万年筆・パーカー(PARKER)についての買取について
万年筆・パーカー(PARKER)について
アメリカでは19世紀末には万年筆の基本形ができあがっていた。しかしそれはあくまで基本形であり、書きやすさ使い勝手は水準に達していなかった。それを見かねて理想的な万年筆を作ろうしたのが電信技師のジョージ。サッフォード・パーカーだ。試行錯誤の完成させたのが「ラッキー・カーブ・ペン」と名付けた万年筆。1888年にこの万年筆を販売。ここからパーカー社の歴史が始まる。パーカーの万年筆といえば、1921年に発表されたデュオフォールド・オレンジが有名。それまで黒一辺倒だった万年筆にオレンジ色のアールデコ調のデザインを取り入れ、センセーショナルな風を吹き込んだ逸品である。現在パーカーの拠点はイギリスにあり、1987年には英国王朝から「ロイヤル・ワラント(英国王室御用達)」という名誉を与えられるほど格式の高いブランドとなった。