織田廣喜「森の少女」
当店の参考買取額
織田廣喜「森の少女」
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織田廣喜「森の少女」
買取について
お品物は、お客さまが、ご実家の整理をしていたときに、物置の奥から見つけたものでした。どうやら、お客さまのお父さまが長年、しまったままにしていたようでした。
お客さまは、お品物をこのような状態にしておくのはもったいないと考え、売りに出すことを提案。お父さまから強く反対されることが予想されましたが、意外にもあっさりと許しが出ました。保管に場所をとっていたにもかかわらず、お父さまは、お品物の存在すら忘れているようでした。
お品物には保護ガラスが施されていませんでしたが、作品と、これを納めた額ともに、おおむね良好な状態でした。また、タトウ箱と黄袋も付いていました。
当店では、多種多様な品物を取り扱っており、絵画の買取もしています。経験の豊富なスタッフが、しっかり対応いたします。まずは、お気軽にご相談ください。
お客さまは、お品物をこのような状態にしておくのはもったいないと考え、売りに出すことを提案。お父さまから強く反対されることが予想されましたが、意外にもあっさりと許しが出ました。保管に場所をとっていたにもかかわらず、お父さまは、お品物の存在すら忘れているようでした。
お品物には保護ガラスが施されていませんでしたが、作品と、これを納めた額ともに、おおむね良好な状態でした。また、タトウ箱と黄袋も付いていました。
当店では、多種多様な品物を取り扱っており、絵画の買取もしています。経験の豊富なスタッフが、しっかり対応いたします。まずは、お気軽にご相談ください。
織田廣喜「森の少女」 について
織田廣喜は、1914年、福岡県に生まれ、日本美術学校西洋画科を卒業後、二科展を主な発表の場として、2012年に98歳で亡くなるまで、精力的に創作活動を続けていました。
織田は1960年に初めてフランスへ渡り、それまで夢見ていた異国の姿を実際に目にして、現実と想像のギャップを思い知ります。こうした経験から、現実をそのまま描くのではなく、想像力をもって絵を制作することの重要性に思い至り、デフォルメされ叙情と哀愁を感じさせる女性の姿や、幻想的な風景などの作品を描き、人気を博しました。
本作品に目を移すと、キャンバスに描かれた少女は、立ち込めたもやの中に立っているようにも見え、視線をそらし、どこか哀愁を帯びており、織田の独特な世界観がうかがえます。なお、織田による「森の少女」というタイトルの作品は、本作品のほかにも数々存在し、さまざまな描かれ方がされています。
織田は1960年に初めてフランスへ渡り、それまで夢見ていた異国の姿を実際に目にして、現実と想像のギャップを思い知ります。こうした経験から、現実をそのまま描くのではなく、想像力をもって絵を制作することの重要性に思い至り、デフォルメされ叙情と哀愁を感じさせる女性の姿や、幻想的な風景などの作品を描き、人気を博しました。
本作品に目を移すと、キャンバスに描かれた少女は、立ち込めたもやの中に立っているようにも見え、視線をそらし、どこか哀愁を帯びており、織田の独特な世界観がうかがえます。なお、織田による「森の少女」というタイトルの作品は、本作品のほかにも数々存在し、さまざまな描かれ方がされています。