十四代 酒井田柿右衛門 苺文香炉 濁手
当店の参考買取額
十四代 酒井田柿右衛門 苺文香炉 濁手
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十四代 酒井田柿右衛門 苺文香炉 濁手
買取について
お品物は、お客さまがご実家でお父さまの遺品を整理されていたときに見つけたとのことです。木箱を開けると、上品できれいな色合いをした香炉が現れました。そして、箱をあらためて見てみると、「十四代 柿右衛門」という署名が。お客さまは、「これはただの香炉ではない」と思われたそうです。
お客さまのお父さまは、生前、三度の飯より骨董が好きだったということです。骨董品を集めるのが趣味で、暇を見つけては、骨董品のメンテナンスを怠らなかったようです。そして、佐賀県・有田町にある「柿右衛門窯」にも何度か足を運ばれたことがあるとか。お品物につきましても、共箱付きで、コンディションはおおむね良好であり、大事にされていたのがうかがえます。
お客さまのお父さまは、生前、三度の飯より骨董が好きだったということです。骨董品を集めるのが趣味で、暇を見つけては、骨董品のメンテナンスを怠らなかったようです。そして、佐賀県・有田町にある「柿右衛門窯」にも何度か足を運ばれたことがあるとか。お品物につきましても、共箱付きで、コンディションはおおむね良好であり、大事にされていたのがうかがえます。
十四代 酒井田柿右衛門 苺文香炉 について
十四代 酒井田柿右衛門(1934-2013)は、有田焼の名工であり、その作品の数々は、日本国内だけでなく海外でも高い評価を受けています。2001年に「色絵磁器」の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定され、2005年には旭日中綬章を受賞しています。
十四代 酒井田柿右衛門は、十二代と十三代がよみがえらせた濁手の技法を受け継ぎ、これをさらに極めていきます。
十四代 酒井田柿右衛門による濁手作品の中でも、高い人気を誇るのが「苺文香炉」です。苺文は、十四代の個性が感じられる図柄といえるでしょう。
本作品は、やわらかく温かみのある乳白色の素地に、柿右衛門様式の美しい苺文の図柄がよく調和している逸品です。まるで純白のキャンパスに描かれた絵画のような構図が特徴です。色の構成と配置、そして余白からは、明るいながらも繊細で上品さが感じられます。
十四代 酒井田柿右衛門は、十二代と十三代がよみがえらせた濁手の技法を受け継ぎ、これをさらに極めていきます。
十四代 酒井田柿右衛門による濁手作品の中でも、高い人気を誇るのが「苺文香炉」です。苺文は、十四代の個性が感じられる図柄といえるでしょう。
本作品は、やわらかく温かみのある乳白色の素地に、柿右衛門様式の美しい苺文の図柄がよく調和している逸品です。まるで純白のキャンパスに描かれた絵画のような構図が特徴です。色の構成と配置、そして余白からは、明るいながらも繊細で上品さが感じられます。