十四代酒井田柿右衛門作 濁手 紅葉図 大皿
当店の参考買取額
十四代酒井田柿右衛門作 濁手 紅葉図 大皿
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十四代酒井田柿右衛門作 濁手 紅葉図 大皿
買取について
お品物は、お客さまのご主人が長年大切にされてきたものだそうです。ご夫婦の仲もよく、円満なご家庭を築かれていましたが、台所事情があまりよくないことから、お客さまは家計の見直しに着手しました。そこで、固定費の削減などとともに、お品物を売ることを検討しました。当然ながら、お品物を処分することに対しては、ご主人の激しい反対に遭うことになります。しかし、突き付けられた厳しい現実を考えると、悠長なことを言っていられません。ご主人から何とか許可を得ることができ、当店に買取を依頼されました。
お品物は共箱に収められ、状態もおおむね良好でした。
酒井田柿右衛門の磁器は、日本はもとよりヨーロッパなどの海外でも評価が高く、高額で取引されている作品も多くあるようです。
お品物は共箱に収められ、状態もおおむね良好でした。
酒井田柿右衛門の磁器は、日本はもとよりヨーロッパなどの海外でも評価が高く、高額で取引されている作品も多くあるようです。
十四代酒井田柿右衛門作 濁手 紅葉図 大皿 について
酒井田柿右衛門は、佐賀県有田の陶工であり、江戸時代初期から今日まで15代にわたって、独特な作風の色絵磁器を焼いています。その最大の特徴は、「濁手(にごしで)」といわれる乳白色の磁肌に、赤、青、青緑、黄、紫などの色絵具を用いて花鳥人物文などを描く「赤絵」の華麗な絵柄にあります。
十四代柿右衛門は、一時途絶えていた濁手の技術をよみがえらせた十二代の祖父と十三代の父から薫陶を受け、伝統と工房を受け継ぎ、数々の傑作を生み出してきました。また、2001年には、いわゆる人間国宝に認定されています。
本作品は、温かみのある白い素地に、もみじの赤や緑などが艶やかに調和しています。もみじは左右非対称に描かれており、器に奥行きをもたらしています。また、絵柄を控えめにすることで、「余白の美」を際立たせています。
十四代柿右衛門は、一時途絶えていた濁手の技術をよみがえらせた十二代の祖父と十三代の父から薫陶を受け、伝統と工房を受け継ぎ、数々の傑作を生み出してきました。また、2001年には、いわゆる人間国宝に認定されています。
本作品は、温かみのある白い素地に、もみじの赤や緑などが艶やかに調和しています。もみじは左右非対称に描かれており、器に奥行きをもたらしています。また、絵柄を控えめにすることで、「余白の美」を際立たせています。