今回はフェンディのロゴデザインが印象的なショルダーポシェットバッグをお買取りさせていただきました。
これでもかというくらいフェンディのロゴがふんだんに盛り込まれており、一目見ただけでハイブランドバッグだということが分かる個性的なバッグです。
フェンディのロゴは「F」と「F」をひっくり返したものを向かい合わせにしたもので、これは「FENDI」の頭文字を取ったのはもちろん、「Fun Fur(毛皮を楽しむ)」という意味を込めて「F」を2つ用いたそうです。
フェンディは、もともとは革や毛皮製品を扱うブランドで、当時は世界的に毛皮製品が流行していたため、「Fun Fur」というキャッチコピーをロゴに込めたと言われています。
ただ、現代は動物愛護の観点や、毛皮目的の乱獲から動物たちを守るという観点からも、毛皮製品はフェイクファーに置き換わりつつあります。
そんな時代の流れを受け、フェンディも革・毛皮製品だけでなく、より幅広いファッションアイテムを扱うようになりました。カジュアルで遊び心があるデザインが特徴で、ラグスト(ラグジュアリーストリート)を代表するようなブランドとして世界中にファンを作っています。
今回お買取りしたバッグの柄は「ズッカ柄」というフェンディを代表する柄です。
80年代、90年代ころに大流行した柄で、その後は一時はやりが遠のきあまり見かけなくなっていたのですが、ここ最近人気が再燃しています。
ファッション業界には「リバイバル」という用語があり、20~30年ごとに流行が繰り返されることを指します。
昨今「平成レトロ」というファッションが流行っており、ルーズソックスやギャルメイクを楽しむ若者が増えていますが、ブランドの流行り廃りにも似たような「サイクル」があります。
フェンディのズッカ柄も、ここ最近、有名な芸能人やセレブが着用するようになり急に人気に火がつきました。
既に製造が終了しているズッカ柄のバッグやファッションアイテムは中古品に高値がついています。ファッショニスタたちの中で需要が高まり、ズッカ柄を持ちたいと切望する人が増えているためです。
この機会に、ご自宅にフェンディのズッカ柄のアイテムをお持ちの方は、売りに出してみませんか?昔使っていたけれど今はもう使わない、母が持っていたけれど今は誰も使っていない、といったバッグやアクセサリーがあれば、今なら高値がつくかもしれません。
カインドベアは、眠っているハイブランド商品に光をあて、必要としている方のもとへと責任をもってお届けします。お持ち込み、心よりお待ち申し上げております。