとする各ハイブランドのアイテムを積極的にお買取りしています。家にあるけれど使っていない、ただしまいこんでいるだけ、というアイテムがある方は、是非一度、お気軽にお持ちください。眠らせているだけではブランド商品は真価を発揮できません。欲しい!と願う方々のもとへと届けてみませんか?