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東京国際スポーツ大会記念切手

当店の参考買取額

東京国際スポーツ大会記念切手
ASK

無目打ち＋印字漏れのレアなエラー切手

東京国際スポーツ大会記念切手
買取について

切手のコレクターは、たくさんいます。子どものときから収集をしていた、という方も多くおられると思います。お客さまもその一人でした。

大人になってお給料をもらう立場になると、コレクションにますます拍車がかかります。新しく出た切手をシート単位で購入したり、切手商からお気に入りのものを購入したりするようになりました。

お品物は、なじみの切手商から入手しました。お客さまは、お品物を見た瞬間に衝撃が走ったといいます。これまで数多くの切手を目にしてきましたが、これほどインパクトのあるものを見たことはありませんでした。このため、お品物の購入を即決しました。

若い頃の収集熱はどこへやら。退職した今は、切手への興味は既になく、別のことに打ち込む日々。そんなある日、自宅の片付けをしていたときに、押入れから、切手アルバムの束が出てきました。かなりの量でしたので、当店に出張買取を依頼されました。

東京国際スポーツ大会記念切手について

本商品は、「東京国際スポーツ大会」の開催を記念して、1963年（昭和38年）10月11日に発行されました。

東京国際スポーツ大会は、東京オリンピックの開かれる前年の1963年10月11日から6日間、新装なった国立競技場に34か国、603名の外国選手を招いて行われた国際競技大会。オリンピック大会組織委員会が、競技の運営に万全を期すために、諸外国に呼びかけて行われ、この東京大会以降、「プレオリンピック」として、オリンピック大会の前年にその開催予定地で同様の大会が開かれるようになりました。

本商品は、飛び込み、棒高跳び、単距離という3つの競技種目を図柄とした切手のシートですが、目打ちがありません。さらに、「10」という額面と発行年を表す「1963」の下には、本来印字されているはずの「東京国際スポーツ大会記念」という文字がありません。これは、いわゆる「エラー切手」の一種であり、その希少性から、収集家の間で珍重される傾向があります。