裏千家家元 鵬雲斎(十五代 千宗室)筆 一勢
当店の参考買取額
裏千家家元 鵬雲斎(十五代 千宗室)筆 一勢
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裏千家家元 鵬雲斎(十五代 千宗室)筆 一勢
買取について
神奈川県内在住のお客さまから、掛軸買取のご依頼をいただきました。
お客さまは、ご自身の入院を機に、掛軸をはじめとする美術品のコレクションを整理することを決めました。
まだ元気なころは、コレクションを整理することなど考えたこともありませんでした。しかし、自分の身に迫る厳しい現実からもはや目を背けることはできず、多くの掛軸に別れを告げる時がやって来ました。
お品物の状態は、おおむね良好であり、お品物を大事にされていたことが伝わってきました。お客さまは、お品物の魅力を熱く語っていたかと思えば、手放すことの寂しさも吐露されていました。お客さまのそのような思いにも、当店は、少しばかりお応えできたのかなと思っています。
経験豊富なスタッフが皆さまを心よりお待ちしています。
お客さまは、ご自身の入院を機に、掛軸をはじめとする美術品のコレクションを整理することを決めました。
まだ元気なころは、コレクションを整理することなど考えたこともありませんでした。しかし、自分の身に迫る厳しい現実からもはや目を背けることはできず、多くの掛軸に別れを告げる時がやって来ました。
お品物の状態は、おおむね良好であり、お品物を大事にされていたことが伝わってきました。お客さまは、お品物の魅力を熱く語っていたかと思えば、手放すことの寂しさも吐露されていました。お客さまのそのような思いにも、当店は、少しばかりお応えできたのかなと思っています。
経験豊富なスタッフが皆さまを心よりお待ちしています。
鵬雲斎 掛軸 買取について
裏千家15代 千宗室は、1923年に京都で生まれ、1964年に家元を継ぎました。茶を通じての世界平和を願い、世界60か国を歴訪し、茶道文化の紹介に尽力しました。1997年には文化勲章を受章。2014年に家元を引退し、玄室を名乗っています。「鵬雲斎(ほううんさい)」は号です。一行物をはじめとする書や、各種の著述にも才能を発揮しました。
本作品は、鵬雲斎の筆により、「一勢」と書かれています。雄渾な筆致であり、まさしく「一勢」のイメージそのものといえるでしょう。余白にも、「わび・さび」のような美意識が感じられます。たった2文字というシンプルな書ですが、見る者それぞれに直観的に伝わってくるものがあります。これも鵬雲斎のセンスの表れなのでしょう。
本紙は紙本であり、軸先は漆塗りです。書と同様に、表具も見事です。
また、共箱の蓋の裏側には、鵬雲斎本人による箱書があります。
本作品は、鵬雲斎の筆により、「一勢」と書かれています。雄渾な筆致であり、まさしく「一勢」のイメージそのものといえるでしょう。余白にも、「わび・さび」のような美意識が感じられます。たった2文字というシンプルな書ですが、見る者それぞれに直観的に伝わってくるものがあります。これも鵬雲斎のセンスの表れなのでしょう。
本紙は紙本であり、軸先は漆塗りです。書と同様に、表具も見事です。
また、共箱の蓋の裏側には、鵬雲斎本人による箱書があります。