素晴らしい花瓶をお買い取りさせていただきましたので、早速ご紹介させてください!
日本屈指の伝統工芸「有田焼」の陶磁器メーカー深川製磁の時代物の花瓶です。
深川製磁は佐賀県有田町の陶磁器メーカーで、あのパリ万博にも出品した事がある歴史を持ち、現代まで脈々と有田焼の伝統を受け継いできています。
まさに一級品を世に産み出し続けている陶磁器メーカーですが、今回お買い取りした深川製磁の花瓶は、思わず息を呑むほど美しい逸品でした。細密に描かれた花々の絵柄が見事で、骨董品というよりも、工芸品というよりも、もはや美術品、芸術作品という印象を強く受けました。
瓶には梅、菊、芍薬の花が緻密に描かれています。これらのバランスが非常に美しく、また、色合いも絶妙で、藍色の葉と色とりどりの花が生き生きと描かれているのは、本当にひとつの芸術作品のようです。
それではここで、深川製磁のちょっとしたウンチク話を。
実はこの深川製磁、古くから宮内庁に製品を献上してきていたのですが、宮内庁の御用達であるという事を商売に利用する事を嫌い、ずっとこの事実を隠してきました。
それが、つい最近の話ですが、2018年に執り行われた守谷絢子さんの結婚披露宴晩餐会の引き出物として納めたボンボニエールが別の窯元製であると誤報されてしまい、これを否定するために、宮内庁の御用達である事、このボンボニエールも深川製磁のものであるという事を公表しました。これにより、深川製磁のブランド価値はグンと跳ねあがりました。
また、2019年公開の映画「アルキメデスの大戦」の中でも深川製磁の陶磁器が使われるシーンがあると公式ホームページで公表しています。
歴史的なシーンに色を添える役も担う、貴重な陶磁器を世に送り出しているという事ですね。
そんな深川製磁の陶磁器は、超一流料亭や有名レストランで食器として人気を博しています。芸術性の高い深川製磁の陶磁器は料理に華を添えるのにも最適なのでしょう。
そんな深川製磁の素晴らしい花瓶は、家に置いておくだけで急にその空間が格式高いものになったかのように感じられること請け合いです。
カインドベアではこのような一級の骨董品、珍しく価値のある美術品も数多く取り揃えております。ご興味ある方は是非足をお運びください。
また、ご自宅に骨董品や美術品が眠っているという方も、ぜひカインドベアにお持ちください。プロの鑑定士がその価値を査定いたします。